(今回の日記はちと長い上に、内容が多岐に渡ります)
今年のゴールデンウィークは珍しく好天続き。
ある程度予想はしていたんですが、2日になって、明日ディズニーシーに行くと言い出す我家の女性軍。当然、私はそんなところには行きたくはない! 毎回、足として利用されるだけでなく、入園まで強要されているんですが、今回は入園しなくてもいいことに!
晴れて完全別行動! \(^o^)/
しかし、5月3日といえば思い出すのが、
ちょうど一年前に鎌倉に行ったときのこと。茅ヶ崎あたりで速度違反で捕まってしまたのがちょうど一年前の5月3日。今回は、捕まらないように慎重な(決して速度を抑えたわけでもありませんが、とにかく捕まらないように)運転を心がけました。
2日の晩、10時過ぎに自宅を出発。休憩なしで3時過ぎにディズニーシーの駐車場に到着。
仮眠の後、8時半頃家族を見送り、私も舞浜駅から都心へ。
まだ模型店が開くには間があるため、山手線をわざと一周して時間を潰し、秋葉原へ。
秋葉原はGWとあって賑わってました。チラシを配るメイドさんや、どう見ても似合ってないフワフワのドレスを着込んだレイヤーを横目で見ながら模型店へ。
一番値の張る買い物はこれ。
1/72安芸製作所のファイアーブランド。模型を作る人でも安芸製作所を知る人は少ないかも。大手模型メーカーのいわゆる射出成型キットとは違い、ウレタン樹脂製の少量生産のキットです。しかし、その精密感は他のどのキットにも引けを取りません。特にセントーラスエンジンの排気管の取り回しの部品の超絶的な・・・(専門的過ぎますね)。
その代わり、安くはありません。十数センチの単発機のキットで8千円弱。安芸製作所への応援の意味を込めて、初めて安芸のキットを買ってみました。
秋葉原にはお昼過ぎまでいて、その後、事前に調べておいたストールという模型クラブの展示会へ向かいました。この展示会は全く予備知識なしで覗いてみたんですが、さすが東京。思わぬ拾い物でした。
場所は文京シビックセンター。JR水道橋駅からドームを横目に歩いて10分ほどのところ。

後楽園遊園地にも結構、絶叫系のアトラクションがあったんですね。おそらくこっちの方が空いてるだろうに・・・。
ストールの展示会、はっきり言って数は大したことありません。しかし、やはり内容が濃い。そして展示会場が立派でアクセスがいい。更にやはり東京と思わせるのが、模型雑誌で見たことがある作品が多いことと、その製作者本人が会場にいること。
中でも目玉はこれ。
中田正治というモデラーがある人の注文で製作した、フルスクラッチビルドのフランスの昔の実験機、トリダン。
その製作過程が載ったスケール・アヴィエーションという雑誌の記事。

左下にご本人の写真も載ってます。
もちろん、このトリダンも凄いんですが、私が驚いたのはこのバラクーダ。

1/48なんですが、ちゃんと主翼の折り畳みと展開ができる! 精度と強度を兼ね備えた工作には脱帽です。本人が結構、無造作に主翼を動かしてましたが、壊れません。
別の人の作品ですが、少しピックアップ。

出来栄えは大したことないのかも知れません(実際は凄いのかも知れませんが)し、この1/144のアポロは他でもみたことがあります。
注目すべきは、左下に見えるヴォストーク。これも同じ1/144なんです。
確かにヴォストークは地球の引力を脱したことはありませんし、確か一人乗り? しかし、アポロと比べてこの小ささ! 思想の違いで片付けられる差ではないような気がします。
他にはこれ。

タマゴ飛行機で作ったブルーエンゼルス。コメントに「ファントムの曲技飛行をこの目で見たかった」と書いてありました。おそらく会場にいたであろう本人を捕まえて、「僕、見たもんね~」と自慢したい誘惑にかられましたが、止めときました。
もう一つ。ザクとはちがう さん のために。

こういう展示会でペーパークラフトが見られるのは、極めて稀です。でもよくできてました。
内容のある展示会ではありましたが、1時間もかかりません。
で、あとはどこで過ごしたかと言うと、漫喫。東京まで行って漫喫かいっ!と言われそうですが、これも収穫がありました。
会場から水道橋に帰る途中で見つけた漫喫は狭い店でしたが、まだ新しくてきれいな店でした。
ここで最近気になっていても読めてない作品を一気読み。
まずは、「ママはテンパリスト すいません育児なめてました」
みなさんにお勧めします。作者の息子「ごっちゃん」の育児エッセイ漫画ですが、このごっちゃんがネタの宝庫。漫喫の狭いブースで声を出して笑ってしまいました。因みに「ごっちゃん」の本名は悟空(多分この字だと思う)。
続いて「テルマエ・ロマエ」。

これは確か、朝日新聞の書評で知ったんだと思います。それから気になってたんですが、読むのは初めて。
主人公は古代ローマの公衆浴場の設計をする建築家。ところが浴槽の中で気絶する度に、何故か現代日本のお風呂にタイムスリップ。そこで得た知識を戻った古代ローマで応用して大成功するという奇妙奇天烈な設定。
お次は、「聖☆おにいさん」。

何と! 釈迦とキリストが現代日本のアパートで同居して生活すると言う、ありえない、と言うか、怒られるぞいつかって設定。
つくづく、漫画って何でもありなんだなと思わされます。決して二人とも温厚じゃないとこが・・・。
最後にこれ。実は読めなかった作品の紹介です。
アニメが韓国人からの抗議でお蔵入りになってしまったヘタリア。
この漫喫、上記のような話題作がちゃんと目立つところに置いてあって、当然、このヘタリアもあるものと思い、店員に聞いてみましたが、残念ながらこれはありませんでした。
国を擬人化した歴史コメディで、題名のもとになった女の子好きで陽気な「イタリア」のほか、生真面目できれい好きの「ドイツ」など世界20か国以上のキャラクターが登場する漫画。
韓国は何でも日本の真似をしたがる人物として描かれているそうです。もちろんそれは作品全体のごく一部としてですが。いつかは読みたいと思っています。
駐車場で家族と合流し、TDSを出たのは夜10時半過ぎ。やっと家に着いたのは4日の朝6時。かつては帰路も休憩なしで走ったもんですが、昨夜は途中のサービスエリアで3回も仮眠。
お前ら、もう少し考え直した方がいいぞ。(と日記には書いておこう)
Posted at 2010/05/05 19:46:02 | |
トラックバック(0) | 旅行/地域