
今週木曜(12日)になりますが、新型5シリーズセダン(G30)の日本仕様がついに発表されました。
昨年10月の本国デビュー、今週9日に開幕したデトロイトショーでのショーデビューから半年経たないうちに発表されるという近年のBMWを象徴するサプライズは新型でも健在になりましたが、それだけ日本市場のことも考えられている証拠だといえますね。
今回市場上陸を果たしたグレードはご覧のとおりになったんですが、当初はディーラーからの事前情報に出ていた523d・530i・540i・540i xDrive(4WD)だけでスタートするかと思いきや、先代同様ガソリン車の廉価モデルとして設定する523iと、アクティブハイブリッド5の実質的後継のPHV車である530eも意外に早いタイミングで導入がアナウンスされましたね。
とくに523iは今のところ(従来どおり“520i”を名乗るはずの)ドイツ本国では未発表なんですが、同車の国内におけるデリバリー開始は年度内第四四半期かららしいので、他グレードに比べてデリバリーの予定時期が遅れているのは「そのうち本国で追加発表されますよ」という意味合いも含まれているかもしれませんね。
Luxury・Mスポーツを後から発売の523i・530eも含む全グレードに設定、スタンダード(いわゆるベースグレード)が523のみというのは
こちらに書いたとおりBINGO!
(関係ありませんが、今みたく著名なグループになる前のAKB48が出したシングル曲のタイトルです)なラインナップになりましたが、そのなかで(客寄せパンダな仕様になっているからか)他グレードとの差が歴然な価格に設定されている523iスタンダードの6,990,000円は、今思えば昨年10月に行った価格改定前の先代・523dの同一グレードと値段が同じですね~。
ちなみに注目の装備で、(新型と同じCLARアーキテクチャーを使う)現行7シリーズ譲りのジェスチャーコントロールや、ディスプレイキーで操作可能なリモートパーキングシステムは523のスタンダードを除いたグレードで選べるパッケージオプションに組み込まれたようです。
523d・530・540の発売は来月11日からとのことなので、全国各地のディーラーで実車が拝められるのはあと数週間辛抱しなければなりませんが、私もその時が来るまでじっくり待ちたいと思います。あとテレビでのデビューCMも、発売と同時期にオンエアーされることになるでしょうね。どっちも楽しみ~(笑)
Posted at 2017/01/14 18:50:39 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