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現行アルピナB3（ガソリン）/D3 S（ディーゼル）が揃ってマイチェンを受け、各々の日本仕様もドイツ本国と同時発表されました。どちらも最近のアルピナの例に沿うかたちで、ベースの3シリーズから程なくしてのLCI版発表となっています。

エクステリアがMスポーツをベースとする内外装の刷新は言わずもがなとして、B3に積まれるS58系直6がエンジン各部の改良で495hpへパワーアップ（LCI前比で33hp増）されたこともトピックですが、画像のシフトレバー周りにあれれ？と思われた方は相当通かもしれません。

何故そのニュアンスで表現したかったかと言いますと、3シリーズは今回のLCIで8速ATのシフトレバーが（M340i xDriveも含めて）超小型化された一方、B3/D3 Sでは今夏生産分からの現行M3セダンに準ずるかたちで従来の大型形状が残されたからなんです。

ベース車が持つ先進感は当然ながら取り入れつつ、アルピナの流儀に沿った操作感とオーソドックスさを残したかったのも、シフトレバーの大型形状を維持させた理由としてあるのでしょうか？