2012年12月28日
2012年のドイツ車を振り返る…今回はVW編です。
まずは…
①up!の日本導入
私も本当に衝撃を受けました。
up!は輸入車でありながら、このクラス最高水準の安全性と、国産のリッター車や軽自動車もびっくりするような価格設定(とくに『move up!』の2ドア車は1,490,000円)が大きな話題を呼びましたね。
②ゴルフⅦの発表
内外装のクオリティの高さだけでなく、ボディサイズの拡大や次世代のMQBプラットフォームの採用、気筒休止システムを備えた新開発の1.4リッターTSIエンジン(140馬力)といった革新的な技術を惜しみなく投入したゴルフⅦは、それまでのⅤやⅥの良さを引き継ぎつつ、よりスタイリッシュに生まれ変わりましたね。
日本導入は来年半ばとのことですが、インポーターのVGJ(=フォルクスワーゲン グループ ジャパン)は価格や装備等で、本気の戦略に打って出るような気がします。
③ポロ ブルーGTの本国デビュー
今年のジュネーブショーで発表されたポロ ブルーGTは、105馬力の1.2TSI搭載モデルとGTIの中間に位置するモデルとして登場しました。
エンジンは前述のゴルフⅦにも搭載されている新開発の1.4TSIですが、本国仕様の燃費は6速MT車が21.74km/L、7速DSG車は22.22km/Lと、驚くべき数値を実現しています。
このモデルも日本導入が予定されていますが、もしかすると他のポロの日本仕様と同じ、5ドア+DSGの組み合わせになるのではないかと思われます。
【VWの2013年は…】
来年に本国で発表(発売)が予定されているモデルは、ゴルフⅦのGTIやヴァリアント(ワゴン)、ザ・ビートル カブリオレなどがありますが、日本市場の目玉は今回述べたゴルフⅦのハッチバックとポロ ブルーGTでしょうか。
さらにモータースポーツでは、WRC(世界ラリー選手権)に、1.6リッター4気筒ターボを搭載したポロR WRCでひさびさのワークス参戦復帰を果たしますが、WRCの舞台でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。
次回はアウディ編を書こうと思います。

Posted at 2012/12/28 16:02:15 |
ドイツ車(VW) | クルマ