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成田のオッサンのブログ一覧

2019年10月28日 イイね!

成田流合成写真のレシピ(1)

成田流合成写真のレシピ(1)多くの方は「今更そんな分かり切ったこと解説されても・・・」かも知れませんが、そうでもない方のために、私流の航空機の模型と背景の合成写真の作り方を、B-17Gの例を参考にしてご説明したいと思います。





<用意するもの>
・合成したい模型
・背景の画像 自分で撮影した写真や著作権フリーのものが望ましい
・画像編集ソフト
 私は Adobe Photoshop Elements 11 を使っていて、それで説明させていただきますが、他にも同様の機能を持つソフトはたくさんありますので、どれでも。古いソフトでも複数のレイヤーを重ねられれば問題ありません。フリーソフトでもGIMPなんて高度なことができるソフトがありますし。

<作業の手順>
① 背景の選択
 適当な背景を選びます。今回はこれ。



昨年イギリスに行ったときに機上から撮った、おそらくオランダの景色。オランダ上空ならB-17が飛んでても不思議はない。
右下に窓の角が写り込んでるので、これが入らない部分でトリミングして使います。


トリミング以外にもコントラストや明るさを調整しています。

こうした遠方から撮った地上の景色なら、縦横比を変えてもまず不自然に見えることはないでしょう。背景が空と雲だけならもっと自由に変形できます。

※ 注意したいのは光の方向。後でキットを撮影する時に光の方向を背景と揃えて、でき上りを自然な画像にするためです。

② キットの撮影
私の場合、撮影場所はいつも我が家の2階のベランダ、と言うか物干し場。



自然光の下で撮るのを持ち味としていますので、こんな風に物干し竿から釣り糸で吊って撮影します。こんな状態ですから風のない日を選ぶ必要があります。
今回はこの撮影中に風で揺れたせいで、胴体に差し込んであるだけの主翼が胴体から外れ、ベランダの床に墜落! 一瞬、心臓が止まりました。その修復に手間取ったために、”暑中見舞い”が”残暑見舞い”になってしまいました。

※ 後で機体だけを切り抜くので、できるだけ高画素で、絞りぎみで(つまり被写界深度を深くして)撮影します。できれば機体のバックは無地で単色な壁などが望ましい。

いろんなアングルでたくさん撮って、気に入ったのを選びます。当然、三脚での撮影になります。

ジェット機であれば、ここで撮影は終わりですが、プロペラ機の場合はそうは行きません。



上の写真とどこが違うか分かりますか? 
実はプロペラを60度回転させています。なぜそんなことをするのか? 
後でご説明します。

素材は揃ったので、後はパソコンでの作業。

③ ソフトで目的の大きさと画素数のキャンバスを設定する。
今回は暑中見舞いですので、葉書大で300dpiのキャンバスです。画素設定は300dpi程度で十分です。







この白いキャンバスの上に画像を乗っけていくわけですね。で、これはこれで一旦保存して、撮影した機体の画像を開きます。

④ そして、この画像から機体だけを切り抜きます。



多角形選択ツールなどを駆使してひたすらいらない背景を削除して、対象だけの画像にします。込み入った細部の作業は画像を拡大して行います。全行程の中で一番根気がいる作業です。

できあがりがこちら。



⑤ 中途半端にプロペラが残ってることにお気づきでしょう。
これから、それを消します。

左主翼内側のエンジンを例に説明します。



要するに右側の画像のプロペラの無い部分を左の画像のプロペラがある部分に移植して下の画像のように徐々にプロペラを消して行く作業です。そして最終的にエンジンとスピナーだけにします。これを4つのエンジンで行うわけですね。
単純なコピー&ペーストだと思われるかもしれませんが、ほぼ同時に撮った画像でも微妙に角度や明るさが違っていたりするので、微調整が必要です。
ですから、忙しいよい子は絶対に真似しないように。

できあがりがこちら。



後から考えれば、今回はスピナーとプロペラブレードが別々のアクセサリーパーツを使ったわけですから、エンジンにスピナーだけ取り付けて撮影すれば、この作業は不要だったわけです。アホですね。

⑥ 次に組み立てたプロペラを真正面から撮影します。背景は白い紙などにすれば、後の作業が楽です。撮影後、背景を消してプロペラを切り抜きます。



市松模様は背景が無色透明であることの記号です。
で、これに回転のエフェクトをかけます。

プロペラを楕円選択ツールで選択して上のツールバーで
フィルター → ぼかし → ぼかし(放射状) とクリックしていくと、



こんな表示が出ますので、上の方のスライドバーを左右に動かして”量”を調節して、好みの回転量(回転の勢い?)にしてください。
すると・・・あら、不思議。回転してるプロペラの出来上がり。



ああ、面倒臭くなってきた。
今回はここまで。





















Posted at 2019/10/29 21:59:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2019年10月19日 イイね!

