先日車検したSR20DEのAE86ですがドナーとなったN/Aインジェクターが不調で転がっているターボ用370㏄に変更しました。
となるとセッテイングも必要でトラストE-マネージ青でセッテイングします。
当初はオーナーにセッティングを任せサブコンと純正のECUの動きをチェックしてもらいます。
燃調を濃くしてもすぐに14台の空燃比になるとのこと、ターボと違いO2フィードバックが強烈にかかるようです。
それではとO2センサーカプラーを外して走るとフィードバックが無くなり燃調がちゃんと濃くなりました。
純正データはよほど全開領域にならないと濃くならないのでセッティングをすると激変するでしょう。
そして燃調と点火をいじるとそんなに速くならない・・・プラグは変えた?と聞くと元々のまま・・・コンビニ前でレーシングプラグに交換しました。
プラグってメーカーや種類、番手で燃調と点火セッテイングが大きく変わるって知っていました?
着火性能の良いプラグを使うと濃い燃調でもしっかり燃えます。
ガソリンが燃えれば燃える程エンジン出力があがるので一般で言われるパワー空燃比は=最大パワーにはならないというのが私の考え方です。
以前とあるイベントでNGKの開発の方に疑問に思っていた電極形状と点火時期の話を伺ったら電極の位置が変われば当然点火時期は変わりGT(レース)カーでもあたり前にテストしていると言っていました。上から目線でしたが・・・
やはりセッテイング時に思っていた事は正解だったと思いましたね。
プラグ交換後、明らかにレスポンスが良くなっている!NVCS切り替えポイントでしっかりとエンジンの音が変わります。
NVCS切り替えポイント設定して燃調、点火を詰めると6000RPMを過ぎても綺麗に吹け上がっていきます。
ロガーを取り最大INJ噴射率65%なので370×0.65×0.75=180.375PS位の出力くらいかな。
10万キロ越えのエンジンでこれならエンジンまで手を入れるとムフフ・・・な事に。
4AGではありえないトルクで3Sエンジンの時よりエンジン音が静か。
4AG5バルブエンジン積むなら絶対こっちの方が良いですね、部品がいっぱいあるし、ミッションターボ用なのでストリート仕様な方はお勧めです。
Posted at 2009/12/23 21:49:44 | |
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