マイチェン版の宿敵とは大違い…

『BMW 7シリーズ、ディーゼル4WD車を追加…セグメント初』

7シリーズのディーゼルは各ガソリン車や740e（PHV）に対し、これまで導入の可能性が低いとみられていたグレードなので、私的には♪意外に～♪か♪ま～さ～か♪と思わず唄いたくなるぐらい驚いております。

そういえばこれにより、（M3・M5・i3を除いた）車名に奇数が付くモデルの日本仕様には、全てディーゼル車も用意される格好になりましたね。

宿敵（メルセデス）Sクラスがマイチェンに伴い、ディーゼルHV車（S300h）も含むグレード設定を廃止敢行したのとは大違いです。

今回追加の740d/Ldに積まれたエンジンは、新世代B系シリーズの頂点に君臨するB57系のハイチューン版なんですが、（3リッター直6繋がりで）X5の35dやアルピナD3ビターボなどは旧世代のN57系が搭載されている関係で、B57系の日本仕様初搭載も実現する格好になりましたね。あとはこれがショート/ロング両ボディともに設定されたのもポイントでしょうか。

このxDriveディーゼル導入にあわせ、グレード体系や装備は一部見直されたようですが、先述の理由で物足りなさすら感じたマイチェン後のSクラスのラインナップとは対照的に、こちらはグレード数も豪華さも勝った印象があり納得できますね。