技研氏AE86は17インチ化してから14/15インチ車よりそこそこ車高下げていることもあり、リヤ荷重掛けた時に前に進まず横に滑る、SR20ターボだからではないかと思ったが、エビス西ショートコースなどでは4AGのAE86から煽られ?すごく遅い、東コースのストレートは加速時のフラツキが出ています。
思い当たる事は数年前にリヤスプリングを外してホーシングを持ち上げた時に途中で車体が持ち上がってきました。
原因はホーシングが車の進行方向にホーシングが寄っていきプロペラシャフトが突っ張り動かなくなっていました。
プロペラを切り離すとホーシングはフロアに当たるまで稼働します。
ホーシングが前に寄るのを抑えるためにアッパーコントロールアームをロアコントロールアームと同じ長さにする等張リンクを付けます。
等張リンクではプロペラシャフト付けてもボディに当たるまでストロークしました。
その後サーキットで乗る機会があったのですが、トラクションが良くなったとは感じない・・・日産マルチリンクメンバーにスペーサーを挟んでメンバーを傾けるとトラクションが掛かりますが、これってストロークした時に足が前に寄ってトラクションかかります。
AE86ノーマルリンクの方が前に寄る・・・プロペラシャフトの突っ張りを何とかすればいいのではと作業します。
現状1軸S13+2軸は7.5デフに合わせてAE86プロペラショート加工が付いています。
センターベアリングで多少前後方向に動きますが、仮ステーで少し前にずらします。

2軸と少し隙間が開くらいでそのままボルトで固定します。
エビス春祭りで乗ってみるとすごくトラクションが掛かるんですよ。
更に積極的に動くようにすればいいね、と言う事でヤフオクで安かったGX115とトヨタ何用か忘れたスライドプロペラを用意しました。
ミッションは日産71Cなので部品取りプロペラから切り取ります。
センターベアリングはAE86用でボルトオンでした。
アダプターを旋盤で制作。
ダイヤルゲージ当てながら位置決め溶接します。
スライド機構はこんな感じ。
2軸側は内径が同じだったのでカラーを使わず楽でした。
南ジャンプした時に当たってたようですね。
少し叩いて逃げを作ります。
次回サーキットでテストですかね、西ショートが解放されているのでフリー走行あたりで。
テストでいい結果が出たら等張リンクはデチューン改造の可能性が出てきますね。
ホーシングのリヤトラクションの常識が覆るかも。
Posted at 2021/06/11 13:44:00 | |
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