
ひさびさ投稿の【スクープだより】です。
この画像は先ごろ海外サイトを通じて公開された、(すでに来年度中のデビューが噂されている)次期M3セダン/M4と思わしき車種のフロントマスクを捉えたものです。
恐らく画像は(雰囲気的に…ですが)もともと本国BMWの関係者が施設内で隠し撮りし、それをSNS上に無断掲載したものと思われます。
顔つきを見て「おやっ?」と感づかれた方も居られるでしょうが、これは先々月のフランクフルトショーで鮮烈…というか強烈なインパクトを与え登場した
“コンセプト4”のそれに端を発するもので、X7やLCI後の現行7シリーズに続き採用の巨大化されたキドニーグリルは「高級車ブランドとしての在り方を再定義する」という復活版8シリーズ登場以降の新しいテーマに沿っただけでなく、ベースの現行3シリーズとの棲み分けや往年の名車“328”や“3.0CSi/CSL”へのオマージュも意味しているようです。
ただコンセプト4で採り入れられたあのグリル形状が(ショーカーゆえ)普通に見せ物として演出したのなら私的には許容範囲かなと思うんですが、そもそもMモデルは外観が(各ベース車のMスポパッケージやM Performanceモデルに比べ)速さと迫力をイメージし描けなければならない掟があることと、量産化に向けリファインされているとはいえ、デザインをコンセプト4からほぼ不変にしたのには驚愕です。
なのでM3/M4がこの顔つきで登場するのは確定でしょうから、同じく次期型でM4のベースとなる4シリーズのMスポパッケージを装着した仕様
(直6ターボ+8速AT+4WD“xDrive”を搭載した3シリーズの“M340i”に倣い、それと同一メカニズムで“M440i”を名乗るとみられるM Performanceモデルには標準装備?)は、M3/M4のそれより大人しめなものになるかもしれませんね。
ちなみに次期M3/M4はすでにX3/X4 Mや新型アルピナB3ビターボに搭載されている新世代のS58系3.0直6ターボ(型式名・気筒数・排気量から想像されるとおり、このエンジンは既存のB58系と使われた一部パーツなどが共通化されています)を積むほか、グレードによっては一部報道で用意されないという噂があった6速MTに加え、歴代初のトルコン式8速ATや4WD“M xDrive”を組み合わせた仕様を設定する話もあるようなので、私的に奇抜なフロントマスクは…ですが、車として考えれば本国発表ならびに日本導入が楽しみで仕方なくなりましたね。
Posted at 2019/11/04 20:01:38 |
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