
「何シテル?」でも書きましたが、私が契約したCX-8は既に生産ラインを離れ、今頃は衣浦港へ向けて船旅の最中でしょうか。
マツダの車ですから、当然、広島で生産されているのは承知してますが、広島と岐阜なんて陸続きですから陸路で運ばれてくるものと思っていました。それが、船で衣浦港まで来るとは。ま、聞いてみればその方が効率的だと思うものの、意外でした。
先日の日曜日、諸手続きでマツダのディーラーに行ってきました。今度の車が船で衣浦港まで来るってのはその時に聞いた話です。
諸手続きですが、いくつかの書類に署名したり捺印しましたが、捺印と言えば、今回、印鑑証明を用意するように言われました。私が忘れてしまっただけのことかも知れませんが、過去に車を購入した際に印鑑証明まで用意した覚えがない。ネットで調べてみると軽自動車の購入の場合は印鑑証明は不要だが、それよりも大きな車には必要と書いてある。ホンマ? ずっと前からそうだった?
実はここまでがイントロ。本題はここから。
署名・捺印した書類の中に長いタイトルの書類がありました。
マツダ先進技術「i-ACTIVSENSE]を安全にお使いいただく上での重要事項確認書
長いでしょ。
これがどんな内容の書類かというと、要は「この車には先進技術があれこれ付いてるけど過信しないでね。事故ったらドライバーの責任だからね。(メーカーのせいじゃないよ、そこんとこよろしく)」てなこと。
ちょっと面白そうな(?)ところを拾うと・・・
・天候状況・道路状況・周辺環境・検知対象物の状態などによっては、衝突の可能性がなくてもシステムが作動すること、
あるいは衝突の可能性があってもシステムが作動しないことがあります。
・故意に車や壁などに向かって走行するなど、システムの作動を確認する行為は大変危険です。絶対におやめください。
・(AT誤発進抑制制御は)ペダルの踏み間違いによる事故を回避するものではありません。(軽減するもの)
結構怖いことも書いてありますね。特に下線部分。
てな具合で、「やばそうなところは網羅的に逃げを打っとこう」ってことなんでしょうね。マツダだけでなく、おそらくは他のメーカーにも似たような内容の書類はあるでしょうね。
この書類に署名できないと突っぱねたら、「買ってもらわなくても結構です。」なんて言われるのかねぇ?
自動運転中のテスラでは死亡事故が起きてますし、国内でもブレーキサポートシステム付きの車の暴走事故が複数ありますよね。安全装備が充実してくると、たとえこのような書類があろうと、事故の原因はドライバーなのか車のシステムなのかが問われる微妙なケースが増えていくのかも知れません。
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CX-8 | 日記
Posted at
2020/02/05 23:52:45