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成田のオッサンのブログ一覧

2010年02月10日 イイね!

トヨタ博物館(6)・・・痛車編

ある程度、予想はしていました。車の博物館でマンガの企画展、日曜だし当然何台かはあるだろうと。しかし、これほど停まってるとは思いませんでした。
博物館の駐車場に愛車を入れると、他府県ナンバーが目に付きます。博物館に近い駐車スペースは既に満車状態。さらに奥に車を進めると、あるわあるわ。





同じ車の側面とボンネット。アイドルマスターと読めますが、私が知ってるアイドルマスターとはちょっとキャラが違う。一体何のキャラ? ま、オッサンは知らなくて当たり前か。
車が可哀想と思うのもオッサンの発想なんだろうな。





比較的シックな配色のフィット(あくまでも痛車としてはです)。でも色素薄子って何のキャラなんだ~。気になる。

実はここまでビクビクしながら撮ってました。博物館から戻ってきた痛車のオーナーと鉢合わせになり、「なに勝手に人の車撮ってんだよ~」なんて凄まれたらどうしようって。アニメキャラを描いた車に乗ってる人が必ずしもアニメキャラのように愉快な人とは限りませんからね。
でも、これを見てから、堂々と撮っていいんだ! むしろ撮りまくるべきなんだと確信しました。

                

撮られることを折り込み済みみたいでした。





同じ車のボンネットと側面。だから「魔法少女リリカルなのは」って何? 見たことも聞いたこともない。
ただここにもダッシュボードに「撮影可なの」と。撮らせてもらいました。





同じ車のボンネットと側面。植田佳奈~っ? 知らん、全く知らん。



「ゼロの使い魔」? ちょっとエロいぞ。公道を走っていいのか?



↑これには笑った。確かに痛かろう。これぞマンガ! 自分の車でここまで自虐ネタができればリッパ!



相変わらず知らないキャラ。



白河ななか? 誰か知ってるぅ?



黒いボディーに白で描かれた、切り絵のようなシックなものも。

痛車のキャラといえば初音ミクだと思っていたのに、1台もなし。その初音ミクだってやっと最近になって何者であるか知ったばかりなのに・・・。
しかし、これらの痛車ドライバーは相互に何のキャラクターなのか分かってるんでしょうか? 自分さえ分かればいいのかな? むしろ、誰もが知ってるキャラはダサいとかいう世界なんでしょうか?

確かに、私が若い頃にもステッカーを一杯貼ってる車はありました。特にラリーなんかやってる人に多かったですね。
しかし、安くはない車をここまで台無しにしてまで自分の痛さを表現したいんでしょうか? 分からん。
まあ、彼らも私に分かってもらおうとは思わないだろうけど・・・・。






Posted at 2010/02/11 00:40:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | トヨタ博物館 | 日記
2010年02月06日 イイね!

トヨタ博物館(5)・・・愛地球博のなごり編

名古屋って他の地域の方にはどう思われてるんでしょうね?

数年前まで、女性向け雑誌のファッションチェックなどの記事では、必ずと言ってもいいほど名古屋は飛ばされてました。
東京→横浜→京都→大阪→神戸 みたいな感じで名古屋は素通り。
これを名古屋人は苦々しく思いながらも諦めてました。名古屋は製造業の街、ブルーカラーの街であって、文化を発信するような街ではないとの自認があるからです。
その名古屋の製造業を代表するのがトヨタ。

多少の変動はありながらも、バブル崩壊後から一度も立ち直ることなく現在まで不況が続いていると言うのが私の実感なんですが、2005年の愛地球博の少し前あたりからでしょうか、トヨタだけが着実に業績を伸ばしているという報道が目立つようになり、そしてそれに引っ張られる形で名古屋圏が注目され、全国の中で名古屋だけが元気であるかのような印象が産み出され、雑誌にも名古屋の特集がよく組まれるようになりました。
その動きに機を同じくするかのように開催されたのが、前述の愛地球博です。

