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『アウディ Q3、一部グレードのフロントデザインを変更』

そういえばQ3の仕様変更は、本国だと昨秋のパリサロン開幕前の時点でアナウンスされていましたね。

今回の仕様変更でフロントバンパーの形状が変わったのは、大半のグレードとSラインパッケージだけらしいですが、新デザインは今までのと違って大きくなったようには見えるものの、カメラアングルのせいもあってか、私的には変更前との相違点が微妙に感じてしまったんですよね…。

先代のBMW X1も“xLine”グレードに限り、マイチェンしてしばらく経ったときにバンパー形状が若干変わりましたが、あれは確か次期型（＝現行・F48）が出るまでの延命策として行われたはずなので、今回のQ3もその例と似たような感じでしょう。



↑はSラインパッケージ装着車の新旧比較画像なんですが、こちらも従来から微妙に変わっているなぁ…という印象を受けたものの、新デザインは下部に横バーが追加されたことで、現行Q7などに通ずるイメージも若干ではあるけれど加えられた感じがしますね。

Q3は他のドイツ勢3台（X1、メルセデスGLA、VWティグアン）に比べ、プラットフォームが先代A3から譲り受けたもので一番古いことと、今では当たり前の自動ブレーキが非装着（ただし、逸脱防止アシストなどはオプションで設定）になっているのが引っかかりますが、次期型は弟分のQ2の登場でサイズが大きくなったり、さまざまな最新技術の投入も予想されているので、私的には近い将来のデビューをとても楽しみにしているんですけどね。

マツダにも大昔、メルセデスより先に“GLC”なる車種がラインナップされていたそうです。

といっても、これはアメリカ市場での話なんですが、どうやら車名は「Great Little Car」の略から付けられたようです。

デザインは日本国内でいう4代目のファミリアと概ね共通ですね。ご存知の方も多いかと思いますが、ファミリアはこの代まで（今のCセグハッチバックでいうBMW 1シリーズに通ずる）縦置きFRレイアウトを採用していて、経営危機を救ったヒット作として知られる5代目以降は横置きFFを採用するようになりました。

あと、クライスラーには“Eクラス”なるモデルもラインナップされていたらしいですが、その車名のとおり、これまたメルセデスより先に出ていたことになりますね。

いま、GLCもEクラスも他社がネーミングとして使ってしまえば、商標の関係でメルセデスから一発クレームが付くことになりそうですが…（苦笑）