久しぶりに松尾池

久しぶりに松尾池久し振りの鳥さんネタです。
久し振りに松尾池に行ってきました。と言っても先月の28日のことなんですが。
実は、カワセミ撮影より、いよいよ池の水を抜く工事が始まってるんじゃないのか?という興味と言うか不安と言うか、とにかく見ておこうという気持ちからでした。
以前は松尾池の耐震改修工事と聞いて、「また余計なことを・・・」と思っていましたが、昨今の酷い水害の事例を聞くと、やはり放置はできなのかなという気持ちにもなってきますね。
でもなぁ、池の水を抜いちゃうとカワセミを始めとして、間もなくくるはずのオシドリもどうするんだろう?

とにかく久しぶりですから、松尾池に行くとヘルメットを被ったおじさん達がいっぱいいて、車も停められないくらいか?などと危惧しながら行ってみると、以前と何の変りもない。いつもの東屋にはいつものメンバーが。

さっそく、あいさつ代わりにカワセミを。





まだ紅葉はしていませんが、背景の水面がモネみたいに写ってたので、意識してトリミング。



偏心してトリミング。

まだ若いオスですね。ひょっとすると今年生まれた子かも? つまり親はもう他界したかも?ってことですね。
私がこの池に来るようになってから、何代くらい代替わりしてるんでしょうね。

時折、ケラの声が聞こえます。常連さんの話では東屋の近くにも時々来るとか。
程なくして、来てくれました! アオゲラも久しぶり。



割と近くに来てくれたのに、葉陰は辛い。









やっと明るいとこに出て来てくれたと思ったら後ろ姿。


Posted at 2019/10/19 23:07:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 野鳥 | 日記
2019年10月14日 イイね!

昭和な、あまりにも昭和な中津川市の松葉

昭和な、あまりにも昭和な中津川市の松葉10月1日のブログ「私もメガソーラーには反対だが・・・ 」に引き続き、もう一回だけ御嶽山の帰り道の話をブログにさせてください。
今回はローカル色が強い話題です。

御嶽山に登ったのは前の会社の元同僚4人で、私以外の3人は名古屋市内で集合して1台の車に乗り、私だけは愛車に乗ってロープウェイ乗り場まで。帰り道も同様。
温泉に入った後、帰り道のどこかで晩御飯を食べて帰ろうということになり、どこに入るかは先行する3人に任せて走りました。
3人の内の誰の選択だったのかは分かりませんが、選ばれたのは中津川市内の”松葉”(タイトル画像)。驚きました。私なら絶対に選ばない選択。私以外も松葉に対するイメージは共有されているものと思っていましたが、どうやらそうでもなかったようです。3人の内、二人は私より若いのに。
喫茶松葉、かつては現在のコメダ珈琲店のように、この地方のどこにもあった喫茶店です。おそらくフランチャイズ展開していたのではないかと思われますが、現在はその数はかなり減り、フランチャイズも崩壊しているのではないかと推察します。とにかく、私の中では昭和の遺物というイメージで固定しています。少なくともわざわざ入るような店ではない。

気持ちを落ち着かせて中に入ると、かなり混んでる。ほぼ満席。そしてほぼ全員が、時間帯のせいもあったとは思いますが、喫茶ではなく、食事をしている。
そして、中で忙しく動き回ってるのは昭和の遺物らしからぬ若いウェイターとウェイトレスばかり。

