
来月発売される「トミカ50周年ヒストリーセレクション Vol.5(2010-2019)」の収録車種は、日産フェアレディZに決まったようです。
前回(Vol.4)のホンダNSX-Rについて触れたとおり、Vol.5では実車やトミカの年代的に国産のエコカーだったり、この年代からほぼ毎年のように製品化されている海外ブランドのスーパーカーが選ばれてもおかしくないのでは?と思っていたので、どちらにも該当しないZ34型のフェアレディが選定されたのは正直意外でした。
Z34型のトミカ初登場は実車発表翌年の2009年であるため、Vol.5の示した年代とはギリギリ条件が合いませんが、この年代には
クーペの40周年記念車、実車(の日本国内向け)はモデルライフ途中で廃止となった
ロードスター、現No.61のNISMOパトロールカーなど多くの仕様が製品化されたことも選定理由の決め手になったでしょうし、(Zといえば…で)先頃お目見えした新型プロトタイプの話題にあやかったのも一理ありそうな気がします。
前期モデルの金型でボディカラーがメタリックグレー、さらにカーマインレッドと思われる内装色から「どこかで見覚えがあるぞ…!?」と思い、トミカ関連のサイトや手持ちの資料を見て調べ直したら、2010年にNo.40として発売された40周年記念車が今回とほぼ同じ仕様で造られていたので、内容的にはその復刻版と考えても良さそうですかね。
ちなみにVol.1~4までの収録車種は、箱の寸法に合うよう(?)スケールが1/59に統一していたのも特徴だったようですが、今回のZのスケールは1/57
(40周年記念車は現在未入手ですが、5月にamazonで購入した50周年記念車も同一金型を使用しているために内容は把握しています)となっているので、スケールの統一性が無くなったのもニュースといえそうですね。
これで残るは12月発売のVol.6(2020)の発表を待つのみとなりましたが、今回のZの選定理由もあり、個人的な付属車種の考察が今まで以上に難解だなぁ…と思うように感じてしまいました。何せ国産車・外国車を問わず、
AKB48メンバーも驚愕しちゃうほどビッグなサプライズを用意している可能性もありそうなので…。シリーズのトリを飾る付属車種は一体どのメーカーから選ばれるのでしょうか?
Posted at 2020/09/25 22:57:42 |
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