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先日になりますが、ボルボの主力5車種（V40、V40クロスカントリー、S60、V60、XC60）の日本仕様に待望の…

ディーゼル車が追加されました！

インポーターのVCJ（ボルボ・カー・ジャパン）がディーゼル車の市場投入を宣言したのは一昨年秋のことなので、それから約2年近いブランクを経ての正式発表となりましたが、まさか様子見も兼ねて1～2車種程度ではなく、5車種一斉に設定して勝負を挑むとはびっくりしましたね。

各車種それぞれに積まれるエンジンは、ガソリン版と多くのパーツを共用化した4気筒「ドライブ-E」シリーズの2リッター・190馬力仕様で、世界初の技術も奢られたという燃料噴射システムは（ガソリン版と同じく）デンソー製、ターボユニットはボルグ・ワーナー社製のものが採用されているとのことです。

カタログ燃費は車種ごとで異なっている模様ですが、このうちV40クロスカントリーでは21.2km/lという性能を誇っているそうです。

VCJの木村社長は先日開かれた発表会の席上で「今後はディーゼル車を主力として新時代を築きたい」と語ったそうですが、スペシャルサイト（関連URL先）を見ても販促にはかなり気合いが入っているようなので、とくにドイツ勢各社は5モデルに対抗したグレードを新たに導入したり、BMWの“320d”に代表される既存グレードの販売力もこれまで以上に強化しないとまずいかもしれませんね…。

また、今回のディーゼル車導入と同時に各車種のガソリン車も仕様変更を受けたそうで、V40は1.6リッターのフォード製エンジンを積んでいた「T4」に代わって自社製の1.5リッターを搭載した「T3」が設定されることになったほか、S60・V60の「T4」グレードに積まれる4気筒も、それまでの1.6リッター（こちらもフォード製）から2リッターに切り替えられたそうです。

年内に予定されていたe-ゴルフ（EV）の国内発売が延期となったそうです。

延期となった理由は、数多くある急速充電に対応すべく調査を行うためのようですが、新たな発売時期については正式に決まり次第、アナウンスを行っていくとのことです。

突然のニュースに私も驚いてしまいましたが、一刻でも早いタイミングで発表されることに期待したいと思います。