• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

成田のオッサンのブログ一覧

2024年07月24日 イイね!

報われた執念

報われた執念みん友様限定で公開します。

ある程度、野鳥撮影を経験された方ならタイトル画像に感嘆の声を上げられたのでは? そう、ヤイロチョウを撮影することができました。

初めてヤイロチョウの話を聞いたのは、サンコウチョウが巣立ったことを知った翌週でした。運よくサンコウチョウの飛び込みでも撮れたらいいなと、いつもの森に。
実際、サンコウチョウの声は聞こえましたし、メスだけど飛び込みを撮れたとおっしゃる女性カメラマンがいらっしゃいました。その方とお話していると、近くにヤイロチョウがいるとの話題が! 先週はそれをめがけてカメラマンが100人くらい押し寄せたとか。そんなこと私は全く知りませんでした。またしても自分のネットワークの無さに嫌気がさしましたが、もうサンコウチョウなんてどうでもよくなりました。ヤイロチョウなんて人生で一度撮れるかどうか。聞いた以上は行かねば!とすぐさま移動。
きっと今日もカメラマンがひしめきあっているに違いないと思いつつ、教えられた場所に行ってみると、意外なことに駐車場は空いてるし、それらしき数人のカメラマンが当てもなくうろうろとしているだけ。知り合いは誰もおらず、どの辺に出現したのか聞ける人もいません。仕方なく周辺を一周して帰宅。
翌週の土曜日。早朝から行ってみると、カメラマンはいるものの、人数はまばら。二人のカメラマンが陣取っているところを見つけ、便乗させてもらうことにしました。話を聞くとその周辺で鳴き声がしたとのこと。昼まで粘りましたが、ヤイロチョウは表れず帰宅。
翌日曜日にも朝から同じ場所に。車の中にいて窓を少し開けて耳を澄ませつつ、時々カメラを抱えて周辺を偵察。近くに陣取っていた男性カメラマンが面白い話を聞かせてくれました。
その人によると、この辺の鳥屋さんなら知らない人はいないバードウォッチャーのRさんて方がいるんですが、その方は3年くらい前からそこにヤイロチョウが来ていることを知っていたようですが、今年初めてそのことを地元の野鳥の会に話した。そしたらあっという間にその情報が全国に広まったということらしい。
野鳥の会と鳥屋は利害が一致する部分もありますが、かつてのオオタカの騒動のときのように、利害が対立するときもあります。鳥屋の中には確かに自分さえ撮れればそれでいいと考えてる人もいることは否定できません。一方、野鳥の会は野鳥の保護が第一目的のはず。ところが今回は野鳥の会が発信源となって情報が拡散されて遠方を含む多くの鳥屋を呼び寄せてしまい、その結果その男性カメラマンの話では、多数のカメラマンに追い回されてヤイロチョウが巣を放棄してしまった可能性があるとのことでした。その方も岐阜ナンバーの車で来てましたから地元の人だと思いますが、ヤイロチョウの情報を何と関東の知り合い経由で聞いたとか。
まあ、私も結果的には野鳥の会経由の情報で知ったようなもんですから、人様のことは非難できませんが、「野鳥の会何やっとんねん」て気はしますね。

しかし、このまばらなカメラマンの数から考えると、これまでに成果があった人はほんのわずかで、諦めた人がほとんどだってことを示していると思われます。

知ってしまった以上、私だって粘りますよ。ヤイロチョウの存在を聞いてから毎週土日に通い、それに有休を取った1日も加えて計6日目か7日目になると思いますが、先日の日曜日にやっと巡り合えました。
カメラを抱えて車を降りてすぐ。「あれ、森の中に木漏れ日で反射してるメタリックグリーンがあるぞ。もしや?!」とレンズを向けてみると・・・



最初に撮った1枚。トリミング無し。
ぽっかりとそこだけに木漏れ日が当たり、浮かび上がっていました。光が当たっていなければ見落としていた可能性大です。それまでに鳴き声は全くありませんでした。もう感激し興奮しました。

同じような写真が並ぶことになりますが、何せ初めて撮れた珍鳥、お許しください。



















なぜ同じような写真ばかりなのかと言うと、それはヤイロチョウがほとんど動かなかったから。
自分で十分にと撮れたと感じ、しかもヤイロチョウはまだ動きそうにないと察した私は50mほど離れたところで陣取っている見知らぬカメラマンに教えることにしました。走って行って手招きしましたが、相手はキョトンとするだけで分ってくれない。近くまで行って「ヤイロチョウがいますよ!」と告げると飛んできました。その方も十分に撮れたと思う頃になってもまだ動かない。それで更に別のカメラマンにも教えに走りました。

