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成田のオッサンのブログ一覧

2012年10月28日 イイね!

不思議なディスプレー

不思議なディスプレーこれを果たしてディスプレーと呼んでいいものか・・・・。

もう何年も前から、多分、十年以上前から、その前を通る度にこれが気になってました。
名古屋市昭和区の広い通りに面した、塀を巡らした旧家風のお宅の一角です。
歩道に面して雑然とも整然とも言えぬ状態でおもちゃが並べてあるんです。
先日、現場の帰りに通りかかり、iPhoneで撮ってみました。



このまとまって並べられているところはよく見ると、かつて駐車場だった部分ですね。





おもちゃの種類に統一性はありません。どちらかと言うと女の子用のおもちゃが多いし、人形系に偏っている感もありますが、男の用のおもちゃもあります。
今までは横目で見ながら通るだけだったので、おもちゃの一つ一つまで目が行きませんでしたが、ハロウィンだとかクリスマスだとか、季節感も演出されてますね。
・・・と言うことは、誰かがおもちゃの入れ替えをしてるってことなんでしょうね。



これが玄関前。一つ間違えばゴミ屋敷のレベル。
ここからは人の出入りは不可能ですね。でもね、この家の周りを一周してみたんですが、他に出入り口は無いんですよ。空家? でも昼間から電飾が点滅してるし、少なくとも電気代は払ってますね。



歩道際にもこんな風に並んでます。おもちゃだけでなく、壷(?)のようなものもたくさん並んでます。写真を見てホースがあるのに気付きました。おそらく樹木への水遣り用ですね。やはり放置ではなく、手入れはされてるようですね。



広い歩道に面していて、車道から見るとこんな感じです。見られることを意識してるものと思われます。高木が生い茂るお屋敷であることもお分かりいただけると思います。

かつて・・・・この家の子供が幼くしてこの世を去り、その母親が年老いて認知症気味になり、亡き子を偲んでおもちゃを次々と買ってきては並べるように・・・・なんて勝手な物語を想像してしまいますが、表に並べる必要はありませんからね。正直なところ、ある種の不気味さも感じてしまいます。

最後にシュール感を強調するために、ちょっと加工してみました。



Posted at 2012/10/28 23:02:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 街角風景 | 日記
2012年10月23日 イイね!

あれから30年(2)

あれから30年(2)Scale Aviation に戻ります。
記事を読んでるとあの紛争のいろんなことに改めて驚きますね。
フォークランド紛争は、イギリスにとってはもちろんですが、アルゼンチンにとっても距離との戦いでもありました。アルゼンチン本土を飛び立ったアルゼンチンの戦闘機にとってフォークランド諸島は航続距離から言ってギリギリの位置。戦闘時間はわずか5分程度しかなかったそうです。つまりフォークランド諸島内の空港をアルゼンチンに抑えられてしまうとイギリスにとっては大きな痛手。




アブロ・ヴァルカン爆撃機


ヴィクター空中給油機(爆撃機から改造した給油機)

そこでフォークランド諸島から7500km離れたアセンション島(ブラジルとアフリカ大陸の中間あたりにある島。これもイギリス領)からヴァルカン爆撃機を向かわせるのですが、これがもう大変な作業で、爆撃機1機を送り込むために実に15機の空中給油機が用意され、ヴァルカン爆撃機は往路に5~7回の給油を受け、復路にも1回の給油を受けて帰投するという作戦でした。往路では給油機に給油する給油機が用意されると言う、もうパズルみたいな複雑さ。その戦費を想像しただけで気が遠くなりそう。(図の赤いのが爆撃機で、青いのは空中給油機です)
この爆撃ではアメリカからシュライク対レーダーミサイルを入手して戦っていますし、イギリスの戦闘機で参戦したのはシーハリアー戦闘機だけでしたが、その戦果はこれもアメリカから急遽取り寄せたサイドワインダーAIM-9Lによるところが大きいようですね。何せAIM-9Lは全方位発射能力がありますから、わざわざ敵機の後ろに回りこむ必要がありませんからね。このおかげでシーハリアーは1機も落とされてません。


シーハリアー戦闘機

航空戦はイギリス軍に大した被害はありませんでしたが、海戦では双方に大きな被害が出ました。その海戦で一躍有名になったのがエグゾセミサイル(トビウオという意味)。アルゼンチン軍のシュペールエタンダールが発射したエグゾセはイギリス海軍の駆逐艦シェフィールドに命中し、撃沈。これが世界初の空対艦ミサイルによる大型艦撃沈となりました。

結局、イギリスは戦死者256名、アルゼンチンは746人の戦死者を出して、72日間の紛争は終結しました。イギリスは領有権を守ったわけですが、竹島、尖閣、北方4島の例を出すまでも無く、これでスッパリとアルゼンチンが諦めたわけではありません。今もブスブスと火種は残ったままです。
しかし、客観的に観てどう思います? 日本近海の領土問題のように双方の本国の間にある島じゃありませんよ。私にはどう見たってイギリスに無理があるように見えるんですが・・・・。香港やマカオの租借地も手放したことだし、フォークランドも見直す時期なんじゃないかと・・・余計なお世話かな?

