
10月1日のブログ「
私もメガソーラーには反対だが・・・ 」に引き続き、もう一回だけ御嶽山の帰り道の話をブログにさせてください。
今回はローカル色が強い話題です。
御嶽山に登ったのは前の会社の元同僚4人で、私以外の3人は名古屋市内で集合して1台の車に乗り、私だけは愛車に乗ってロープウェイ乗り場まで。帰り道も同様。
温泉に入った後、帰り道のどこかで晩御飯を食べて帰ろうということになり、どこに入るかは先行する3人に任せて走りました。
3人の内の誰の選択だったのかは分かりませんが、選ばれたのは中津川市内の”松葉”(タイトル画像)。驚きました。私なら絶対に選ばない選択。私以外も松葉に対するイメージは共有されているものと思っていましたが、どうやらそうでもなかったようです。3人の内、二人は私より若いのに。
喫茶松葉、かつては現在のコメダ珈琲店のように、この地方のどこにもあった喫茶店です。おそらくフランチャイズ展開していたのではないかと思われますが、現在はその数はかなり減り、フランチャイズも崩壊しているのではないかと推察します。とにかく、私の中では昭和の遺物というイメージで固定しています。少なくともわざわざ入るような店ではない。
気持ちを落ち着かせて中に入ると、かなり混んでる。ほぼ満席。そしてほぼ全員が、時間帯のせいもあったとは思いますが、喫茶ではなく、食事をしている。
そして、中で忙しく動き回ってるのは昭和の遺物らしからぬ若いウェイターとウェイトレスばかり。
私が頼んだのは、お腹を満たせそうな「松葉定食」。
これでもか!という国籍不明感は、まあ田舎ならではか。
食べていると、どこからともなくタバコの匂いが。最初は喫煙コーナーに近い席に座ったのかな?と思いながら気にも留めなかったんですが、何度かタバコの匂いが漂ってくる。箸を止めて通路を挟んだ隣の席を見ると、向き合って座った爺さんが焼きそばを食いながら煙草を吸ってるじゃないですか。これは自分達が間違って喫煙コーナーに座ってしまったのではないかと疑って店内を見回すと、どこにも喫煙だの禁煙だの表示がない!
今時、分煙すら行われていない飲食店があるのか!? 前にも書きましたが、ほとんどの人が喫茶ではなく食事をしてます。喫茶店と言うよりファミレスの雰囲気の店内。子供連れの家族もいます。段々腹が立ってきました。
しかも、隣の二人の爺さんの内の一人が靴を脱いで足をソファの上に投げ出しました。幸い、その匂いまでは伝わってはきませんでしたが、あきれました。中津川市民の民度ってこんなもん?
中津川市を含む東農地方は中央線で名古屋に通勤する人が多くて、少なくとも私の実家の羽島市よりは人口が多い。そこそこ文明化された都市かと思ってましたが、中津川市民の無神経には幻滅しました。
来年4月からは、全ての飲食店で、原則屋内禁煙になるはず。今、こんな状態で対応できるのか?
中津川市民の時代錯誤はこれくらいにしておいて、改めて注目したのは”松葉”。
実家のある羽島市にも残っています。↓
これ以外にも羽島市内に残る潰れた松葉の遺構を知っています。
最近、現場の近くで見つけた大垣の松葉。↓
正面は2階建てでシンメトリーであり、両端に塔を配するという、同じようなテイストのデザインで統一されていることはお分かりいただけると思います。
そして、中津川の松葉は「レストラン プリンス松葉」、羽島の松葉は「サロンド 松葉」、大垣の松葉は「キャッスル松葉吉原」と名乗っているようです。
”松葉”の前や後ろに涙ぐましいまでの訳の分からない言葉を足して差別化しようとしているあたりも、いかにも昭和であり、かつてのフランチャイズを脱した証拠かなとも思っています。とにかく、私が若い頃には東海3県のいたるところにありました。
”松葉”について調べてみると、これまたローカルネタだと思いますが、この地方のあちこちで見かける「しゃぶしゃぶの木曽路」の経営者がかつて展開させた喫茶店が、この”松葉”とのこと。
それがどうして衰退していったのか? 最盛期はいつ頃で何店舗あったのか? そうした資料がネット上にはないんですよね。調べてみると、それはそれでおもしろいんじゃないかな?
私の勝手な推測ではありますが、コメダ珈琲はこの”松葉”を意識、あるいは目標として展開していったような気がしてるんですが、この辺にお詳しい方がいらっしゃったら、教えていただきたい。
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2019/10/15 23:13:19