私が頼んだのは、お腹を満たせそうな「松葉定食」。



これでもか!という国籍不明感は、まあ田舎ならではか。

食べていると、どこからともなくタバコの匂いが。最初は喫煙コーナーに近い席に座ったのかな?と思いながら気にも留めなかったんですが、何度かタバコの匂いが漂ってくる。箸を止めて通路を挟んだ隣の席を見ると、向き合って座った爺さんが焼きそばを食いながら煙草を吸ってるじゃないですか。これは自分達が間違って喫煙コーナーに座ってしまったのではないかと疑って店内を見回すと、どこにも喫煙だの禁煙だの表示がない! 
今時、分煙すら行われていない飲食店があるのか!? 前にも書きましたが、ほとんどの人が喫茶ではなく食事をしてます。喫茶店と言うよりファミレスの雰囲気の店内。子供連れの家族もいます。段々腹が立ってきました。
しかも、隣の二人の爺さんの内の一人が靴を脱いで足をソファの上に投げ出しました。幸い、その匂いまでは伝わってはきませんでしたが、あきれました。中津川市民の民度ってこんなもん?

中津川市を含む東農地方は中央線で名古屋に通勤する人が多くて、少なくとも私の実家の羽島市よりは人口が多い。そこそこ文明化された都市かと思ってましたが、中津川市民の無神経には幻滅しました。
来年4月からは、全ての飲食店で、原則屋内禁煙になるはず。今、こんな状態で対応できるのか?

中津川市民の時代錯誤はこれくらいにしておいて、改めて注目したのは”松葉”。
実家のある羽島市にも残っています。↓



これ以外にも羽島市内に残る潰れた松葉の遺構を知っています。

最近、現場の近くで見つけた大垣の松葉。↓



正面は2階建てでシンメトリーであり、両端に塔を配するという、同じようなテイストのデザインで統一されていることはお分かりいただけると思います。
そして、中津川の松葉は「レストラン プリンス松葉」、羽島の松葉は「サロンド 松葉」、大垣の松葉は「キャッスル松葉吉原」と名乗っているようです。
”松葉”の前や後ろに涙ぐましいまでの訳の分からない言葉を足して差別化しようとしているあたりも、いかにも昭和であり、かつてのフランチャイズを脱した証拠かなとも思っています。とにかく、私が若い頃には東海3県のいたるところにありました。

”松葉”について調べてみると、これまたローカルネタだと思いますが、この地方のあちこちで見かける「しゃぶしゃぶの木曽路」の経営者がかつて展開させた喫茶店が、この”松葉”とのこと。
それがどうして衰退していったのか? 最盛期はいつ頃で何店舗あったのか? そうした資料がネット上にはないんですよね。調べてみると、それはそれでおもしろいんじゃないかな?

私の勝手な推測ではありますが、コメダ珈琲はこの”松葉”を意識、あるいは目標として展開していったような気がしてるんですが、この辺にお詳しい方がいらっしゃったら、教えていただきたい。
Posted at 2019/10/15 23:13:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年10月07日 イイね!

B-17G製作記(5)・・・完成! エアフィックス B-17G

B-17G製作記(5)・・・完成! エアフィックス B-17G引っ張りましたが、ここでやっと完成した エアフィックス(AIRFIX) 1/72 B-17G をご覧いただこうと思います。アルバムにまとめてご覧いただけばいいようなもんですが、そこはそれ、製作者の欲と言うか、できれば大きい画像でご覧いただきたい。「これでもかっ!」とたくさん貼り付けちゃいます。
ただ、大きくご覧いただくのは本望なんですが、画像によっては実物より大きく表示されちゃうのもありますね。ちょっと、本末転倒か? ま、いいや。

その前に・・・そのB-17Gですが、つい最近、アメリカで悲惨な事故があったようですね。(リンク先がいつまで有効かわかりませんが)

“体験ツアー”で墜落 7人死亡 B-17爆撃機

乗員・乗客だけでなく、地上でも一人亡くなっているようです。
写真を見ると機体は今回製作したのと同じG型のようです。残念です。

気を取り直して・・・。















実はこの歳にして、初めて”張り線”という工作をしてみました。垂直尾翼の上の方から機体後部に張られたアンテナ線の再現ですね。直径0.04㎜のメタルリギングというものを使っています。髪より細いですが、72倍すると3㎜近くってことですから、スケールに合わせるならこんなもんでしょうね。









上の写真を見て、すぐに「おかしい」と気づかれる方は、”通”。
B-17G製作記(3)・・・A BIT O'LACE という機体」で「実は取り返しのつかない大きな見落としをしていた」と書きましたが、それがこれ。
機体側面の国籍マークを貼る段になってやっと気づいたんですよ。国籍マークが前過ぎるって。
原因はキットの銃手の窓が実機より前にあるから。



