
最近、突然PCが逝きまして、新品に乗り換えましたが、まだ完全には以前の状態には戻っていません。逝ったのはSSDのPCで立ち上がりが早くて便利でしたが壊れるときは怖いですね。各種のパスワードや最近の写真データなどが入っていて、業者に復旧を頼んでいますが、20万超えなんてこともあるそうですから、高額なら諦めざるを得ません。この辺の詳細は結果が出てからまた別のブログでご紹介したいと思います。
さて本題。
現在の私の部署には私より2歳年長のKさんという先輩がいます。私と同じように転職組であり、建築の資格者でもあります。
先月のはじめのある朝、Kさんはいつも通り出社はしたものの胸が痛いとすぐに早退。結局、”気胸”という病気で入院。気胸は肺が縮んでしまう病気ですね。若い男性に多いと聞いていたので、不思議には思いましたがこんなこともあるんでしょう。
入院後してしばらくして手術し、退院は先月の20日頃だったでしょうか。その後は自宅療養。
新型コロナの懸念さえなければ入院中にお見舞に行ったかも知れませんが、どこの病院も今はまずお見舞いはできない状況。逆に患者にとってもかえって楽だったかもしれませんね。
当初は退院の翌週明けから出社という予定でしたが、まだ手術の傷口が痛むからと出社の予定が2回ほど伸びて、最終的に10月1日になりました。
ところが、その直前の9月28日にKさんから上司に電話があり、飲酒運転で警察に捕まったと・・・。
Kさんは本当に人はいいんです。まあ、ちょっと天然なところはありますが、本当に腰が低くていい人。ところが酒で過去にいろいろと失敗を繰り返してる。
最初の会社では酔っぱらってフラフラと歩いているところを車に撥ねられて、一月くらい意識不明になっていたことがある。その後遺症で今でも遠近感が乏しいらしい。ですからKさんの車に乗せてもらうと、こちらがイライラするくらい慎重な運転です。
その時の会社は倒産してしまい、別の会社に転職しましたが、そこに勤めているときに酒気帯び運転で警察のお世話になり、2年間の免停。この件でその会社はクビに。運転免許は2年後に教習所に通いなおして再取得したと聞いています。
その後しばらくは、建築とは関係ない仕事をしていた期間があって、我社へ。
で、私が入社してから一緒に働くようになり、Kさんと酒の話を徐々に聞くようになりますが、まさか、いくらなんでも仕事中に飲むなんてことはないだろうと信じていました。ところが、ある日、Kさんと間近で話していると酒臭い。思わず「ん? お酒臭い」と口に出てしまったことがありました。他にも工事用の足場で作業中に職人さんに酒臭いと指摘されて、強制的に足場から降ろされたこともあるらしい。これらはその日に飲んだ酒ではなくて、二日酔いの酒の匂いが残っていた可能性もありますが、そうだとしても酒気帯びレベルであることに違いありません。足場に登るなんてもってのほかです。
そんな人だと毎晩家ではかなり飲むんだろうなと聞いてみると、家では飲ませてもらえないと答えます。奥さんが飲ませてくれないらしい。ありそうなことだと思います。つまり、奥さんの目の届かないところで飲んでるんですね。
そして今回。私より先にその知らせを聞いていた若い社員が私に「Kさんが警察に捕まったらしいですよ。」と振ってきました。その先を聞くまでもなく、私にはまた飲酒運転だと分かりました。
Kさんは、10月1日から職場復帰しました。警察の処分はまだ出ておらず、免許証まだ手元にあるそうですが、バスと電車での出勤。
上司がどのくらい飲んでいたのか聞くと、ロング缶を4本!。コンビニまで車で行って、それだけ飲み干した後に車内で仮眠し、帰る途中に脱輪してレッカー車を呼ぼうとオロオロしているところを近所の人に警察に通報され、飲酒運転が発覚したらしい。
後で聞いたことですが、Kさんは退院後の自宅療養中に、奥さんが働きに出た後に毎日これを繰り返していたらしい。
さすがに呆れました。酒が我慢できずにチョットだけというレベルではありません。少なくとも酒を飲んでる最中に罪の意識を感じているとは思えません。飲みだすと満足するまで飲み続けないと納まらないんです。明らかな依存症。
本人はクビも覚悟していたようですが、意外に会社の処分は軽くて、今後仕事中には一切運転しないということだけ。しかし、建設関係の会社で仕事中に運転しないということはかなり使い勝手の悪い社員ということにはなるわけですが。
奥さんからは「家を出てってくれ」と言われとたそうですが、今のところ家から通勤してます。小遣いも減らされたそうです。当然のことでしょう。金があったから酒を買ってしまったわけですから。
しかし、おそらく生涯治らないレベルの依存症。口では我々に「すみませんでした」を繰り返し、今後酒を断つ覚悟を決めたと言っていますが、きっとまた飲むでしょう。
本人は今回の警察の処分は3年間の免停ではないかと予想しています。Kさんは間もなく64歳になるので3年後というと67歳。普通の人であればまだまだ運転している年齢ですが、もう再取得はしないかも知れませんね。まあ、そうして欲しいとも思いますが。
これまでの経緯から生涯の断酒はできないでしょう。ただ、その時に運転だけはしないで欲しいと願います。
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2020/10/04 10:57:54