
その後もサンコウチョウの写真は撮り続けています。
【6月29日 土曜日】
巣に着く前に近くで撮れたオス。いつもこんな風に開けたところで撮らせてくれたらありがたいんですけどねぇ。
この日はまだ抱卵中で、巣の様子も前回と変わりなし。次週には孵化しているはず。
【7月6日 土曜日】
予想通り、孵化してました!
雛が大きく開けた口に、飲み込まれるかと思うくらいくちばしを差し込んで餌を与えるオス。
もちろん、メスも交代で餌を運びます。
【7月7日 日曜日】
翌日も出掛けました。タイトル画像は、その日の雛だけのときの巣の様子。高く伸ばした首に力強さが感じられますし、体も大きくなったような気がします。この写真では3羽にしか見えませんが、雛は全部で4羽いるようです。
来週末には巣立ってしまっている可能性も・・・・?
【7月11日 木曜日】
そして、今日。女房が寝坊しやがりました。ええい! もう休んじゃえ! だって、今日あたり、巣立ちがありそうな気がする。
駐車場に車を停めて、車から出た瞬間から胸騒ぎがしました。いつもなら駐車場にも一人や二人のカメラマンがいるはずなのに誰もいない。
嫌な予感を振り払いながら通いなれた巣の方へ。あれっ、カメラマンが一人もいない。もう巣立っちゃった後か? いや、去年の例だと、巣立った後でも巣の近くにいるはず。カメラマンの姿が一人も見えないのはおかしい。巣に近づきすぎないように張られたロープもない。明らかに雰囲気がおかしい。サンコウチョウが飛び込んでいた池に行くと、やっと数人のカメラマンがいました。
「雛はもう、巣立ったんですか?」
「蛇にやられちゃったらしいよ。」
「え~っ!」
どうやら4日くらい前(つまり月曜くらいでしょうか)に蛇が巣を襲い、雛は全部食べられてしまったとのこと。去年は4羽の巣立ちを見届けられただけに、このショックは大きかった。自然は厳しいなぁ。しかし、残念。
池にサンコウチョウが来るのをじっと待つ気にもなれず、帰ろうとすると聞きなれたサンコウチョウの鳴き声が。
藪の中でしか撮れませんでした。おそらく今まで写真を撮っていたのと同じ個体だと思います。もう一度、繁殖にチャレンジする可能性は0とは言えませんが、これからだとギリギリでしょうね。もし、もう一度産卵するのなら、写真が撮れないところでもいいから、雛が無事に育つことを祈らずにはいられません。
Posted at 2013/07/12 00:04:17 | |
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