「五味さーん、“あの車”もTravel Assist非採用なの忘れてませんか？」と思いたくなり…。

五味やすたか氏が自身のYouTubeに上げた、新型ゴルフ（Ⅷ）TDIの試乗・レビュー動画です。ちなみに動画は先週21日の正式発表当日に上げ、その翌日は新型GTIのレビューも同じく正式デビューにあわせて公開させたようです。

この動画を見て私が気になったのは、2.0TDIエンジンの印象と乗り味もそうなんですが、試乗コースの高速道路を走行中に語っていた同一車線内運転支援技術の「Travel Assist」がいま現在装備されていない車種の話…（動画12:15ごろ）

シャランは合ってます。T-ROCと現行ポロも（すでに本国で発表済みのMC版から実装されるようになったものの、どちらも現時点では従来型が販売中という段階なので）非採用なのは合ってます。

が、その件を聞いていて開口一番に「今のところ、“あの車”にも「Travel Assist」が付いていないことを忘れてませんか？」と心底思いたくなるぐらいの気持ちになりました。



“あの車”とはそう、『ゴルフ』シリーズは『ゴルフ』シリーズでも、先代・Ⅶがベースで国内導入から5年ほど経っているトゥーランの事です。現在同車にはACCやレーン/サイドアシスト等のADAS関連こそ装備されているものの、ステアリング形状が最新世代ではないぶん「Travel Assist」非対応になっている事情もあってか、本国仕様から一切付いておりません。

「Travel Assist」をフルモデルチェンジまたはMCでフェイスリフトが行われていない車種にも採用してきた括りでいえば、9月に日本仕様が発表された'22モデルのT-クロスで実証済みではありますが、トゥーランは輸入ミニバンで人気の高い部類に入る一台だし、次世代顔の他モデルから比べると設計の古さが目立っており要改良な面も出てきている印象（あくまでも私感です）なので、私的にはそろそろ何から何まで商品力アップに繋がる大規模なMCを行ってもいいように思うんですけどね。