Wikipediaに面白いことが書いてありました。アルゼンチンは、日本がソ連との間に北方領土問題を抱えているために、積極的にアルゼンチンを支援してくれるものと期待していたそうです。

戦争を指揮したアルゼンチンのガルチェリ大統領は、戦後二日目に失脚し、敗戦の責任を問われ懲役12年の刑に服しますが、恩赦により5年間で監獄生活を終えました。
ちゃんと最高責任者の敗戦の責任を追求し刑が執行されたことについては、どこかの国のあいまいな戦後と比べると私の目には健全に映るのですが。
Posted at 2012/10/23 00:11:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 飛行機 | 日記
2012年10月21日 イイね!

あれから30年(1)

あれから30年(1)例によって、思いつくままに書く、まとまりのない話です。

偶数月に出る Scale Aviation という飛行機模型専門の雑誌をほぼ欠かさず買っています。今月号の特集は、The 1982 falklands conflict。そうフォークランド紛争参加機の特集。



もうあれから30年もたったんですね。
皆さんはあの紛争の前から、アルゼンチン沖にイギリスの領土があるなんてご存知でしたか? 恥ずかしながら私はあの紛争が起こって初めて知りました。帝国主義時代の名残がこんなところに残っていたのかと驚いたものです。
当時、私は学生でした。友人とこの紛争の激しい戦闘の話題になり、「もうこれは紛争じゃなくて戦争なんじゃないか」なんて友人が言ってのが忘れられません。その友人も既にこの世の人ではありませんが。

で、Scale Aviation を読んでると模型の話ばかりじゃなくてフォークランド紛争の戦闘の様子も書かれていて、当然ですが当時の英国首相サッチャーの写真も載ってます。
それを見て思い出しました。あ、借りたままのレンタルビデオ見なきゃ。
The IRON LADY、映画館でやってた時期に観なきゃと思いつつ見逃していました。レンタルビデオ屋でDVDを見つけて1週間レンタルで借りた期限が迫っていました。

皆さんもサッチャー元首相が認知症を患い、公の場には出ないのはご存知でしょう。調べてみると彼女が生まれたのは1925年。日本の年号で言うと大正時代。認知症も無理からぬ年齢ですね。昔の映画なら彼女が政治家を志した若い頃から首相を引退するまでの、人生の華々しいところだけを描いたでしょうね。でも今の映画のことだから、少しは現在の、つまり認知症の彼女も描いて、そこから過去に戻って・・・なんて導入部は私も想像しました。果たして導入部は私の予想通り。彼女の主観では夫が今も生きていて何かと話しかけたり、そうかと思うと突然この世にいないことに気付いて夜中に夫の遺品を片付けたり・・・・。ところがこの映画、導入部だけでなく最後まで現在と過去を行きつ戻りつしながら、認知症である彼女の主観も交えて、青年期以降の彼女の生涯を描いて、その構成が実に見事。
若い頃のサッチャーは別の若い女優が演じていますが、首相になってから現在までを演じたのは、あのメリル・ストリープ。その演技がまた実に素晴らしい。メリル・ストリープはこの映画で3度目のオスカーを受賞していますが、納得! 
私が最初にスクリーンでメリル・ストリープを観たのは1978年の「ディア・ハンター」。きれいでした。



この映画で助演女優賞。私の記憶ではチョイ役でしかありませんでしたけどね。この映画の見所は何と言っても緊迫感あるロシアンルーレットのシーンでしょうね。余談ですが、この映画、私の生涯のベスト10に入ります。
1979年の「クレイマー・クレイマー」は日本では話題になりましたが、こんなの私は観ません。
1982年の「ソフィーの選択」は悲しく重いストーリーでしたが、これもいい映画でした。メリル・ストリープはこの映画で最初の主演女優賞を受賞しています。



サッチャーの追憶の中で2度、ミュージカル映画「The King And I (王様と私)」の場面が登場します。亡き夫と見た思い出の映画のようです。



「王様と私」の曲と言えば「Shall We Dance?」。「Shall We Dance?」と言えば、日本の映画。この映画で大貫妙子が歌う「Shall We Dance?」が滑らかでリッチで大好きです。4分以降から。



The Iron Lady のフォークランド紛争の話に戻りまが、イギリスの艦が沈められ多数の犠牲者が出たことを知らされると、彼女はさっそくペンを取り、遺族に直筆のお見舞いの手紙を出した場面が印象的でした。
戦勝後には一気に支持率を高めましたが、やがて強引な政治運営が非難されて首相を降りますが、それでも11年間も西側初の女性首相を務めたわけですから、ころころと首相が変わるどこかの国とは大違い。

日本でのタイトルは「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」となっていますが、センチメンタル過ぎます。The IRON LADY でいいと思います。
Posted at 2012/10/21 23:58:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2012年10月05日 イイね!

OPUS

OPUSくどくなるけど、何度も書こう。私はフォークが嫌いだ。でも私の中学・高校時代、それしかなかったからそれを聞くしかなかった。
その頃は毎晩、ラジオの深夜放送を聞きながら、落ちこぼれの私は半分船を漕ぎながら、はかどらない勉強をしていた。
高校2年の頃、私は山下達郎のオールナイトニッポンを発見した。これも前に書いたが、この地方の民放ラジオ2局は、深夜3時からは2局とも深夜便トラック運転手向けの演歌中心の番組を流していて、オールナイトニッポンの2部は、この地方ではネットしていなかった。演歌はフォーク以上に嫌い。どっかで自分好みの曲がかかる番組はないかとチューニングダイアルをいじっているうちに、ノイズの中からその頃珍しいアメリカンポップが流れてきた。それが山下達郎のオールナイトニッポンだった。まさに発見だった。



自慢じゃないが、少なくとも私の周りでは誰よりも早く山下達郎を知っていたと自負している(自慢か)。それが徐々に知られ出し、1980年の「ライドオンタイム」で一気に知名度が上がる。今は絶滅したカセットテープのCMとのタイアップ曲で、信じてもらえないかも知れないが、小さくではあったが本人も出演していた。気持ち悪い言い方だが「俺だけの山下達郎」が一般化していくのが悔しくもあった。
考えてみれば、彼とも長い付き合いだ。NHKのFMで番組を持っていた頃は、発売したばかりの自分のアルバムを、トークもかぶせずに惜しげもなくフルコーラス流したりして、(当時はエアチェックと言って、ラジオで流れた曲をカセットテープに取って聴くのが普通のことだったので)こちらが彼のアルバムの売れ行きが落ちるんじゃないかと心配したりもした。
民放FMでは、「サンデーソングブック」という彼のお化け番組がある。ちょうど今月7日が番組放送開始20周年! 一人のアーティストが20年も番組を続けるなんて、他には絶対にない。

そして、つい最近、3枚組み(正確には初回限定版にはボーナスディスクが付いているので4枚組み)のベストアルバムが発売された。そのジャケットがタイトル画像。
彼のアルバムジャケットのデザインは、一貫性はないもののどれも凝っていた。アルバム「FOR YOU」の鈴木英人のイラストも懐かしい。



それが今回のジャケットと来たら・・・・・「ああ、ついにここまで来たか」てのが私の率直な感想。明らかに万人受け狙いのイラスト。ま、ベスト盤だし、多くの人に受け入れられているのも事実なのでそれでいいと言えばいいのだが・・・、それにしてもね。

このベストアルバム、もちろん買ったと言いたいところだが、買ってはいない。私は彼のに限らずベストアルバムと言うものが好きじゃない。いくら好きなアーティストだからといって、既に持っている曲を二重に買う必要を感じないからだ。比較的古い曲が中心だが、彼の多くの曲が既に私のiTunesに入っている。日本人アーティストで一番多いのは彼か小野リサだと思う。

私が車で移動するときはカセットアダプターを介してiPodを繋ぎ、ランダム再生で好きな曲を流している。もちろん山下達郎の曲も多い。ただ、それは私だけが車に乗っているとき。娘達が乗るときは、遠慮なく、断りも無く、曲の途中だろうが、私のiPodのケーブルを引き抜き自分達のiPodに繋ぎ替える。そしてジャニーズのヘビーローテーション。私には耳にタコ。
しかし、山下達郎はそのジャニーズとも無縁ではない。キンキキッズのデビュー曲「ガラスの少年」は彼の作品である。そして彼が歌う「ガラスの少年」が今回のアルバムのボーナス盤に収録されている。

先程、ベストアルバムは買わないと言ったが、(大きな声では言えないが)録音はした。実は娘が友達から(正確に言うと、友達のお母さんから)借りてきたのだ。(そのお母さんと友達になりたい)
車の中で彼の曲が流れると「また山下達郎」などとしか言わない娘だが、テレビ番組の主題歌になった曲が気になるらしい。持つべきものは娘か?

話はラジオの深夜放送に戻る。このベストアルバムのテレビCMをご覧になっただろうか? 鶴瓶が山下達郎に電話をかけるバージョンがある。最初にこの二人の取り合わせに驚いたが、何と二人の最初の出会いは、9月2日のブログ「山平和彦」でも触れたミッドナイト東海。山下達郎が初めての地方プロモーションで全国を回り、ミッドナイト東海に出演して意気投合して以来の付き合いだと言う。そういえば二人は同世代か。
残念ながらこのときの放送は聞き逃したんだと思う。聞いていればはっきりと覚えているはずだ。

CMは・・・・ ココ で見られます。
Posted at 2012/10/05 00:14:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記

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「1/12バイク模型のスポーク張り替え中。」
何シテル?   06/01 22:08
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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