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成田のオッサンのブログ一覧

2024年09月15日 イイね!

針の木岳

針の木岳先週の金・土曜日、久し振りに山に行ってきました。毎回、楽な登山は無いと言っていますが、今回はまた辛かった。
どこに登るのか決めたのは、現役時代の同僚のK君。K君は都合で最近は山に登れてなくて久しぶりの登山。と言うことで簡単そうな針の木岳を選んだと言っていましたが、これがとんでもない選択でした。確かに山小屋にはお昼に着きましたから時間的にはそれほどかかっていないものの、急勾配が延々と続く辛い登山でした。それを示す資料を見つけました。人様のサイトからですが。



左が今回の針の木岳のルートの断面図です。「雪渓ルート」と表記されていますが、今回は雪渓は登っていないものの、雪渓を横目に見ながら登りましたので勾配はほとんど変わりません。右は昨年登った燕岳の合戦尾根ルートの断面図。合戦尾根ルートは北アルプスの三大急登として有名です。針の木岳のルートもそれに並ぶ急登と言えるレベルじゃないでしょうか? いや、むしろ私の体感的には今回の針の木岳ルートの方がきつかったように感じているんですが。



扇沢から黄緑の線に沿って登り、その後、右の水色のルートで針の木峠に到達して、そこから右の蓮華岳、左の針の木岳に登るルートです。



現役時代の元同僚二人と合流して扇沢駅の駐車場に着いたのは午前3時頃だったかな? そこで5時くらいまで車中で仮眠。



午前7時頃の大沢駅。トロリーバスに乗ろうとするお客さんの列が分かるでしょうか? トロリーバスも今年の12月で終了です。



おそらく画面中央の山頂が針の木岳。

登り始めは「こんなもんなの? 大したことないね。」で始まるんですよ。ところが途中の大沢小屋を過ぎたあたりから急勾配になり、それがずっと続きます。予想していなかった鎖場(くさりば)も数か所ありました。いやぁ、しんどかった。




ちょっとしたお花畑。







人様のブログを読むと6月くらいまではアイゼンを付けてこの雪渓を登れるようですね。9月では御覧のような状態ですから雪渓を避けて脇の登山道を登ります。
途中、沢を何度か横切りますが、渡ってからどこを歩けばいいのか迷う場面が何度かありました。



お昼ごろ、針の木峠に到着。この手前のつづら折りの登山道は永遠に続くのかと思えました。

峠を越えて眼前に広がる景色。



奥の方のやや右寄りに、とんがった槍ヶ岳が見えます。



針の木荘から蓮華岳方面を望む。
ここで昼食を済ませ、この山小屋にチェックイン。誘惑に勝てずここで売ってる600円もするCCレモンを飲んでしまいました。
ザックを降ろし、暫く休憩して片道1時間ほどの蓮華岳(2,799m)へ。実はお天気が良くて見晴らしが良かったのもここまで。



山小屋を見下ろしながら、また登る。



蓮華岳山頂の様子。殺風景でしょ。こういう登山はつまんないんだよなぁ。

下山し、山小屋の布団で横になりましたが、足をつりまくり。痛みが治まったと思い姿勢を変えると今度は別の場所が・・・。それがずっと続きました。こんなことは初めて。私だけでなく同行のO君も同様。いかに足を酷使したかってことですよね。



針の木荘の晩御飯。山小屋でサバの味噌煮は珍しい。K君が今までの山小屋の食事で一番おいしいと絶賛してました。また、他のお客さんはご飯がおいしいと褒めてました。昨年の燕荘のご飯はべちゃっとしててうまくはなかったんですが、それに比べると確かにここのご飯は、まあ普通。私の見立てではご飯もサバの味噌煮も下界で調理したレトルトかなと・・・。口には出しませんけどね。
あ、この山小屋でもご飯と味噌汁はお代わり自由でした。

布団は何だかヒンヤリじっとりしてて、この身を預けるには抵抗感が無きにしも非ず。ま、疲れで寝ちゃいましたけどね。山小屋で贅沢を言っちゃいけないね。

翌朝の朝ごはん。



ま、普通でしょうか。

朝焼けの周辺の景色。ガスが多くて去年の燕岳のようには行きませんが。







ザックは山小屋に置いて軽装で針の木岳(2,821m)へ。







右が私。周囲は御覧のようなガスだらけ。晴れてれば景色のいいところだそうですが、何にも見えない。雨に降られなかっただけでもいいと思わなきゃと自分を慰めてみる。

登りと同じルートで下山しましたが、今回は下山も結構しんどかった。
お昼過ぎに車に戻り、いつも通り温泉に浸かってお蕎麦を食べて帰路に。
二日ばかり太ももがパンパンで、階段の上り下りに苦労しました。

山はお天気で決まるね。




Posted at 2024/09/15 22:32:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2024年09月13日 イイね!