赤い〇で囲んだのがこのキットの銃手の窓の位置関係。胴体の左右で前後にずれてます。この配置であれば、二人の銃手が同時に射撃してもお互いが邪魔にならない。
でも、このタイプだけじゃないんですよね。



左右の窓が同じ位置にあるタイプもある。
窓の位置に二通りあることは知ってました。知ってはいましたが、まさか A BIT O'LACE が左右で窓が同じ位置にあるとは思いもしなかった。致命的ですね。
事前に気付いていれば、大工事だったかも知れませんが、やってやれないことはなかったでしょうね。ま、遅すぎます。後戻りはできません。











滑走路に立って実機を見上げてみればこんな感じかな。



初めてブレーキパイプも再現してみましたが、イマイチ。



裏側も。収納用の段ボール箱の上でひっくり返しました。







次回は、合成写真の作り方をご覧いただく予定。






Posted at 2019/10/07 22:00:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | 模型 | 日記
2019年10月01日 イイね!

私もメガソーラーには反対だが・・・

私もメガソーラーには反対だが・・・前回のブログ「御嶽山」の帰り道の話になります。

登山の後には温泉に浸かって疲れをいやしてから帰るのが恒例となっておりまして、帰り道沿いにあったひなびた温泉に入ることに。
どれくらいひなびているかと言うと、まず建物が平屋で普通の民家のよう。風呂も広いとは言えず、ふろ上がりに冷たいジュースでもと思って自販機を探してもないという、そんな温泉でした。
で、することもなく、先に上がった私は連れが来るまで狭い廊下の片隅のソファに腰を降ろして待っていると、テーブルの上に置かれた署名用紙に目が留まりました。
どうやら近所のゴルフ場跡地にできる予定のメガソーラーに反対する署名のようでした。そう言えば、来るときも、メガソーラー反対ののぼり旗をいくつか目にしたのを思い出しました。
用紙を見ると、かなり遠方の方お二人が既に署名してありました。

私もメガソーラーには反対する者の一人です。一体どこから”メガソーラー”と呼ぶのか知りませんが、実家の近所でもソーラーパネルで覆われたかつては田や畑であった場所を見るたびにやるせない気持ちになります。ましてや山の斜面を覆うなんて! 

30代の頃だったかな? 私も太陽光発電装置付きの分譲住宅団地の建設を担当したことがあります。その頃は太陽光発電装置付きの住宅もまだ走りの頃で、10戸ほどのまとまった規模の太陽光発電装置付きの分譲住宅は珍しくて結構話題になりまして、マスコミの取材も受けたし、市長まで視察に訪れるという反響がありました。
計算すれば元は取れないことは分かっていましたから、これから太陽光発電が本当に伸びていくのか、はたまた一時のあだ花として消えていくのかすら不透明な時代でした。
それがここまで増殖するとはねぇ・・・。

署名の話に戻ります。
ペンを取りかけて改めて用紙を見ると、欄外に
「東京ドーム〇〇個分、中国資本」
などと手書きで書いてあります。
「中国資本!それはけしからん!」と一瞬でも思ったことは否定しません。
でも、待てよとペンを取りかけた手を戻しました。
中国資本て本当にそうなのか? それを確かめる手段は私にあるのか? そもそもこれを書いた人は、中国資本じゃなかったら反対しないのか? 中国資本と書いておくと署名を集めやすいと思ってこれを書き足したわけだよな。それってヘイトってやつじゃないのか?

結局、私は署名を見送りました。
そもそもなぜゴルフ場は潰れたのか? 
手書きの添え書きが事実なら、なぜゴルフ場の跡地は日本人ではなく中国人に買われたのか? 
ゴルフ場跡地はおそらく買い叩かれて二束三文だったと思われるが、それでも旧権利者はいつまでも塩漬けで持ち続けるよりも、売れたことを喜んでるんじゃないのか?

ただ、ただ、日本経済のふがいなさがここに至ったという、それだけのことじゃないでしょうか。

ま、誰のであろうと、メガソーラーは今すぐにでも規制して欲しいです、ホント。
Posted at 2019/10/01 23:46:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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