
前回のブログのキクイタダキを撮影した時に、我が家から1時間弱のところにオジロビタキがいるとの情報を耳に挟みました。オジロビタキと言えば、
昨年の最後のブログ「大阪南港野鳥園」で見られなかったはニシオジロビタキでしたが、その親戚みたいなものでしょうか? とにかく珍鳥には違いないし、こんなに早く大阪南港の仇が打てるなら行かない手はないと、さっそく行ってみました。
目指す撮影ポイントは、池のほとりの小さな公園でした。駐車場に車を停めて園内に入ると、すぐに見たことのないグレーの小鳥を発見! おそらくこいつに違いないと、シャッターを切りました。
結果的に間違いでなかったことは後で分かりました。
見えなくなってしまったので、公園の奥に進むと数人のカメラマンが固まっていました。その中の二人はブラインドの中。こんな所で!と驚いてしまいましたが、他のカメラマンさんに聞くと、ミヤマホウジロやアオジがよくホバリングをする場所で、ブラインドの人はおそらくそれを狙っているのだろうとのこと。
しかし、撮ろうとする鳥が出てくるブッシュまでかなり近い。2m程度か。
案の定、常連さんたちがブラインドさん達に注意。
「景色が変わって鳥が出てこなくなるから、ブラインドから出てくれ。」
「鳥に警戒されないようにブラインドに入っているのに、そんなこと言われたのは初めてだ。」
険悪なムードの中、ブラインドさん達は渋々ブラインドを畳んでいました。もちろん、私は傍観者。
そこで撮ったメジロ。明け方に雪が降った日の朝です。
暫くすると、仕切っていらっしゃるようなお爺さんが登場。先程、私がグレーの小鳥を見た場所の近くの餌台(?)代わりの切り株にミルワームをセット。そう、餌付けされてたんですね。すぐにオジロビタキが現れました。おそらく、最初に私が撮ったときは、これを待ってたんですね。
ここで、また一揉め始まりました。
切り株を遠巻きにして数人のカメラマンがほぼ等距離で撮ってるわけですが、一人の40代くらいの方が少し前に踏み出して撮ってる。それを爺さんが注意し始めました。ところがその方は全く聞こえないかのように微動だにしません。根負けした爺さんはぼやきながらその場を去りましたが、爺さんがいなくなると、その方は自分が用意していたミルワームを改めてセットして撮り直し。もちろん私も撮りましたけどね。
その方、かなり野鳥に詳しい。撮り終わってから、その鳥がオジロビタキかニシオジロビタキのどちらだろうかって話が始まりました。
いや、私はオジロビタキがいるって聞いたからここに来たんだけど、オジロビタキじゃないの?
オジロビタキとニシオジロビタキを見分けるポイントは幾つかあって、嘴の色だとか初列の色だとか・・・etc。野鳥を撮り始めて結構経ちますが、そんなこと気にしたことない。決め手は鳴き声だそうですが、一声も鳴いてくれなかったし・・・。
嘴が黒いのはオジロビタキの特徴で、ここのはまさに黒いんですが、他の特徴はニシオジロビタキに近いんだそうで、まだ幼鳥だからはっきりとは言えないがニシオジロビタキだろうというのが、その方の出した結論でした。
私にゃ、どっちでもいい。どっちでも初見初撮りに変わりない。
しかし、オジロビタキかニシオジロビタキかは多くの鳥屋さんの関心事らしく、検索してみると多くのブログなどがひっかかります。皆さん、お暇・・・・失礼。
既にここのメジロをご紹介しましたが、恒例の副産物。
何となくカメラを向けてシャッターを切ってしまったツグミ。
そして、実は初見初撮りはオジロビタキかニシオジロビタキだけじゃなかった。
ホシハジロはひょっとしたら見てるのかも知れませんが、撮影は初めて。
こうして振り返ってみると、オジロビタキかニシオジロビタキは画質よくなかった。でももう行きません。簡単に撮れ過ぎるし、雰囲気もねぇ・・・・。
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2018/01/20 20:04:42