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MINIが先日、2024年に市販予定というニューモデルの登場を示唆した「コンセプト エースマン」をワールドプレミアさせました。

すでに公表されている将来のEV完全移行に向け、ブランドの夜明けを垣間見る重要な一台として発表が待ち遠しかったですが、丸目じゃなく角張った形状のヘッドライトなど新機軸を随所に取り入れつつ、MINIらしさ全開の愛くるしい意匠がそのまま受け継がれた点にデザイナーの強いこだわりを感じました。

サイズ的にはブランド曰く「ハッチバックとカントリーマン（クロスオーバー）の中間」とされたようで、その触れ込みに本来ならクラブマンの謳い文句だったはずでは…？と思ったのですが、クラブマンは予てよりグローバルにおける販売不振を理由に現行限りでモデル廃止という噂があるため、市販版エースマンはクラブマンの廃止と引き換えにデビューさせる計画なのでしょうか？

確認のために本国プレスリリースやニュース記事を開いたら、全幅を現行クロスオーバーの1820mmをはるかに超える1990mmとした点が、外観をワイド＆ローに見せているフロントのデザイン案件でそうなったのかなと思ったり、BMWブランドとの兼ね合いや市販化想定で扱いやすさ重視の意味合いから1890mmの誤りじゃないの？とも感じたほど、その値にただただ驚愕してしまったのはここだけの話…（苦笑）

けさの『何シテル？』でも触れましたが、先週フォルクスワーゲン江戸川（東京都内の正規ディーラーです）のYouTubeチャンネルに上がったMC版現行ポロの展示車紹介動画で、タイトルや冒頭・エンディングに出てきた「25日重大発表」という意味深なワードが目に留まり、その全貌とは何なんだろう？と動画を拝見したときから気になっておりました。

で、その「重大発表」とは、昨秋にドイツ本国でデビューしたMC版T-ROCの国内導入開始を意味していたようです。そういえばVW江戸川のYouTubeを担当している“アサイ”さんが、過去に同チャンネルに上げた動画で従来型（MC前）の同車オーナーであると明言していたのを思い出し、それが故に今日まで伏線を張っていたのかと今回のMC版導入を知って感じました。

従来型はおととし7月の導入当時、本国発表から諸事情あり約3年掛かっての国内上陸でしたが、その後T-クロスとともに純輸入車のSUVで売れに売れつづけ、おまけに（半導体不足に伴う納期遅延を解消すべく）在庫確保済み車種を即納できるキャンペーンの対象とされ商業的に追い風が吹いたこともあり、MC後の導入準備が本国デビューより1年掛からずに済んだといえるでしょうね。

標準モデルの搭載エンジンは2.0TDIまたは1.5TSIでMC前と不変（型式やスペック等々も）、グレード構成はこちらも従来と変わらぬ「スタイル」と「R-ライン」のほか、TSI搭載車に限りベーシックな「アクティブ」が新設定されたようです。また、ラヴェンナブルーメタリックが白ルーフとの組み合わせ一本に絞られたためか、MC前にあった「スタイル デザインパッケージ」の設定は無くなったものの、その名残で大半のボディカラーに黒ルーフの組み合わせは「スタイル」に限り引き続き選べる模様です。

そして今回のMC版では、予てより本国含む一部市場でラインナップしていた“R”が日本仕様にようやく設定されたのもトピックらしいですね。ティグアンRやゴルフR譲りの2.0TSI×4モーション（4WD）の組み合わせで高性能に仕立てただけあり、これまでは先述どおり導入グレードがTDI・TSI合わせてFF（2WD）の標準モデルオンリーという展開でしたから、Rの追加を待たれていたファンの安堵の声が聞こえてきそうなほど朗報といえるニュースかなと思っています。

【VW広報】

新型T-Rocが登場✨
エクステリアデザインの刷新、インテリアの大幅な改良による質感の向上、ハイパフォーマンスモデルRの導入、最新の運転支援システムの全グレード標準装備など、VW大人気モデルがさらにパワーアップ！
ぜひ近くのディーラーでご体感ください🚙 #Volkswagen #新型TRoc pic.twitter.com/XWmhFQUJza

— Volkswagen Japan (@VW_JPN) 2022年7月25日

新型CIVIC TYPE Rがトミカになって登場🎉

実車と同色のチャンピオンシップホワイトのカラーに加えて、特別デザインの初回限定トミカも2022年冬に発売予定です！

ウエルカムプラザ青山では、7/21～7/24の期間限定で試作品をいち早くご覧いただけますのでファンの方はお見逃しなく👀 pic.twitter.com/vdPVvxxUrp

— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) 2022年7月21日

新型「シビック TYPE R」が早くも「トミカ」に登場決定！ 2022年冬に発売予定　「Honda ウエルカムプラザ青山」にて先行展示 https://t.co/OWRXXUZg9f #トミカ #シビックタイプR pic.twitter.com/hxg5HEwOh1

— HOBBY Watch (@hobbywatch_jp) 2022年7月21日

新型シビックタイプRのトミカ発売が早くも実車と並行するかたちで決まり、その試作品はきのうから4日間、東京・青山のHondaウエルカムプラザ青山にて先行公開中のようです。

FD2型以降レギュラー品で実車登場のたびに製品化されてきた事情から出そうな予感がしていた一方、実は数日前に某SNS上で10月～来年1月発売予定の車種のリークを見てしまい、そのなかに新型の名前もしっかりと含まれているのが確認できたため、今冬登場なのはスケジューリングを考えれば辻褄が合うほどリークどおりだなと思いました。

試作品公開はこの新型に限らず、GRスープラのときもGR86/現行BRZのときも（実車公開とともに）最短の部類だったことを思うと、恐らく金型製作もメーカー協力のもと急ピッチで進められていたのが想像できる気もしなくはないですかね。

初回特別は専用デザインとのことで、通常版登場は決定的なチャンピオンシップホワイトを纏った試作品画像を見てみると、製品版でFK2型以来の開閉アクションが備わる予定だからか、ボンネットの開口部が太く厚みを持たせて造られているように思えました。

ただ先述した初回特別が何なのかも開閉アクションの有無も製品版が情報開示されないとハッキリ判りませんので、詳細は今後トミカ公式サイトで明らかになり次第、プレビューも兼ねてふたたび綴る所存です。

今年2月末に日本仕様のエンジンも（ドイツ本国より遅れて）OM654型2リッター直4へ換装された現行Vクラスが価格改定を受け、それと同時に“220dアバンギャルド エクストラロング”ベースの「ブラックスイート」が新ラインナップに加わりました。

この新グレードを『そういえばVにはこれと似通ったネーミングの仕様があったような…』と、お気付きになられた方も少なからずいらっしゃるでしょう。AMGラインやレザーシート等々を標準装備しているぶん内容的にそれもそのはず、「ブラックスイート」は先述のエンジン換装とともに“220dアバンギャルド ロング”ベースで加わったエクスクルーシブ ロング プラチナスイートの弟分的存在といえる一台かと思います。

プラチナスイートで実現した上質さは継承しつつ、3430mmのホイールベースからくる広大な室内空間を得たのはもちろん、フロントグリルおよびバンパー下部のフィン、19インチホイール、ドアミラーがブラック塗装になるナイトパッケージを標準装備するなどしてスポーティーかつシックに纏めてきたのも特徴ですが、価格は今回からのプラチナスイートと同じ12,180,000円～なので、あちらからホイールベース延長と装備の一部変更分でわざわざ値上げせずに対応したのは購入検討中のユーザーにとって朗報と言いますか、見方を変えれば悩ましい選択になりそうですよね。

昨年4月に惜しまれつつ廃盤となったトミカプレミアムの“73カレラ”こと911カレラRS2.7が、来る9月にタカラトミーモール限定（…と言いつつも、実は限定プレミアムは東京・大阪のトミカショップ各店でも購入可能らしいです）としてイエローのボディカラーを纏い再販されることになりました。

実はプレミアムの特設ページには先々週8日の時点で情報が載っていた反面、新製品情報のページをプレビュー記事投稿のための再チェックも兼ねて拝見したら意外や意外に反映されていなかったので、恐らく諸事情から先週中に追加更新したのだろうと思われます。

ベース車が廃盤になって以降、独・ポルシェ本社との版権切れも絡んだかで今後の行方がどうなるか気になっていましたが、まさか73カレラのプレミアムが限定品かつ廃盤車種からのカラー違いという形で再販されるとは予想外でした。ただどうしてこのタイミングに？とは思ったけれど、（日本仕様はいま現在も未発表ながら）今春に世界限定1250台のスペシャルモデルとして登場した現行・992型の「スポーツクラシック」がこの73カレラの現代版と解釈されたことで話題になったのと、911は来年に初代誕生60周年を迎えるのでその前祝いも加味しての製品化でしょうかね。

余談として、今から数年前に視聴したカーグラフィックTVの“メモワール”（＝過去に放送されたスーパーカー特集の再編集版）に登場の実車がプレミアムと同色の個体だったので、その記憶が製品画像を見ていて鮮明に甦った一台ですね。

ベース車はすでに購入済みだし、ブランドありきのネーミングバリューに心惹かれた…という意味で、今後の納車リスト入りは決まりです(笑)