「“M”との棲み分け、どうするの?」
「四半世紀経っても変わらない“らしさ”は新体制になっても継承されるの?」
それはベースのBMW車に対し独自性を強めた車造りが自慢だったアルピナが、2026年以後はMINI、ロールス・ロイス モーター・カーズと並ぶBMWグループの一員としてリブランディング(=商標譲渡)する決定を下したことに対しての第一印象です。
先週みん友さんのブログで初めて知り、一驚を喫する思いでニュースを拝見してました。
長年BMWと強固なパートナーシップを築いてきたとはいえ、まさかそうなるとは思ってもみませんでした。
ご存じのとおり、アルピナ各車は3シリーズ以上のBMW車をベースとし、ドイツ本国・ブッフローエ工場の熟練した職人たちによって組み立てられたクラフトマンシップやサーキット育ちの“M”モデルとは対極の上質さとクルージング性能を持たせ、古くから多くのファンを抱えてきました。
しかし経営体制が小規模であるがゆえ、今後さらに加速していくだろうEVへの移行や自動運転実現に向けて莫大なコストが掛かってしまうことを考えると、今までの手法では財政的にますます厳しくなると予測したうえで、アルピナ社の全株式まで取得したわけではないものの、さまざまな観点で助けてもらった点が多いぶん資本面で潤沢なBMWにブランドの未来を託す決断をしたという訳ですね。
対するBMW側の“M”モデルたちも、エンジンから足回りまで技術革新が進むにつれて高性能になってきたり、M340i/440i xDriveに代表されるサーキットを走っても日常の足として使うも良しの「M Performance」系を多く揃えてきた関係があり、2026年以後に登場するアルピナ車は我々ファンが価値観を変える必要性も出てきそうなほど、イメージが様変わりしてしまうかもしれません。
ただしブランド譲渡後も、従来モデルのパーツ供給やアクセサリー販売はブッフローエに拠点を置いたまま事業を行うとのことで、その点について一安心された方は少なからず居そうかと思います。
新体制移行をニューモデル開発に絞ったアルピナ、本当にどうなっちゃうの…(涙)
Posted at 2022/03/15 22:17:37 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | ニュース