![キドニーグリルは大開口になったけど… キドニーグリルは大開口になったけど…](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/519/514/45519514/p1m.jpg?ct=c52efbc54100)
7年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型2シリーズアクティブツアラーが、きょう本国デビューを迎えました。
実は発表の2~3日前に、
海外SNS上でPV(BMWでは“ショールームフィルム”)の1シーンと思わしきカットが突如リークされていたのを知りまして、そのときから一番衝撃を受けたのは大開口のキドニーグリルなんですよね。ただ先代・F45同様にファミリーユースを前提として開発されたからか、キャラクター棲み分けのためとブランドにより親しみを持たせるよう、現行4シリーズやM3/M4等々で感じられた派手派手しさは抑えられているほうかなと思います。
インパネも大きく変わりましたね。ダッシュボードがドライバー側にオフセットされているのは先代同様ですが、メーターパネルと繋がれたメディアディスプレイといい、トグル式になったセレクターノブの形状といい、
iXで取り入れられたのに近しい次世代感が
内燃機関も搭載する通常モデルにも奢られて、今までのイメージを覆すような完成度のスゴさをまじまじと痛感させられました。
ちなみに新型の開発コードは先代のF系、現行3・4シリーズほかCLARアーキテクチャー採用モデルの大半に与えられたG系でも無く、それらを飛び越して“U06”という呼称が為されたようです。従って新型は、コードネーム:U世代に突入した最初のBMW車ということにもなります。
先代に対し、全長で4386mm、全幅で1824mm、全高で1576mmにそれぞれ拡大されたものの、2670mmのホイールベースはまったく同じですので、日本でも扱えるサイズは保たれたように思えますが、オプションのアダプティブMサスペンションを装着した場合は全高が15mm低い1561mmになってしまうため、先代の日本仕様のアピールポイントだった(1550mmまでを制限とする旧式の)立体駐車場にも収まる寸法とは言えなくなってしまったのが残念なところです。
日本仕様発表が楽しみな一台ではありますが、現在はコロナショックや半導体供給不足の長期化が懸念材料であるゆえ、生産開始時期に変動はありそうかと思うので、遅くとも来夏までには導入されるのではないでしょうか?
本国仕様の初期ラインナップは218i・220i(以上、1.5直3ガソリン)・223i(2.0直4ガソリン)・218d(2.0直4ディーゼル)、それらに設定可能なデザイン・ラインはベースグレード/Luxury/Mスポーツの3種展開としたため、日本仕様で最初に入ってくるのが予想されるのは、先代のラインナップ整理前の例を踏まえて考えれば、218iと218dの各種デザイン・ラインが有力じゃないかと思っているのですが如何でしょう。
ブログ一覧 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ
Posted at
2021/10/06 22:35:23