
ドイツ本国では昨年初夏に発表された、現行A4セダン&アバント&A4オールロードクワトロ、S4セダン&アバントのMC後モデルがついに日本でもデビュー!
MC前の在庫処分も兼ねた特仕の発売以降、きょうの正式発表まで日本仕様に関する風の便りが聞こえることは無かったので、
みーぱんの言葉を借りれば(本国発表から日本導入までのタイムラグが)
長かったね…と思うほかないですが、恐らくはWLTP(C)モード燃費への対応による生産停止期間の問題だったり、今年に入ってからは新型コロナウイルスの感染拡大も追い討ちをかける事態となり、ファンはおろか販売サイドさえも望んでいただろう早期導入が叶わなかったのかもしれませんね。
さて各モデルについてですが、従来どおり3.0TFSI(V6)エンジンを積むS4以外は、2.0TFSI(直4)+マイルドHVの仕様に一新されました。このうちA4セダン/アバントの「35 TFSI」グレードは、MC前まで直4最小排気量の1.4TFSIを積んでいましたが、排気量拡大はWLTPへの対応と車重から来るパワー感の物足りなさを指摘されたことによる改善点でしょうから、先代の1.5直3から2.0直4に置き換えたBMW 318i
(先月中旬、セダンに遅れてツーリングも国内発表されましたね)と同様の施策が採られたかと思います。
最終的には以上のラインナップになったので、現行型の発表時から導入を期待しているディーゼル車(ライバルへの対抗で考えれば、市場に見合っていそうなのは190hp・2.0直4の「40 TDIクワトロ」?)の設定は今回も叶わず。すでにQ5などで味は占めているはずだから、もうそろそろ動きはありそうかな?と思ったんだけどなぁ…。今回ラインナップされたセダン/アバントのヒエラルキーで、「35 TFSI」の上がいきなり「45 TFSIクワトロ」となっているのも気になるし、ディーゼルの持つキャラクターはセダンにもアバントにもオールロードクワトロにも合っていると思うので、現行A6などに見られた
“本命は後からやってくる”商法でそのうち加わることを祈りたいです。
満を持したA4・S4シリーズの発表を済ませたところで、
本国では昨年末にMCを受けた現行RS4アバントの国内導入は…いつになるのかな?
Posted at 2020/10/07 22:34:59 |
ドイツ車(アウディ) | クルマ