
4月26日のことになります。
東京からわざわざ帰省した次女と女房を乗せて大阪に行ってきました。例によって奴らがK-POPアイドルのファンミーティングに行くためのアッシーとして使われたってことです。午前中に着いて奴らは買い物、もちろん私は別行動。
JR大阪駅北側の貨物駅跡地の公園「グラングリーン大阪」が評判になっているのをあちこちの媒体で見聞きするようになって気になってました。
この日はお天気も良く、親子連れなどで芝生広場は賑わっていました。
JR大阪駅のすぐ北。ここを高層ビルで埋め尽くすのは簡単でしょう。経済活性化を目論んで、むしろそうするのが常道。でもそうはしなかった。英断だったと思います。
周辺を歩き回っていると次女から「安藤忠雄展やってるよ」とラインが。
どこかで安藤忠雄の展覧会をやってることを知ってはいましたが、どうしても行きたいというほどの情熱も無く、次女に教えられて初めてこの場所で開催されていることを知った次第。行かない手はありません。

2階エントランス
珍しく館内は撮影自由。
↑分かる人には分かる、安藤忠雄の第1作。”住吉の長屋”の大きな模型の側面。
大きなスクリーンに北海道にある”水の教会”の映像を投影して、鳥の声などの環境音も流して没入感のある展示も。
「安藤忠雄展|青春」と銘打ってはあるものの、若い頃だけでなく最近の作品まで網羅的に図面や模型がたくさん展示されて見応えのある展示でした。
会場を後にしてから気が付いたんですよ。そう言えば長良川国際会議場に関する展示が何一つなかったことに。
長良川側から見た国際会議場。階段部分は長良川の花火大会の際には有料観覧席になります。
長良川の反対側。通勤で毎日見ている景観。
この国際会議場ができたときは、身近に安藤建築ができて誇らしかったですね。実は長女の大学の卒業式がここで行われ、
ブログにもしています。
この国際会議場、竣工した際にどの建築雑誌にも載らなかったことが話題になったんですよね。その時は「そんなこともあるだろう」ぐらいにしか思いませんでしたが、安藤忠雄展でも一切触れられていないとなると、やはり何かあると思わざるを得ませんね。観覧中に安藤設計事務所の所員の方の質疑コーナーもあったのに聞きそびれたことが悔やまれます。ただ、聞いても真正面から明快な回答が得られたかどうかは怪しいとも思いますが。
そう言えば、やはりこれも
ブログで採り上げたことがある、那覇の複合施設OPAも展示が無かったように思います。
帰りにパラパラとページをめくっただけなので断定は避けますが、ミュージアムショップで売られていた作品集にも長良川国際会議場は載っていなかった記憶です。
岐阜市のHPにはちゃんと安藤忠雄の設計であると記載されていますが、安藤忠雄側からすると無かったことにされている模様・・・・残念。何があったんだ? 理由を知りたい。
因みに、作品集は買いませんでしたが、綿製のトートバッグを買いました。
下の方に青いマジックで何やら書いてありますよね。本人直筆のサインだそうです。ま、ネタとして楽しみたいと思います。
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Posted at
2025/05/11 00:23:20