
アウディ初の量産EV“e-トロン”のスポーツバックが、ようやく日本でも発表されました。
このスポーツバック、海外ではおととしデビューの標準ボディより遅れて発表(昨秋のロサンゼルスショーで初公開)されたので、日本上陸は時期的に両バリエーション同時発表になるかを予想していたんですが、7月末に突如公開された
プレスリリースや
スペシャルサイトにはスポーツバックだけが載っており「あれっ?」と疑問に思っていたんですよね…スポーツバック優先で導入されたのは、VW車でいうT-ROCに対するT-クロスのように、本国発表は遅くても日本仕様生産・発表までの準備が早く整えられていたのも一理あるでしょうし、(先日あるWeb記事を見たうろ覚えですが)
新型Q3は意外にも標準ボディよりスポーツバックのほうが売れているという噂を目にしたので、ライバルに無いスタイルのモデルから導入することで話題喚起を図りたかったのもあるんじゃないかと思いますね。
まずは導入記念車たる『1stエディション』のみを販売することになった関係もあり、標準ボディは行く行くスポーツバックのレギュラーグレードと並行して導入される公算が高いと考えれば良さそうでしょうか。

スポーツバックには国産車で現行レクサスESやホンダeに採用されたのとほぼ同じデジタルアウターミラー(バーチャルエクステリアミラー)を装備した仕様も選べるようですが、輸入車への展開はこれが採用第1号となったはず…同モデルに限っては値段が驚愕の1350万円近くするので、発展途上の技術とあって需要が出るのか出ないのか有耶無耶考えたくなります。
「自然電力のでんき」と提携したサービスや、あの柴咲コウさんのアンバサダー就任も、ジャパンの売る気満々な姿勢が窺えますが、約1300万円と高価に感じるプライスタグが気になるのはもちろん、過去に導入された電動パワートレーン採用のモデル(とくに先代A3の“e-トロン”
(こちらはガソリンPHV)など)はいろんな意味で鳴かず飛ばずに終わった車種の多い印象があるので、ブランド初の電動SUVを謳ったe-トロンもそれらの二の舞を演じてしまわないか、ファンとして心配ではありますけどね。
ちなみに今回の当日発表は、先述のプレスリリースで明らかになっていたため、「日本仕様は
乃木坂46・大園桃子さん誕生日(13日)の4日後、
SKE48・古畑奈和さん誕生日(おととい15日)の2日後にデビュー…」と、各グループの推し
ているメン
バーの誕生日に絡め覚えておきながら待っていた次第です。
Posted at 2020/09/17 21:59:19 |
ドイツ車(アウディ) | クルマ