
随分と時間が経ってしまいましたが、4月6・7日に開催された岐阜コクピット2024に展示させてもらった作品を紹介させていただきます。
まずは エース 1/72 FV601 サラディン。
今までに飛行機の作品やキットは数多くご紹介してきましたが、AFV(戦闘車両)の自分の作のご紹介は、実に
2009年11月20日のブログ「私のミニカーコレクション プロローグ(ミニカーを集め始めてしまったことの長い言い訳)」以来。飛行機とスケールを揃えて1/72のAFVキットもたくさん抱えております。
さて、FV601 サラディン の実車についてですが、戦後にイギリスで開発された装甲車です。1958年に就役だそうですから私と同い年。イギリスやドイツなど多くの国で運用されたようです。
キットはウクライナのエース社製。発売は2018年。
エースのキットは幾つか持ってますが、その出来はお世辞にも褒められたものではありません。エースはキット化アイテムの希少性だけが取りえ。サラディンは1/35スケールでは数社から出ていますが、1/72ではエースのみ。そのために私としては初めて自作の3Dプリンターパーツを組み込むことになったわけですが、その説明は後半で。
上の実車の写真は私が2018年にイギリスに行ったときに王立空軍博物館で撮ったものです。何で空軍博物館にこんな装甲車があるのか不思議でしたが撮っといてよかった。
実は今回のキットに取り組みかかってから、「そう言えば俺ってこのサラディンて実物を見てるんじゃね?」と思い出し、改めて写真を見て確認した次第。お陰で製作の参考にできました。
製作記とは名ばかりで製作途中の写真はありません。完成後の姿をご覧ください。
ここから3Dプリンターパーツのご説明です。
製作途中から、キットのパーツが緩くてどうにも我慢できなくなって一部のパーツを3Dプリンターパーツに置き換えることを決断。まだ初心者ですから、まさに決断でした。
試行錯誤の末にどうにか設計したパーツのソフト上の姿。
出力したパーツ。
一部のパーツの比較。左がキットのパーツ、右が3Dプリンターパーツ。右のパーツの曲線部分の太さは直径0.2㎜です。
赤丸で囲ったパーツが3Dプリンターパーツでの置き換えパーツです。
砲塔左右に付いているスモークディスチャージャー(煙幕発生装置)が、今回出力したパーツの中では一番大きなパーツになります。
サラディン自体がそれほど人気のある車両と思えないし、このキットも日本国内で1000個も売れてないでしょうね。と言うことで、このブログに需要があるのか甚だ不安。ま、自分の備忘録ってことで。
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Posted at
2024/06/23 23:43:39