
いきなり下半身の話からで恐縮ですが、先週はずっと尿路結石で苦しみ、入社したばかりだと言うのに、3日も休んでしまいました。私の場合、のたうち回って苦しむとか救急車で搬送されるとかまでの痛みでは無いのですが、下腹部に重い石を詰め込まれたような鈍痛が長く続き、仕事が手に着く状態ではなくなります。
週末になって何とか痛みも消えましたが、泌尿器科の超音波による診察では腎臓に4~5㎜の予備軍が複数備蓄されているようで、また2・3年後に同様に苦しむんでしょうね。先が思いやられます。
さて、今回の本題は”積み”の管理アプリのご紹介です。こんなアプリがあるんですねぇ。例の巨大掲示板で知り、さっそくダウンロードしてみました。
え?”積み”って何かって? 買ったはいいけど、作れなくて(作らなくて?)積みあがった模型の箱の山のことです。
これに頭を悩ましているのは、私だけではないようですね。少なくともこうしてアプリができちゃうくらいには多くの人がお困りらしい。
最近、親父の遺産分割の手続きをしています。親父は私のように始末に負えない何かのコレクションを残したわけではありませんが・・・あ! 昭和時代のも含めた使い物にならない多量の農薬を残しましたわ。その始末にいくらかかったと思います? 実に30数万円です。これにはたまげました。
ま、農薬のような毒物ではないものの、もし私が突然他界したら、家族は模型やミニカーの山を前にして途方に暮れるだろうなと・・・。親父の死後、自分の終活も少しずつリアルに考えるようになったわけです。
もちろん、ゴミとして盛大に捨てれば簡単に始末できますが、それではもったいないし、私も納得できない。もし捨てたら化けて出てやる。
他のモデラーに譲るなり売るなりしてくれればいいのですが、私の家族がそんなことに骨を折るかな? ま、容易ではないでしょう。
そこで、まずは私が生きてる間に少しでも減らすことが先決。そこでこのTsuminaですよ。私の目的としては、全体の把握と、この先作らないであろうキットの洗い出しですね。全て作りたいという意欲はあるんですよ、意欲は。でもこの先の時間を考えるとどう考えても、来世にでも持ち越さない限り無理。
とりあえず300個登録しました。
本来はスマホの画面を縦にスクロールして見るシームレスの画像ですが、見にくくなるので10に分割して貼り付けます。(結果的に繋がって一枚のように見えますね)
以前にもお話したことがありますが、私の”積み”は概算で800個程度と踏んでおりますから、まだまだ道半ば。
85個目あたりまでは記憶だけでも登録できましたが、それ以降になると実物を前にしないと登録できなくなりました。いずれもその時点では作る気満々で購入したかわいいキット達のはずなんですが、思い出せなくてごめんよ。
しかし、登録数が多くなってスクロールしながら眺めてるとニヤニヤしてきちゃいますね。安心感と言うか満たされた気持ちになって。
私、人様の本棚に並んだ本の背表紙からその持ち主の人となりを想像するのが好きなんですが、人様のTuminaの画像を見られたら、同じように凝視してその持ち主を想像してしまうと思います。
はたして他のモデラーの方から見たら、私はどんな人間に見えるのでしょうか? とりあえず雑食モデラーであることや、見境なく買ってることはバレますね。
アプリの仕組みは、
以前にご紹介した蔵書管理アプリ「蔵書管理マネージャー」に似ています。
一番簡単な登録方法はキットの箱のバーコードを読み込むこと。自動的にキットの名称、メーカー、スケール、画像などが出てきます。ただ、バーコードからストレートに登録できるのは、私の場合、感覚的な数字ですがせいぜい1割程度。
バーコードで登録できない場合は、検索窓に商品名等を入力して検索します。
それらの情報はどこから引っ張って来るかと言うと、「Yahoo!商品検索API」を利用しているらしい。
そこに情報がないキットは画像も含めて手入力で登録はできるのですが、スマホのカメラでキットの箱を撮影して登録しようとすると、正方形に近い特定の縦横比でしか登録できません。この点がこのアプリで一番クソなところで、自由な縦横比で登録できれば飛躍的に登録数が増えるんですが。
登録の際に、積みプラ、作成中、作成済の属性を設定するとそれぞれのフォルダーに入れられます。ただ、私はもっと細かく航空機、車、戦車、キャラクターとか細かく分けたいのですが、それに対応していないところが二つ目の欠点でしょうか。
ただ、やはり便利なことは便利。たとえば「ハセガワ」で絞り込むと62個のキットが登録済みであることが分かりますし、例えば「フォルクスワーゲン」で絞り込むとこんな結果が表示されます。
全部で5個のフォルクスワーゲンを積んでおり、全てが「積みプラ」であることが分かります。つまり一つも手が付いていない。
この内、旧ビートルは上段左から2番目のドイツレベル、その右のタミヤ、そして下段のハセガワの3種を持っていることが分かり、キットのパーツを検分したり世間の評判などを参考にどれか一つを作ることに決めて、あとはオークションに流せばいいってことが判断できるわけです。
最近、暇なときはこの登録に集中してますが、果たして積み(罪?)を減らすのに貢献してくれるでしょうか?
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模型 | 日記
Posted at
2021/03/07 17:54:25