
トミカの来年2月発売分に関する情報が公式サイトを通じて解禁されました。
当ブログではその内容のなかから、私が購入対象に選んでいるレギュラー品のみをプレビューしていきたいと思いますが、同月分は初回特別ありのNo.40でホンダ シビックタイプR、初回特別なしのNo.52でマツダ CX-5河川パトロールカーが発売される格好になりました。
シビックRは
10月にようやく国内販売が開始された現行MC後のモデル化ですが、(発売前月にグリコワゴンと入れ替えで廃盤になることが決まった)
No.58のMC前モデルに対する金型の相違点は試作品画像を確認すると、実車と同じくフロントマスクが若干変わった程度に思えるので、すでにその仕様を持っている方や実車に詳しい方でないと違いが分からないような造りになっています。
カラーは通常版がNo.58と同じチャンピオンシップホワイトですが、初回特別だけは初代・EK9型から着想を得たというサンライトイエローⅡに塗られているため、世界限定1000台うちの200台が国内販売された
“リミテッドエディション”をモデルにしたと思われます。
ちなみに一昨年の発売当時に購入しているNo.58はスケールが1/64となっていたんですが、同じく前期・後期型とも製品化されたスポーツカーを例に挙げると、トヨタ86や現行のアウディR8はスケールこそ共通(前者は1/60、後者は1/62)ながらボディとシャーシはそれぞれ別に造られていたり、現No.6のスバルBRZのようにボディは新金型でシャーシは寸法が同じだった旧型(No.120)からの流用…としたケースもあるので、No.40ではその仕様がどうなっているか気になるところです。
そして現行CX-5の河川パトロールカーですが、私は実車をリアルタイムで見たことがないので(Google検索などを使い)トミカのモデルになったと思われる車両を調べたところ、
名古屋ナンバーで登録された同一仕様を撮影した方のTwitter記事が検索結果でヒットしました。またさらに調べると、過去に同じくトミカで製品化されていた先代CX-5のほか、T31・32型の日産エクストレイルや三菱アウトランダーなどを使った例も見つかったので、災害時にも活躍できるようにするためか、ベース車に車高の高いSUVが選ばれているのが窺えます。
トミカでCX-5のパトロールカーといえば、先代の金型をベースにした
広島県警所属の警察車両(実車は存在し、地元のマツダ本社からモニター提供を受けたもの)がありましたが、そちらはNo.82で発売されたため、今年9月にトヨタの燃料電池バス“SORA”と入れ替えで廃盤になりました。なので先代の警察車両が廃盤になったのは、2015年の発売から5年経ったことによるお役御免と、今回リリースされる現行型のパトカー発売がその時点で決まっていたのも想像に難くないと思えてきたように感じます。
ギミックはシビックRと同様に
サスペンション(の可動)としか書かれておらず、個人的にはとても違和感を覚えました。というのも、すでにトミカを手持ちの方ならお解りいただけるかと思いますが、今年4月に惜しまれつつ廃盤となった
現行型(No.24)の金型は後部ドアの開閉アクション付きであったほか、上述した先代の警察車両
(現在は持っていないため、いつかamazon等で入手したいと考えてます)もルーフに表示器パーツを付けつつ、現行型同様に後部ドアのアクション付きとしていたからで、ギミック変更はタカラトミー側の記入ミスなのか?このパトカーのためだけにわざわざ金型を作り替えたからなのか?その真相が気になって気になって仕方なくなりましたね。
スケールは先代・現行型ともに1/66だったんですが、先代の警察車両がそうだったように、ベース金型かシャーシの流用なら同一寸法でも問題ないはずなのでその点もどうなっているか、シビックRとほぼ同じ時期に購入した従来金型と比較する意味合いで、実際に手にしたときに確認したい一台だなと思いました。
というわけで2月発売のレギュラー品2台は、これまで以上に金型とスケールが気になる車種同士の顔合わせになりました。
Posted at 2020/12/14 21:47:30 |
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