名古屋にはかねてから国際都市として名を上げたいという悲願があります。東京は東京オリンピック、大阪は大阪万博と国際的に知名度を上げる舞台になっているのに、それに比べて名古屋は・・・、という発想です。
もう覚えていらっしゃる方も少ないと思いますが、1980年、名古屋はオリンピックの開催地候補として名乗りを上げました。ところがお隣韓国のソウルに見事に惨敗。あのとき名古屋が獲得してればその後の名古屋圏の景気は大きく変わり、私の就職先も別のところになっていた可能性も大きいのに・・・・。
ま、個人的なことはさて置き、このとき名古屋が負った傷は深く、ず~っとトラウマとして残ります。
全国的に地方博がはやった1989年(平成元年)、名古屋で名古屋デザイン博(正式名称は世界デザイン博覧会)が開催されました。この博覧会を博覧会国際事務局(BIE)に何とか「国際博」として認めてもらおうと手を尽くしたようですが、結局認められませんでした。これで二度目の傷を負ったわけです。
そして三度目の正直!愛地球博! さすがに今度は失敗は許されません。事前の根回しも十分だったようで国際博覧会のお墨付きもちゃんともらって、名古屋市内ではないものの、隣接する長久手町の会場をメイン会場として2005年に開催されました。
マスコミ対策も十分だったようで、広告代理店を巻き込んで(買収して?)、批判めいた報道を押さえ込み、見事に成功しました。これで世界的に名古屋の知名度が上がったとは相変わらず思えないんですが、まあ、思いは遂げることができ、名古屋のトラウマも消えたと思いたいですね。

随分前置きが長くなりましたが、私も3度ほど、この博覧会に出かけました。いずれも狙ったわけじゃにのに、人出の記録を更新した日に当たり、とにかく長時間並んだ記憶があります。会場の近くに住む同僚はパスポートを買って、毎日のように出かけてた人もいましたっけ。
実はそのメイン会場とトヨタ博物館は道一本隔てただけのようなところにあります。この辺にもトヨタ丸抱えの博覧会であったことが見て取れると思います。
で、トヨタ博物館にはその名残の品がいくつかあります。

                         
一人乗りの未来コンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」です。会期中にはテレビでよく見ました。つまりこれをこの目では見たのは今回が初めて。会期中は並ぶのがアホらしくなるような待ち時間でしたから。
こんなので街中を移動できたら渋滞も減るでしょうね。一人しか乗ってない車って多いですからね。

これを展示と言っていいのかどうか? 駐車場の一角に置いてあるだけなんですけどね。つまり雨ざらし。状態を保つ気もないってこと?


会場内の移動手段として運行していた、IMTS(Intelligent Multimode Transit System)燃料電池ハイブリッドバスです。2~3台が連結せずに連なって運行され、先頭車両にだけ運転手がいましたが、乗ってるだけで、操作する必要はありませんでした。
「車両は、走行路中央に埋設された磁気マーカに沿い操舵制御され、車々間通信および地上信号装置等による自動速度制御・ブレーキ制御機能を持つことにより、高い安全性と信頼性を実現している。」なんだそうです。

一度だけ乗りましたが、極端な低床バスで、外から眺めると大型バスですが、客室内にタイヤハウスが大きくせり出し、客席数はたった十数席だったような記憶です。

運転席には懐かしいコイツが。


モリゾーですな。色褪せが、愛地球博からの歳月を感じさせます。

Posted at 2010/02/06 21:46:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | トヨタ博物館 | 日記
2010年02月04日 イイね!