「易」の意味

「易」の意味前回の「占」と同義語と言ってもいいのかな? こんどは「易」の字が気になってしまいました。
訓読みだと、易い(やすい)。安易だとか容易といった使い方しますよね。一方で「易者」という熟語もあるわけで、この場合の意味は「占う」。また、貿易なんて熟語もあって、この場合の易は何を意味しているのかさっぱり分かりませんし、それぞれの意味にかなりの距離感があるように思います。そこで、前回と同様ですが、ChatGPTに聞いてみました。今回も説得力のある回答でした。

「易」という漢字は、非常に多義的で、その意味や用法は広く、古代から現代に至るまで変遷してきました。あなたの指摘の通り、「易」には「やすい」という意味と、占いや取引に関連する意味などがあり、それらがどのように関連しているのか理解するのは一見難しいかもしれません。以下に「易」の意味の変遷と拡大について説明します。

1. 「易」の本来の意味
「易」という字は、古代中国の象形文字に由来します。元々の象形文字は「蜥蜴(トカゲ)」を描いており、トカゲがすぐに色を変えることや動きが変わりやすいことに由来して、「変化しやすい」という意味が生まれました。ここから、「変わる」「変える」という基本的な意味が生まれ、それがさらに「簡単だ」「やさしい」という意味に転じました。

2. 占いとの関係:「易者」や「易経」
古代中国において、変化を予測するための占いが行われていました。この占いのシステムが「易学」や「易経(えききょう)」と呼ばれ、「変化の法則」を解き明かすものとして考えられました。この「易」は、物事が変化する法則を見極めることに重点が置かれており、そこから「占う」という意味が派生しました。「易者(えきしゃ)」という言葉においては、変化や未来を占う者を指しています。

3. 取引・交換との関係:「貿易」など
「易」には、物や価値を交換するという意味も含まれています。これも「変化する」という本来の意味から派生したもので、物やサービスが一方から他方へ移り変わること、すなわち「交換」「交易」を意味します。「貿易」などの言葉で使われる「易」は、この交換の意味に由来しています。

まとめ:「易」の意味の変遷
変化する → トカゲの象形から、物事が変わるという意味が基本にある。
やさしい、簡単な → 変化が容易であるという感覚から、「やすい」という意味が派生。
占い → 変化の法則を予測するという観点から「占う」という意味が派生。
交換、取引 → 物事が交換され、変わるという意味から、取引や交易に関連する意味が生じる。
このように「易」という字は、元々の「変化する」という意味を中心に、複数の異なる意味へと拡大していきました。これらの意味は、すべてが「変化」という根本的な概念に関連しています。
Posted at 2024/09/13 23:20:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記
2024年09月09日 イイね!

「占う」と「占める」

「占う」と「占める」ご無沙汰しております。
ついに8月は1本もブログアップできませんでした。全て暑さのせいです(ウソ)。
しかし、さぼると足跡は当然のこととして、PVも下がるもんですね。
アップしたいネタはいくつかあるんですが、とりあえずは引用で埋められる簡単なのからリハビリします。

訓読みが2種類以上ある漢字は幾つかありますね。特に「生」は何通りも読み方があって在日外国人を悩ませているようです。
いきる・いかす・いける・うまれる・うむ・おう・はえる・はやす・き・なま
確かにこれは悩むわな。でも意味の類似性を感じるものばかりですよね。
最近私が気になって仕方が無いのが「占」の字。「占う」と「占める」の二つの訓読みがありますが、その二つに繋がりが見いだせない。ググってみても腹に落ちる回答が無い。そこで Chat GPT に聞いてみました。これがなかなか説得力のある回答でしたので、引用して貼ります。

「占」という漢字が「占う(うらなう)」と「占める(しめる)」の両方の意味で使われるのには、古代中国における漢字の成り立ちとその意味の発展が関係しています。

1. 漢字の成り立ち
「占」という漢字は、もともと「うらなう」ことを表すために作られました。象形文字としては、神意を占うための卜(ぼく:亀の甲羅や鹿の骨を火に当てて、その割れ目から神意を読み取る行為)を表しており、これが「占う」という意味につながります。

2. 意味の拡張
占いの行為は、未来や神の意志を読み取って物事を決定することです。この行為は、ある場所や事物に対する「支配」や「決定権」とも関係が深く、そこから「占める(しめる)」という意味が派生しました。つまり、ある場所を「占有する」「支配する」といった意味です。

3. 中国語の影響
古代中国では、「占」は「占う」だけでなく、ある物事を「占有する」「支配する」という意味でも使われるようになりました。日本に漢字が伝わると、この二つの意味がともに受け入れられ、「占う」と「占める」という読み方が生まれました。

4. 日本語における訓読みの発展
日本語では、漢字一文字に複数の訓読みがつけられることがあり、「占う」と「占める」はその一例です。この現象は、漢字が持つ意味の幅広さと、日本語の独自の音韻体系が組み合わさった結果です。

結局、「占」はもともと「占う」という特定の意味を持つ文字でしたが、その意味が拡張され、最終的には「占める」も表すようになったということです。これにより、漢字一つで異なる意味を持つ二つの読み方が生じたわけです。

・・・・・・引用終わり・・・・・

Chat GPT の回答を全て鵜呑みにしてはいけないと思いますが、これだけ明快に解説されると信用に足る気がしますね。
やはり古代においては「占い」は権力と密接に結びついていたんですね。興味深い回答でした。



Posted at 2024/09/09 21:06:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記

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