3人で撮りまくっていると、「お腹の赤い部分が見えないね」との声が。そうは見えないかも知れませんが、今回の写真は山の斜面にいるヤイロチョウを見下ろしで撮ったものばかり。お腹が見えないのも当然。最後の方になってやっとお腹を見せてくれました。





やがてヤイロチョウは森の奥に消えていきました。
撮影データを見ると、撮り始めからいなくなるまで約50分。移動範囲は1mかそこら。その間、一声も発しませんでした。

もちろん、今週末も行くつもりですが、私も松尾池の知り合いに話しましたし、一緒に撮影した人達も拡散させている可能性は大。不安ではあります。

このブログは秋になってから全体公開にする予定です。

【9月1日追記】
9月になりましたので、公開範囲を全体公開に切り替えます。
撮影できた日の翌週が、私が実際に見た内ではカメラマンの数が最大で、関東方面のナンバープレートの車もいました。その後、徐々にカメラマンは減り、ついにカメラマンは私だけの日も。撮影できた日以降、10回以上足を運びましたが、結局一度も出会えませんでした。一度だけとは言え、奇跡的な運に恵まれたとしか思えません。
果たして来年も来てくれるのか? 期待せずに待ちたいと思います。




Posted at 2024/07/25 00:06:13 | コメント(3) | 野鳥 | 日記
2024年07月20日 イイね!

5年ぶりのハヤブサ(2)

5年ぶりのハヤブサ(2)間に他のが入っちゃいましたが、「5年ぶりのハヤブサ(1)」の続きです。

<6月3日>
巣を見ると3羽いたはずのヒナが2羽しかいません。他のカメラマンの方に聞くと、3羽の内1羽だけが先に巣立ち、2羽が残ったとのこと。確かに他の鳥でも全てのヒナが一斉に巣立つわけでは無いものの、大抵同一日の内には巣立つもの。何日も違うことがると初めて知りました。



親としては焦ってるんでしょうね。こうして餌を掴んだまま何度も巣に近づいたり離れたりして2羽のヒナを巣から飛び立たせようと誘いますが、ヒナは飛び立とうとせず、あきらめて巣に餌を投げ込んでいました。結局この日は巣立ちませんでした。

<6月8日>
巣立ってました。兄弟仲良く固まってました。

























親の飛翔。





兄弟仲良くしているように見えましたが、そこはやはり野生の世界。
親からもらったわずかな餌を空中戦で取り合ってました。これは見てて迫力がありました。











この翌週も行ってみましたが、ハヤブサの姿は全く見えず撤収。来年も繁殖していることを期待して下山しました。
Posted at 2024/07/21 00:23:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 野鳥 | 日記
2024年07月13日 イイね!

尾の長いオスが来てくれました(2)

尾の長いオスが来てくれました(2)一月ほど前のブログ 尾の長いオスが来てくれました の続きです。

前回が6月8日まででしたので、今回はその翌週、6月15日の様子から。





夫婦交代で尾の長いお父さんも巣を守っています。

6月22日。

孵化してました。とりあえず一安心。卵の段階で蛇に食われちゃうこともよくありますから。

これは自然に手を加えるってことですから賛否あるのかも知れませんが、対策も打たれました。



私は何のお手伝いもしていませんが、サンコウチョウの巣がある樹、及びその周辺の樹の幹にビニールを巻いて蛇が登り難くしています。

そのせいなのか、そんなことしなくても結果は同じだったのか分かりませんが、孵化を迎えることができました。









つがいでせっせと餌を運んでいました。

で、その翌週の6月29日。
あれっ? 思ったよりカメラマンが少ない。それに待てど暮らせど親が巣に来ない。これはヘビかカラスにやられたか? 巣立ちにはまだ早いだろうし。
でも他のカメラマンの方々も相変わらずレンズを向けてるし。でも、顔見知りが一人もいないぞ・・・。分からん・・・。

その後、私はこれを見て自分の情弱ぶりに呆れるわけです。



動画内に何度かアップで写ってる神谷さんはよくお見掛けする方ですね。
結局無事に巣立ってたわけです。よかった、よかった。

しかし、そんなこと何にも知らずに空き家の巣にレンズを向けてた私達って・・・。
Posted at 2024/07/13 20:06:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 野鳥 | 日記
2024年07月06日 イイね!

