
もう2週間前のことになりますが、毎年恒例の岐阜コクピットの展示会に行ってきました。
今年のテーマは「日本の翼」。今年もレベルの高い作品が並んでおりました。
会場の入口を入ってすぐのテーブルの様子です。テーマが日本の翼で、しかも会場が各務原市ですから、こうなることは当然予想できることですが、このテーブルのほとんどが岐阜基地の機体。
タイトル画像がその一つで岐阜基地のF-86Fです。キットはハセガワ1/48。
岐阜基地の機体を新旧取り混ぜてご覧いただきましょう。

F-86D セイバー。ハセガワ 1/48。銀塗装が緻密に塗り分けられています。

F-104D。練習機タイプですね。ハセガワ 1/72。1/72でここまでの作り込み! 脇にエンジンまで添えられていました。

F-104J。ハセガワ 1/48。

岐阜基地のマークのクローズアップ。

F-2。ハセガワ 1/48。岐阜基地航空祭でもよく見る機体。確か初号機だと思います。

同じくF-2の複座型、洋上迷彩。
上の2機は説明の必要はないですね。いずれもキットはハセガワの1/48。
これだけの機種が揃うのは、飛行開発実験団である岐阜基地ならでは。
岐阜基地以外の自衛隊機。
和テイストのF-15。
2004年、航空自衛隊は創立50周年を迎え、各装備機に特別塗装を施しました。百里基地の第305飛行隊は同隊のシンボルである梅と地元筑波山を背面に水墨画風に描い特別塗装機を登場させました。
世界で一番、F-15の塗装で遊んでるのは、我航空自衛隊です。
他にも自衛隊機があります。↓でご覧ください。
岐阜コクピット2014(2)
外国機とAFVはこちら↓
岐阜コクピット2014(3)
AFVで気になったのがこれ。
陸自の82式指揮通信車。ピットロード 1/35。
かなり彩度を落とした淡い感じの迷彩塗装が施されているのが特徴的。乗員のメガネにご注目。
艦船ではこれ。
ぼけてて済みません。空母「隼鷹」(読めません、誰か教えて)。
フルスクラッチビルド、スケールは1/200。船体は木製だそうですが、上部構造は全て紙製!
3年かかってるとか聞きましたが、驚異的な作り込みです。
会場の一角に会員のMさんの追悼コーナーが設けられていました。
写真をお見受けしたところ、まだ60歳くらいに見えました。色紙には「手描きの天才Mさん、さようなら」と。いくつかMさんの作品も並べられていました。いずれも過去に見ているものばかり。C-130のペガサスを始め、全て手描きだったんですね。改めて敬服。
てことは、このフランス革命の絵も手描き? 凄いなぁ。Mさんの次の作品はもう見れないってことなんですね。
↓のんパパさん用。
展示会の楽しみの一つに、存在は知ってても完成品を見たことがないキットを見られるってことがあります。
これがその一つ。
Aモデル 1/72 I-216。機首から昆虫の触角のように伸びた2本の棒は機銃のようです。なんでこんな形態に?
そしてこれ。
Aモデル 1/72 Mi-10。今回の一番見応えがある作品でした。1/72でもでかいです。
機首やローター基部の精密感が凄い。積荷のトラックもよくできてます。実機の大きさはこのトラックから想像できるでしょう。
こんな「三丁目の夕日」的なビネットも。
いつもながらの出来栄えの作品群に満足しながらも・・・・、出品者の皆様には言い難いのですが、今年は作品点数も少なめで、感嘆できる作品も少なかった・・・(生意気言って済みません)。
観客は多かったんですが、高齢化が進んでますな。人の事は言えませんが。
来年にも期待しております。
nonchan1967さんのリクエストにお応えして。
最後の写真の赤い車の写真は撮ってませんでした。でも みんカラ なのに車のキットの写真がないのもアレですよね。てことで埋め合わせ(なんて言うと作者に失礼ですが)フェアレディーZを。これもよくできてますよ。
そして、尾翼しか写ってなかったANAの機体はこれ。旬ですもんね。さよならジャンボ。
Posted at 2014/04/20 12:33:43 | |
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