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先週末に決勝（28日スタート、翌日ゴール）が開かれ、今年は第50回記念として行われたニュルブルクリンク24時間レース。

その節目となるレースを制したのは、DTM経験者のロビン・フラインスら4名が駆るチームフェニックスの15号車アウディ（R8 LMS）でした。

15号車は予選こそ総合22位と不本意に終わるも、決勝では脅威的な追い上げとコースコンディションも影響したライバルたちの脱落で上位進出を果たし、終盤はチーム・ゲットスピードの3号車メルセデス（AMG GT3）に周回数で迫られたものの何とか猛攻を振り切り、アウディとして3年ぶり6度目のニュル制覇をもたらしたようですね。

ただトップチェッカーこそ受けた一方、レース終盤にチームがピット作業違反を犯したとして、終了後に32秒のタイムペナルティ加算および5000ユーロ（邦貨換算:約68万円）の罰金が支払われた模様です。2位の3号車とは1分近い差があったということで、順位降格に至らなかったのはチーム側からすればせめてもの救いといえるでしょうが、無線で「ペナルティの可能性もあり得るから、逃げに逃げてプッシュしてくれ」と言われたドライバーの心理状態を考えれば、栄光のチェッカーへ向けポジティブに考えつつも、その影では焦りすら感じていたに違いないかもしれません。

日本勢期待の存在で3年ぶりにエントリーした114号車スバルWRX STIはサスペンショントラブルで無念のリタイアに終わったようですし、一時はトップ快走を見せた20号車チーム・シューベルトなどBMW（M4 GT3）陣営のいずれかが、スーパーGT第3戦鈴鹿で300クラスを制した7号車Studieとともに同週末W優勝を果たしていたら猶更嬉しかったんですが、結局は表彰台どころかトップ10に一台も入ることなく終わってしまったので、応援度合いからくる気持ちは悲喜こもごも感じております。

さて次回レースで栄冠に輝くのはどのマシン、チーム、ドライバーか！？非常に楽しみです。



※15号車アウディの総合優勝はドイツ車ファンとして安堵しているものの、（ニュル24時間とは無関係ですが）昨夜いきなり飛び込んできたSKE48・須田亜香里さんの卒業発表もあり、気持ちが一喜一憂しているなかでブログ執筆に臨んでいたことはここだけの話です…

【#SUPERGT 今季初優勝！】

Round3の舞台は、鈴鹿サーキット。Round2の雪辱を晴らすべくレースに挑んだStudie BMW M4 GT3は、見事、今季初優勝を飾る事ができました！https://t.co/Ye8myXW5AFhttps://t.co/JQZjrIFaFX

#BMW #TeamStudie pic.twitter.com/SrXhSpNnNX

— BMW Japan (@bmwjapan) 2022年5月30日

Victory for @teamstudie in round 3 of the @SUPERGT_JP in Suzuka! 🏆

It's the first win for the #BMWM4GT3 in Japan.

Huge congrats to @seijiara and Tsubasa Kondo! 👏🏼 pic.twitter.com/5OTC4O3pls

— BMW Motorsport (@BMWMotorsport) 2022年5月29日

昨朝のブログに続き、スーパーGT第3戦鈴鹿の話題になりますが…やりました！7号車チームStudieのM4 GT3が300クラスポールトゥウィンです！！

Studieが'14シーズンよりBMWジャパンとのインポーター直系チームになって以降、（ブランパンGTアジア参戦に伴う休止期間を挟んだ）Z4、M6での数年間は表彰台に登っても2位か3位止まりのレースが続きましたが、今回それを上回るチーム最上位は新車ならびにミシュランタイヤ投入3戦目と荒聖治選手にとってのGT300初勝利、近藤翼選手のGT通算2勝目（'20第6戦・鈴鹿以来）、そして'18第5戦富士の55号車ARTA M6以来4年ぶりのBMW車勝利という快挙にも繋がった一勝ですね。

今回は気温が30℃、路面温度が50℃と異常に高く、しかもSCが2回導入されてチームのムードは一層ピリピリしていたことでしょう。しかしながら、節目のMブランド誕生50周年に花を添えるべく、本国側から最重要課題に挙げられていた約束の卵…じゃなくて一勝をテクニカルな鈴鹿の地で果たすことができ、本当によかったと思います。

