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現行CLAシリーズで他グレード（AMG 35 4マチックまで）に遅れること約1か月、トップモデルのAMG 45S 4マチック＋の日本仕様もきのう30日付でフェイスリフト版に切り替わり、満を持して正式発表されました。

内外装やUIは当然MC前から意匠変更が施されたものの、M139型直4エンジンなどメカニズムの概要は本国仕様に倣いMC前と変わっておらず、そのため先に発表したガソリン180（4ドアのみ）ないしAMG 35同様のBSG搭載によるマイルドHV化は見送られています。思えば先にフェイスリフトしたA45もそうですが、とくにエンジン自体はご存じの方なら言わずもがなで中身にかなりのコストが掛かっており、そのぶん改良の手を入れると値上げへの懸念材料が増えるので止む無くキャリーオーバーする方法を選んだのが本国側の本音でしょうね。

ちなみに値上げ…といえば、為替レートの関係や以前はオプションに含まれていた装備の標準化などで致し方ない部分はあれど、4ドアはフェイスリフト直前の9,710,000円から10,440,000円、シューティングブレークも同じくフェイスリフト前の9,840,000円から10,570,000円にそれぞれ引き上げられたようです。つまり後者は現在MCを済ませた横置きエンジン系（MFAⅡプラットフォーム）各車で、新車価格が最も高額なモデルという位置づけになりました。

現行GLAの45Sもこのほど本国でフェイスリフト版が発表された模様ですが、今回のCLAのことを思うと、日本仕様発表が決まった暁には価格相応の装備充実も図っていくことになるはずなので、ひとまず値上げ覚悟のうえで想像するほうが良さそうですかね。