
昨春のジュネーブショーに姿を現したマイチェン版up!が、ようやく日本でも発表されました。
今年中の正式発表で、搭載メカニズムはマイチェン前と変わらず1.0MPI(3気筒NA)+5速ASG(ロボMT)、グレードもマイチェン前同様のmove up!(2ドア/4ドア)とhigh up!(4ドアのみ)、ボディカラーでイエローやブルーの新色も設定…といった点は
こちらで触れた噂どおりですね。
装備のさらなる充実化や先述のボディカラー拡大設定のみならず、本国版をベースにローカナイズさせたスマホ向け専用アプリへの対応、そして全グレード200万円以下の価格はマイチェン前と不変となっているようなので、これらの点はすでにマイチェン版発表以前より導入されているライバルのスマート・フォーフォー&ルノー・トゥインゴ(ともに現行)の兄弟を相当意識したんでしょうね。
また、マイチェン版導入記念の限定車も同時発表されたんですが、そちらは以前噂に挙げられていた「club up!」なる仕様ではなく…

ツートンカラーで組み合わせの異なる「roof up!」と…

(日本仕様ではポロの同様の特仕が、これより先に登場し話題となった)アメリカのオーディオ機器ブランド・beatsとのコラボによる「up!with beats」の計2種みたいです。
どちらも本国では以前から用意されていたため、私的には日本仕様への展開もあり得るかな?と思っていたんですよね。なお、ベースとなったグレードは“roof up!”がhigh up!、“up!with beats”はmove up!となっているようです。
ちなみにツートンカラーの仕様ですが、本国向けには…
レッド(ボディ)×ホワイト(ルーフ/ドアミラー)の仕様も用意されています。日本仕様に設定されたティールブルー×ホワイトの仕様もそうですが、これに左右1本ずつのボンネットストライプを付ければ、完璧にMINIっぽく見えるのでネタにはなりますよね…(笑)
発表会の模様を掲載した
こちらの記事には、「今後2017年中に、引き続き新型up!の限定車を追加発表する予定」という記載もあるんですが、ひょっとして今回は発表されなかったクロスup!とe-up!のマイチェン版はそのときに出すのかもしれませんね。
Posted at 2017/04/29 09:50:10 |
ドイツ車(VW) | クルマ