
一つ前のブログのような事情で新年のおめでたさに浸れない私です。まあ、この年齢にもなれば、定年も近いし、正月はどうせあの世への一里塚。そう、めでたくもないわな。
などど斜に構えず、高齢に、いや恒例にしておりますので、今年出した年賀状をご紹介します。
実は、なんのかんので年賀状を4種類も作成して送っております。
タイトル画像は、一番多く印刷して、一般的に送った野鳥の年賀状です。今年は
昨年3月12日のブログ「冬の野鳥 お蔵出し」で採用したルリビタキの画像を加工して利用しました。
まずは、撮ったままのオリジナル。撮影は一昨年の12月23日。
PENTAXのK-3を電車に忘れ、NIKONのD500に乗り換えて撮った最初の日の1枚です。対象がセンターに来てませんね。
そしてそれをトリミングして、ブログに張り付けたのがこれ。
これが年賀状の題材としていいんじゃないかと前から目をつけてはいましたが、改めて見返してみると背景のボケがいい感じなのに気付き(印象派風?)、背景をもっと取り入れてオリジナルから更に大きめに切り出し、明るめに加工したのがこれ。
さらに賀詞を入れて完成。賀詞の文字も背景の雰囲気に合わせて淡く加工してみました。
次にご紹介するのは、私が小学校3・4年生の時の担任の先生(女性)と親会社の私と同い年の人のために2枚だけ印刷して送った山好きの方用の年賀状。ブログで使ってる写真かと思ってましたが、使ってなかったようです。
担任の先生は、現在は既に70代ですが、学生時代はワンダーフォーゲル部だったようで、退職後もいろいろと登っていらっしゃったようです。
親会社の人からは今度一緒にどっか登ろうと誘われてます。
3枚目は娘夫婦と嫁ぎ先のご両親にだけ出してる年賀状。つまりこれも印刷は2枚のみ。
昨年11月11日のブログ「孫と過ごした3連休」で使った写真をパッチワークして作ったものです。慣れてきてますから、これくらいは10分で作れます。
そして、これも毎年作ってる飛行機年賀状。今年はF-16。
新年の西暦の下2桁に合わせてということで始めたシリーズですが、2年も遅れることになろうとは・・・。
製作過程をご紹介します。
まずは、キットを自然光の下で撮影します。今回は飛行状態を再現したかったので、物干竿から釣り糸を垂らし、それでキットを宙に浮かせて撮影します。撮影場所は我が家の2階のベランダ。
画像加工中に気付いたんですが、今回のように一眼レフで撮るより、昔のコンデジで撮った写真の方がキットの全体にピントが合っててよかった。次回からはコンデジで撮るか、一眼なら広角レンズで撮れば全体にピントが来るはず。覚えとかなきゃ。
背景は、一昨年の岐阜基地航空祭の予行で、実際にF-16が飛んだ空を利用します。
機体は小さいので、上にキットの画像を乗せれば隠れます。
ベランダで撮った画像を背景から切り抜いて、らしく見えるように傾けます。
それを背景と合わせて賀詞を乗せます。
ちょっと言い訳がましいことが書いてありますが、これについて説明すると、キットは地上での駐機状態を再現した脚パーツが用意されているので、飛行中に脚を出している状態ではもっと長く伸びています。特に前脚はそれが目立つはずでが、それには目をつむります。また、実機の写真と比べていただくとよく分かりますが、尾翼の傾きだとか、主翼後縁のフラッペロンが下がってないところとか、主翼前縁のスラットが下がってないとことかね、離陸にしろ着陸にしろ、分かる人には分かる矛盾があるんですよ。それなのにどうして離陸途中ってことにしたかと言うと、エアブレーキですね。これが開いてない。ということで、離陸にするしかありません。
これを模型に理解のある4人の方に送っています。その一人が先日亡くなった高校時代の友人S君でした。高校時代、彼が唯一、模型談議ができる相手でした。
訃報を聞いてから、元日に来た年賀状を点検してみると彼からも来てました。きっと奥さんが出されたんでしょうね。その心中はいかばかりだったでしょうか。
もちろん、そんなことは全く知らない私もこの年賀状を彼に送ったわけです。それも今年で終わりになりました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/01/09 00:40:22