
トミカの9月発売分が公式サイトを通じて詳細解禁されました。
なお、内容がおととい10日の時点で明らかになったのは、初回特別なしのNo.82
「トヨタSORA」(実車がおととし発表の燃料電池バス)と、初回特別ありで今回ご紹介するNo.38「アウディR8クーペ」のレギュラー品2台のみです。
このR8、元々は今月登場の新型
(ホンダ)フィット同様に6月発売予定とされていた一台であり、
過去のブログにさらっと書いた「とあるドイツ車」の正体でもあるんですが、すでにトミカ・プラレール総合カタログの2020年春版(公式サイトのトップページからPDF形式で閲覧・ダウンロードすることもできます)で情報開示は為されていたものの、一連の新型コロナ禍の影響によるスケジューリングの見直しでいつ発売が決まるかはもちろん、初回特別の有無すらも分からない状況でしたので、当ブログでは敢えてこのタイミングにプレビュー記事を綴ることにしました。
現行R8のクーペボディといえば、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、2017年6月登場で昨年11月に廃盤となって以後の今年3月に、その金型を流用し造られた
アメリカンポリスカー仕様がイオン店舗限定で発売されたことが記憶に新しい
元No.39のMC前に続く製品化となります。ちなみにトミカと同じ1/64規格のミニカーでMC後のスパイダーは、先ごろ海外ブランドのホットウィールで製品化され、そちらは
すでに日本でも発売中のようです。
昨夏に実車発表されたMC後の日本仕様は、クーペ/スパイダーともMC前の「V10プラス」に当たる高性能グレードの「パフォーマンス」のみをラインナップしたことから、トミカもその関係で同グレードをモデルに造られたようですが、試作品画像を拝見した限りでは金型の造り込みやスケール的に、「V10プラス」がモデルだったMC前に対する金型改修で対応したのでは?と思わせるほどの仕上がりになっているように見えたので、もし入手が出来ましたらMC前との仕様比較もブログまたはフォトギャラリーに載せていきたいと思います。
通常版のボディカラーが「アスカリブルーメタリック」
(今回のMCより設定された新色で、カタログやドイツ本国からの広報画像にも登場しているイメージカラーのようです)と思われる色合いなのは、前述した総合カタログでの情報開示とともに存じ上げていたんですが、初回特別はMC前の2色
(通常版:ダイナマイトレッドメタリック、初回特別:マコウブルークリスタルエフェクト)みたくビビッド系なカラーが選ばれたのかと思いきや、「アスカリ…」同様に暗めな印象のあるグレーを纏ったものになっていて意外でしたね。実車に設定されたグレーは「ケモラグレーメタリック」と「デイトナグレーパールエフェクト」の2種が存在するんですが、トミカの色合い的にはやや黒っぽくも見える後者が一番近そうかなと感じてます。
先代からお馴染みのサイドブレードもしっかり塗られていますが、通常版のボディ(アスカリ…?)にはアイスシルバーメタリック、初回特別のボディ(デイトナ…?)にはミトスブラックメタリックとの組み合わせが再現されたようですね。
レギュラー品では1月発売の(BMW)現行Z4以来8か月ぶりとなるドイツ車登場ですし、世界各国のGTレースに参戦するLMSのイメージで実車から好きなモデルですし、前述どおりMC前との仕様比較もしたくなったので購入はとりあえず決めましたが、ぶっちゃけ本音を言うと、トミカでアウディ車を“再登場”させてあげるなら、国内メーカーで主に日産が行っているように実車の販促という意味合いも込め、手ごろな値段とボディサイズの現行A1スポーツバックやQ2であったり、果ては
(先ごろ待望の日本仕様が正式発表された)新型Q3あたりのモデルでも良かった気がするのは私だけでしょうか?
Posted at 2020/07/12 21:01:00 |
ドイツ車(アウディ) | ニュース