トヨタ博物館(4)・・・懐かしの少年時代の名車編

トヨタ博物館本館は3階建て。今までは2階のクルマをご紹介してきました。
今回は3階の展示車をご紹介します。3階にあるのは国産車、それも見覚えのある懐かしい、少年時代にあこがれたクルマが並んでいます。そしてこのフロアでは、改めてトヨタの懐の広さが実感されます。

羅列になってしまいますが、観客になったつもりでご覧ください。


トヨペットクラウンRS型 1955年。初代クラウン。ドアはいわゆる観音開き。近所の上級生の親が乗ってましたが、今思えば結構凄いことなのかも。


スバル360K111型 1958年。私と同い年だ。私が小学校3・4年のときの担任の女の先生がスバル360で通勤してましたが、これの後継モデルになるのかな?


日野コンテッサPC10型 1961年。駆動方式はRR。コンテッサは伯爵夫人という意味だそうです。


ダットサン サニーB10型 1966年。発売前に車名を公募したんですよ。採用されるとこのクルマがもらえるとあって、叔父と一緒に頭を捻って応募した覚えがあります。


トヨタカローラKE10型 1966年。サニーの登場を知ったトヨタが大慌てでこのカローラを作ったと聞いていますが、実際どうだったのかな?


プリンス グロリア スーパー6 1964年。このクラスでの6気筒OHCモデルの先鞭をつけたんだそうです。こうしたギラギラしたマスクで高級車らしさを演出した時代でした。


いすゞ 117クーペPA90型 1970年。大阪万博の年ですね。ご存知ジウジアーロのデザイン。日本初の電子制御燃料噴射式DOHCエンジンを搭載したんだそうです。学生時代の友人の親がこれを所有してて、乗せてもらったことはあります。


ダットサン フェアレディーSP310型 1963年。


ホンダ S500 AS280型 1964年。後にS600,S800へと発展。


トヨタ スポーツ800 UP15型 1965年。


マツダ コスモスポーツLB10型 1969年。ロータリーエンジン車ですね。



トヨタ セリカTA22型 1970年。親戚から廃車寸前のこいつをもらい、一月だけ乗ってました。

トヨタ車に偏らず、幅広くクルマを集めて展示していることがお分かりいただけると思います。このほかにも多くのクルマが展示してあります。
ギャランGTOは子供の頃大好きだったのに写真を撮り忘れてしまいました。

私としては、初代RX-7もここに並ぶに相応しいと思いますが、あと1台加えるとしたら何がいいと思いますか?

Posted at 2010/02/04 01:05:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | トヨタ博物館 | 日記
2010年01月23日 イイね!

トヨタ博物館(3)・・・クルマのエロス編

機能? クルマにそんなものいらないでしょ。必要なのは色気! それだけ! あとは付け足し。機能もあれば、それに越したことはないけどね。

トヨタ博物館で400枚以上の写真を撮ったわけですが、撮ってるうちに気持ちが昂ぶっている自分に気付くときがあります。クルマを構成する面の中に妖しい曲線を見出したときです。どんな曲線かと言うと、人体、それも女性の体の曲線。
機関車トーマスじゃありませんが、クルマのフロントマスクが人の顔に見えることがあります。結果的にそうなるものもあれば、狙ってそうしてるのもあるでしょう。でもボディーの妖しい曲線は偶然じゃありません。明らかに狙ってやってます。

例えばこれ。1回目でご紹介したトヨタ2000GT



ええケツしてますやろ(オッサン全開)。

側面の曲線だって。

                  

腰のくびれを思わせる曲線。
こうして改めて2000GTのデザインを見直してみると、確かに巧みだと思います。強すぎない、シャープな色気を感じます。

でも、時代を遡れば、もっとあからさまな色気の追求があったことが展示車で確認できます。



コード フロントドライブ モデル812 というクルマの一部です。ね、いやらしいでしょ? 男ならどうしたって女性の胸とか臀部とか思い浮かべますよね。
オーナメントだってこんな感じ。