リッチモデル 1/72 M109A6 パラディン(Paladin) 155㎜ 自走砲 & マスターボックス 1/72 Mk.Ⅰ "Male"

リッチモデル 1/72 M109A6 パラディン(Paladin) 155㎜ 自走砲 & マスターボックス  1/72 Mk.Ⅰ "Male" エース 1/72 FV601 サラディン 製作記 (ACE 1/72 FV601 Saladin building report) に引き続き、4月に開催された 岐阜コクピット2024 に出品した2点の私の作品をご紹介します。どちらも1/72スケールのAFV(戦闘車両)になります。

まずは前回のサラディンと韻を踏もうと思ったわけではありませんが、アメリカ陸軍のリッチモデル 1/72 M109A6 パラディン 155㎜ 自走砲(RICH MODELS 1/72 M109A6 Paladein)をご紹介します。
因みにサラディンの名は十字軍と戦った英雄「サラーフッディーン」を由来としたもので、パラディンは、「パラティン」(palatine)、そしてラテン語の「パラティヌス」(palatinus)」から派生した語で、中世および初期近代ヨーロッパの多くの国で見られた一定の高位にある騎士を指すそうです。

キットは中国の新興モデルメーカーであるリッチモデル社製。



なかなかよくできたキットではあります。

因みになんですが・・・



上はタミヤ(イタレリのOEM販売)の1/35のパラディンのボックスアート。ここまであからさまなパクリも珍しい。

実車。



やっと作品のご紹介。砲塔後部のバスケットのエッチングパーツが効果的。

















ウクライナにも供与され、活躍しているようです。
現代戦はピンポイントで敵を攻撃する精密誘導兵器が活躍する場かと思いきや、戦線が膠着してくるとこうした無誘導の砲弾の数がものを言う世界だったということを知るわけです。

続いて、マスターボックス 1/72 Mk.Ⅰ "Male" 。



第1次大戦のイギリス軍の戦車です。てか、これが世界最初の戦車。
英語で戦車は水槽などを意味する tank 。これは開発中のこの兵器の秘密を守るために当時のイギリス軍が使った符丁でしたが、それがその後もそのまま使われて今日まで続いているんだそうな。
農業トラクターの改造から始まった開発経緯は下の動画をご覧いただくとよくわかります。



そう、私も子供頃はこいつを菱形戦車と呼んでいました。菱形と言うよりは平行四辺形だけどね。















上のパラディンもこれもウェザリングは初めてこれを使ってみました。筆でペタペタと塗りたくるのが楽しかった。私としては過去一汚してみたつもりですが、根っからのAFVファンの方からすれば汚し足りないと思われるでしょうね。



現代の戦車と比べると砲塔が無いなど大きく形状が異なるのはともかくとして、戦車と言えば荒れた不整地を走破するために最低地上高の高さが必要とされるはずなのに、こんなに低くて大丈夫なのか気になりますね。このMk.Ⅰはとにかく敵の銃撃を無力化して塹壕を越えることを第一目的として開発されたので、これで良かったんでしょうね。後部に付いた車輪は、車体後部が塹壕に落ちた時の脱出用だそうです。
また、網でできた屋根のようなものが何を目的としたものなのか作りながら悩んでいましたが、展示会で知り合いのSさんに手榴弾除けだと教えられて納得。
上の動画でも触れられていますが、乗員はエンジンと隣り合わせで騒音と熱で大変だったようです。

で、こいつがMale(オス)ですから、当然、Female(メス)もあるだろうってことになりますね。あります。



車体側面の砲が機関銃になり、火力ではオスに劣りますが、軽量化されてます。

第一次大戦では敵味方が塹壕にこもり膠着状態が続くことが多く、それを打破するために生まれた戦車。では戦車登場以降、塹壕は意味がなくなったのかと言えば、第二次大戦どころか現代のウクライナ侵攻でも塹壕は有効。
現代の戦争はドローンやら精密誘導兵器やらの先端技術を生かした最新の兵器で短時間で決着がつくものと思われていましたが、いまだに第一次大戦と変わらない部分が多く残ってるんですね。




Posted at 2024/07/06 21:22:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 模型 | 日記

プロフィール

「過去最大級のが採れた。500円玉まであと一歩。」
何シテル?   06/24 10:02
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/7 >>

 12345 6
789101112 13
141516171819 20
212223 24252627
28293031   

リンク・クリップ

今年の年賀状 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/01/02 07:34:58
全日本模型ホビーショー 2015 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/30 22:59:15
 
クリーンでエコなnonchanとしては。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/06/06 20:04:24

愛車一覧

BMW 5シリーズ セダン BMW 5シリーズ セダン
E39の大人しさの中にもキリッとしまったところのあるデザインが好きです。アメリカでは不人 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation