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『BMW 6シリーズ グランクーペ、スタイリッシュな創立100周年記念モデルを発売』

思えば前回出た100周年記念限定車は420iグランクーペ（F36）ベースでしたが、きのう発表された記念車もベースは640iの同じグランクーペ（F06）というから驚きましたね。

この記念車に与えられた名は「Exclusive Sport」…その名からもわかるとおり、これまで先代5シリーズセダン/ツーリング（ただし後者は今のところ現行）やマイチェン前の現行3シリーズセダン/ツーリングなどに用意されてきたシリーズの復活ですね。シリーズはおととし夏に先代X1（E84）ベースが出てからしばらく発表されなかったので、久しぶり！と言いたくなるような存在感も漂っていますね…（笑）

ベース車同様スタイリッシュに纏められている反面、私がとても残念に感じたのはボディカラーがブラック・サファイアの1色のみなのと、クーペ（F13）およびカブリオレ（F12）への設定拡大は無しという点なんですが、これは人気やキャラクターを考えての配慮でしょうね。あと、クーペの記念車は高性能なM6ベースですでに登場しているので、実質それへの棲み分けという考え方もしていいのかな…？

A5/S5カブリオレもついに、ドイツ本国で新型が発表された模様です。

そういえばクーペは6月、スポーツバックは（時期的にパリサロンの開幕直前でもあった）9月デビューだったので、各バリエーションの新型はすべて年内に正式発表されたことになりますが、恐らくこの時期に発表となったのは今月中旬に開幕のロサンゼルスショーでワールドプレミアを飾ることが決まったからでしょうね。

双方とも主なトピックで先代譲りのソフトトップ（ルーフの開閉は50km/h以内を走行中でも可能）を採用したり、安全性向上を図ったアルミ製のロールバーが付けられていること以外は他の2バリエーションと同じ模様ですが、そのためアルミなどを用いたボディと“MLBエボ”プラットフォーム搭載による軽量化も実施され、ねじり剛性は先代に対し約4割、車重は約40kg減となっているらしいです。

本国を含むヨーロッパ各国での発売は来年3月とのことなので、日本への導入は早くて同年秋ごろになるかと思われますが、市場上陸される可能性の高いグレードは先代と変わらずA5の“2.0TFSIクワトロ”とS5の2本立てかもしれませんね。

『VW ポロ、beats sound system 搭載の限定コラボモデルを発売』

先週国内で発表されたこれですが、元は過去に他モデルベースと同時に出た“ラウンジ”や“オールスター”シリーズと同様、すでに本国などで売られているものを基本にしているらしいです。

このモデルのためにVWとコラボしたbeatsですが、私はこれが発表されるまで存在を知らなかったので、一体どんなブランドなのか調べたところ、本社は米・カリフォルニア州サンタ・モニカにあり、現在はあのアップル社が資本参加している模様で、主力商品はヘッドフォンやイヤホン、スピーカーとなっているようです。

ベースは中級グレードの“TSIコンフォートライン”だけど、内外装はbeatsの魅力満載で（今流に言えば）パリピに仕立てられているので、「ひょっとしたら私のような若年層をターゲットにしたのかな？」という感じがしなくもないですが、本国で来春を予定しているフルモデルチェンジ実施に伴う在庫整理も手伝って、一層人気が出ることに期待ですね。

そういえばこの手の仕様は少し前までの国産車にもありましたが、最近はあまり出なくなりましたよね。恐らくこれも時代の流れなんでしょうか？