そして、真打登場! ドラージュ D8-120

このクルマほど色気を感じるクルマは他にありません。遠めにもムンムンと色気を発散させています。10年以上前にここを訪れたときも、この色気を何とか捉えてやろうと何枚も写真(その頃は銀塩フィルムカメラ)を撮ったんですが、満足できるものは撮れませんでした。そのときよりはいくらかマシなものが撮れたとは思っていますが、果たしてこのクルマの色気がどれくらい伝えられるのか自信が持てません。



前輪のフェンダーです。前輪を覆うだけのためにここまでする必要がありますか? しかも単純なふくらみでなく、途中に凹みを作っています。肉体からの引用の造形でしょう。
このクルマのタイヤは四輪ともカバーの中に納まっています。このクルマのデザインにはタイヤは不用なんです。むしろ邪魔。おそらくコーチビルダーのデザイナーは全体を一体的なデザインで覆いつくしたかったんでしょう。



                    

トヨタ博物館のホームページには、このクルマの解説としてこんな説明がしてありました。

その美しさは“愛人に贈るならドラージュ”といわれるほど優雅にして華やかなものばかりであった。

いいですか? ここ大事ですよ! 恋人でも、ましてや断じて妻ではなく、「愛人」への贈り物ですから。

元々、妖しさをまとうべきクルマであり、そのためのデザインだったんでしょう。
トヨタ博物館もこのクルマの価値には気付いているようで、他の車とはちょっとだけですが扱いが違います。目立つ場所に展示してありますし、ちゃんと四方から見れるようにしてあります。

こうして色気を感じる車を並べてみると、共通点に気付きますね。
・色気の要素は女体の曲線を模した抑揚のあるフェンダーとボディーサイドの曲線や、それに繋がるテールエンドから発せられる。
・デザインの自由度が高いこともあって、特に前輪のフェンダーの造形から色気が発散される。
逆に言えば、色気を出そうとすれば、それらに気を配ってデザインすればいいってことです。残念ながら好きじゃないんですが、日産の最近のフーガなどにその意図を感じます。

フォトアルバムにもう少し写真があります。

トヨタ2000GT

コード フロントドライブ モデル812

ドラージュ D8-120


 

Posted at 2010/01/23 23:35:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | トヨタ博物館 | 日記
2010年01月19日 イイね!

トヨタ博物館(2)・・・キラキラ豪華絢爛編

このトヨタ博物館の話題は、多くの方が読んでくださっているようで、16日、17日は連続して私のPVレポートの記録を塗り替えてくれました。ただ、外部の方のPVの方が多いようで、みんカラ内部の方はちょっとアレなんですが・・・。

さて、今回は豪華な車達のご紹介。

まずは、デューゼンバーグ モデルJ



豪華と言えばこの車。まばゆいばかりのロールスロイス 40/50HP ファンタムⅢ



当然、ベンツだって負けてません。メルセデスベンツ 500K



デューゼンバーグが1929年、ロールスロイスが1937年、ベンツ500Kは1935年の車です。
こうして3台並べると、意図した以上にギラギラ感が出ますね。そして3台ともよく似てる。
ラジエターグリル、ヘッドランプ、クラクションホーンをメッキパーツで構成し、車体前面を光り物で埋め尽くた感があります。
今更説明する必要もありませんが、まだまだ一般庶民には車なんて手の届かない存在。その中でもこの3台は王侯遺族や富豪のステータスシンボルとしてみごとにその機能を果たしたことでしょう。

また、ロールスロイス以外は、ボンネット側面に出た排気管にもメッキを施し、装飾的アイテムの一つとして車体側面を飾っています。その意味ではこれもそう。



ドラージュ D8-120 です。この写真、今回撮った400枚以上の中での私のベストショットだと思っておりまして、職場のPCのデスクトップ画像にしております。
尚、この車については、次回、たっぷりと語らせていただきます。

フォトアルバムに車体全体を写した写真もあります。

デューゼンバーグ モデルJ

ロールスロイス 40/50HP ファンタムⅢ

メルセデスベンツ 500K




Posted at 2010/01/19 23:39:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | トヨタ博物館 | 日記

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