
現行Sクラス(W222・V222)のマイチェンモデルは早くて来春にデビューするそうで、その目玉はなんと…
新世代エンジンの搭載らしいです。
このエンジンシリーズのなかには、以前より復活が噂されていた直6のガソリンとディーゼルも含まれていて、その2種は前者が“M256”、後者は“OM656”という呼称が付けられたようです。
とくに日本市場への導入も期待できそうなM256型は、400馬力前後のパワーを誇りながら、48Vの電子制御コンプレッサーも備え付けられたマイルドハイブリッド仕様のエンジンらしいので、恐らくこれは現在のラインナップでいうV6 3.5リッターNAと(モーター走行も可能な)ストロングハイブリッドを積む“S400h”相当のグレードに搭載されることになるでしょうね。
M256型もOM656型も、噂ではBMWのB57系(ディーゼル)やB58系(ガソリン)と同じ1気筒あたり500ccのモジュラー設計になっているらしいですが、BMWのはISGも付いたマイルドハイブリッドは非搭載なので、それと比較すると大きなアドバンテージを得たことにもなりますね。
あと、これらのエンジンと組み合わせられるギアボックスは多分ですが、今やAMGの一部モデルにも積まれて当たり前となった9速ATで間違いないと思います。
ちなみにマイチェン版のSクラスには新エンジンの搭載のみならず、COMANDシステムが(最大のライバルで同じ現行のBMW・7シリーズに倣った)ジェスチャーコントロール付きに進化するという情報も入っているそうなので、これらの技術がどのようにして出来上がるのか楽しみですね。
また現行Cクラスも来年にマイチェンを実施するらしく、海外サイトの記事で判明している主な情報は内外装の見直し箇所がごく僅かである反面、ヘッドライトの形状や安全装備のほとんどが(同じプラットフォームを使う)新型Eクラス譲りのものに生まれ変わる程度で、これがどの時期にワールドプレミアを飾るのかまでは明らかになっていないようです。
Posted at 2016/11/13 07:41:30 |
ドイツ車(Mベンツ/スマート) | ニュース