
トミカ'22.7発売分の詳細が一部解禁されました。
まずレギュラー品の「カロ・ビー」ですが、数か月前に某SNS上のリークで把握はしていたものの、その際はまだ聞き慣れない車両だったので何なのか調べたところ、どうやら
トヨタカローラ滋賀(つまり地方のトヨタディーラーですね)が史上初めて手掛けたキャブコンタイプのキャンピングカーだそうで、2019年には『オートキャンパーキャンピングカーオブザイヤー2019』の特別賞を受賞しているそうです。
そういえばレギュラー品でこの手のキャンピングカーが製品化されるのは、先代スズキ キャリイのシャーシ(およびキャブ)流用で仕立てられていた軽キャブコンの
「テントむし」以来久しぶりではないでしょうか。
ベースは試作品画像から想像できるとおり、過去にトミカで様々な仕様が登場してきた現行タウンエーストラックゆえ、ルーフ開閉アクション付きのボディ後半以外は金型流用で造られたはずです。造りを見た感じ、「CAMPING CAR USED CAR」と描かれた箇所はタンポ印刷にみえる反面、居室部分の大半はシール仕上げになっていそうな気がします。
お隣の新型WRX S4は「STI Sport R EX」ですので、昨年11月に国内仕様がデビューした実車からトップグレードを再現したことになります。“GT-H”グレードにも設定のある「EX」ですと、ベースの現行レヴォーグから採用しているADAS『アイサイトX』が標準装備されるんでしたね。
数年前に公開した「ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト」のデザインを踏襲しつつ、国内向けより先行デビューしている北米仕様の発表時から賛否両論あったSUV調のクラッディングも再現してますが、これは実車同様にマット(艶なし)塗装されたものになるんでしょうか?
通常色は実車のイメージカラーであるソーラーオレンジ・パール、初回はWRブルー・パールをそれぞれ再現している一方で、後者は何よりも人気色ですから、発売時にはマニアによって争奪戦になりそうな気もしなくはなさそうですが…。
こちらは上述のリークを見て驚いた…というより、先代WRX S4も覆面パトロールカー(No.2)あり“STI Sport♯”(No.115)ありで製品化が為されてきたぶん、実車のデビュー当初から発売する可能性大だろうと思っていた一台ですので、製品版の造りも気になるぶん購入検討したいと考えております。
なお「カロ・ビー」は現行フィット、WRX S4はビッグMC後のV37スカイラインから各々バトンタッチするかたちでナンバリングされましたが、フィット/スカイラインとも発売期間が丸2年のため寂しいなぁ…と感じられた方も少なからずいらっしゃるだろうと思います。フィットは
もう間もなくマイナーチェンジ、スカイラインは例の『プロパイロット2.0』を標準装備した
3.5ハイブリッド車のオーダー終了という実車関連の話題も入ってきたようですから、理由をそれらに絡めての早期廃盤なら
タカラトミー側的に想像に難くないでしょうかね。
そしてプレミアムではなんとランエボⅥが登場します。色味は実車発表時のイメージカラーだったランスブルーを通常、ファン的にはGSRよりRS(競技車両ベース)のイメージが強いスコーティアホワイトを発売記念で再現した感じでしょう。
ちなみにⅥは結構前に
リミテッドヴィンテージネオで製品化されてましたし、(トミカではない他ブランドですが)
ホットウィールでZ32フェアレディZ(日産300ZXツインターボ)やE30 M3などとともに発売したアソートにも含まれていたのが記憶に新しいですね。
プレミアムではⅢ以来のラインナップであるランエボ、こちらも製品版のクオリティは高そうに思えるので購入候補に挙げたくなった1台です。
Posted at 2022/05/14 18:49:06 |
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