先方2台のタイム抹消で繰り上げポール獲得となった予選同様、コースコンディションとタイヤの絶妙なマッチングも功を奏した貴重な一勝を糧に、8月の次戦・富士以降に繋げられる活躍ができると良いですね。おめでとうございます！！

【SUPER GT REPORT】Rd.3鈴鹿サーキット[予選]https://t.co/MxT0E27LcK#BMW#BMWJAPAN #レース好きな人と繋がりたい#レース好きな人とつながりたい#車好きな人と繋がりたい#スーパーGT#supergt#bmwteamstudie#Mパフォーマンス#sgtz2205#bmwminiracing#bmr#bmwm4gt3#鈴鹿サーキット

— BMW Team Studie (@teamstudie) 2022年5月28日

きのう行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の公式予選、私も応援するBMWチームStudieの7号車M4 GT3がGT300クラスのポールポジションをゲットしました！

7号車も進出した予選2回目は当初3位だったものの、その前の88号車JLOCランボルギーニが走路外走行によるタイム抹消（←10位に降格）で2位、さらにP.P.を取ったGAINERの10号車GT-Rが予選終了後の再車検で車両規則違反が見つかりこちらもタイム抹消（←クラス最後尾スタート）。したがって繰り上がりポールポジションを獲得するという二転三転した結果となり、それを知ったときには大変驚きました。

名手・荒聖治選手いわく（本国BMW側の要請で）今季から装着したミシュランタイヤとのマッチングも予選好結果に繋がったとはいえ、某アイドルグループの曲名にもある“Out of the blue”とはまさにこういうことを言うんだなと痛感させられた、ファンだからこその吉報でした。

きょうの決勝、願わくは表彰台（最高はもちろんポールトゥウィン）で終わってくれればと思いますが…がんばれチームStudie！！

現行アルピナB3（ガソリン）/D3 S（ディーゼル）が揃ってマイチェンを受け、各々の日本仕様もドイツ本国と同時発表されました。どちらも最近のアルピナの例に沿うかたちで、ベースの3シリーズから程なくしてのLCI版発表となっています。

エクステリアがMスポーツをベースとする内外装の刷新は言わずもがなとして、B3に積まれるS58系直6がエンジン各部の改良で495hpへパワーアップ（LCI前比で33hp増）されたこともトピックですが、画像のシフトレバー周りにあれれ？と思われた方は相当通かもしれません。

何故そのニュアンスで表現したかったかと言いますと、3シリーズは今回のLCIで8速ATのシフトレバーが（M340i xDriveも含めて）超小型化された一方、B3/D3 Sでは今夏生産分からの現行M3セダンに準ずるかたちで従来の大型形状が残されたからなんです。

ベース車が持つ先進感は当然ながら取り入れつつ、アルピナの流儀に沿った操作感とオーソドックスさを残したかったのも、シフトレバーの大型形状を維持させた理由としてあるのでしょうか？

ワールドプレミアから丸1年が経ったものの、現在正規未発表となっているEQBの日本仕様。そのプロトタイプが先日グランフロント大阪にて開かれた「EV＆SDGsフェア」（イベントにはモーターマガジン誌も携わったらしいです）で公開されたようですね。

ただ仕様が赤色（メタリックの“パタゴニアレッド”だったような…）の個体なので、動画を見て一瞬『あれれ？どこかで見覚えが…』と思ってしまったのは、同イベント開催前の先行展示に行かれたみん友さんのブログにイイね！を押していたからなんです。そういえばMercedes me OSAKAはグランフロント内に所在してますから、スペース的問題とイベント開催に向けて時間が無かったことも加味しつつ、移動日と経費削減のために先行展示してその後すぐに…至ったのだろうと思われます。

動画で仰っているとおり、ベースとなったGLBが日本仕様も飛ぶように売れているぶん、それに続けと言わぬばかりの人気を得られるのか正直気になるところですが、ベース車で定評のある3rdシート標準装備は十分考えられるとして、問題は出力が異なる300か350かの導入グレードやWLTCモード電費に航続距離、参考までにEQA250で640万円（AMGライン装着の場合は6,872,000円）だった価格ですかね。さて、どうなるんだろう？