
現行118dをベースとした特仕“Individual Edition”が、本日より全国の正規ディーラーおよび
オンライン・ストアにて販売開始となりました。
今回最大の見所はなんと言っても、限定3種展開とされたIndividualボディカラーを纏い仕上げられていることに尽きるかと思います。
これまでIndividualは3シリーズ以降の中~最上級モデルを対象としていたがために「アレレっ!?」と思われた方も少なくないはずですが、どうやらこの
1シリーズ(と、主要コンポーネンツを共有する2シリーズグランクーペ)に関しても、今夏よりボディカラー限定ではあるもののプログラムの対象車種に含まれたことで、それをフル活用して生まれたのが今回の特仕ではないでしょうか。
《BMW Individual セピア・バイオレット》
《BMW Individual ルビー・レッド》
設定された3色でセピア・バイオレットとルビー・レッドは予てよりお馴染みのIndividual専用色なんですが、ホッケンハイム・シルバーに関して言えば、ベースとなった2シリーズクーペの新型登場に伴う従来型の生産を終えて間もないM2コンペティションに設定されていたあのカラーの復活ですね。
1シリーズ本来のスポーティーイメージはそのままに、Individualボディカラーと(標準ではなく、90台限定の追加オプションらしいですが)モカのダコタ・レザー・シート等を装備したおかげで特別感もプラスされていて好印象だなと思いました。
ただ通常グレードでMスポーツよりも価格の安い“Play”をベースにしたとはいえ、パンパー形状からして通常のMスポとさほど変わらない印象なので、始めは
プレスリリースの文言にあった「Mスポーツ・エクステリアの日本初導入」がどういう意味なのか分からなかったんですが、サイトを見てすぐ“Play”同然のインテリアで纏められた事情も関係していそうなのに気が付きまして、要はベース車にMスポと共通の前後バンパー(フロントはLEDフォグランプ内蔵)とサイドスカート、そして専用アルミホイール
“だけ”を付けてドレスアップし、事実上両グレードのニコイチで造られたため、上手い言い回しとともに表現させたのでは?と感じるまでになってきました。
Posted at 2021/10/21 21:01:22 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