
2か月ぶりになりました、トミカ納車報告です。
今月は新発売の3台
(レギュラーNo.47 ダイハツ タフト、No.64 日産 アリア、ロングNo.144 日野プロフィア トレーラー/日産コンテナ)と、これまで予算の都合上購入を控えていた先月発売の3台
(レギュラーNo.40 ホンダ シビックタイプR 通常版・初回特別仕様、No.52 マツダCX-5 河川パトロールカー)、そして廃盤車種で通常版は入手しているものの、初回特別は未入手だった'13~17年発売の
No.6 アウディR8(先代クーペ)の全7台を購入しました。
今回は予てより気になっていた点がいくつかございますので、納車報告ですが検証企画という向きが強いことはご了承ください。
まず先月発売分はシビックRもCX-5も同じ現行型で以前発売された仕様が存在し、私はそれらを2018年の発売時に入手しているため、
プレビュー記事で綴ったとおりスケールと金型がどうなっているか気になっておりました。
スケールがともに1/64だったシビックRは、MC前('18~'21)とMC後('21~)で前後バンパーの形状が若干異なっているため、後者のボディが新金型である証拠になっているのは言うまでもありませんが、参考までにチャンピオンシップホワイトのボディカラーを纏った通常版同士で比べてみたものの、チャンピオンシップ…の色味の問題もあり、前述したバンパー形状の違いに気づかなければ本当に瓜二つに見えます。
一方のシャーシ部分ですが、MC後は金型が起こされた年数の「2017」とナンバリングの「No.58」の刻印も確認できたことから、MC前の流用で仕立てられているのが歴然でした。
こちらはCX-5です。河川パトロールカーは従来金型とスケールが同じ1/66で、後部ドアの開閉アクションも備わっていた従来品に対し、今回はボディがルーフに付けられた昇降装置のパーツと一体成型で造られていたり、透明パーツを採用したリアガラスの部分から俯瞰して見てみると、小さい補強材のようなものが入れられているのも確認できたので、シビックR同様に新規金型であるのは事前情報どおりで納得はしましたが、シャーシは…
従来金型と共通化されていました。これはスケールが上述どおりだから実現できたのもあるでしょうし、あとは他メーカーより版権料は高いはずのフェラーリ車が製品化されていることなどで想像できるコストカット、さらに昇降装置のパーツが付けられたおかげで、
先代ベースのNo.82を彷彿とさせる警察車両が直に何らかのかたちで登場することの伏線でもあるのでは?とも思いましたね。
というわけで先月発売分のシビックRとCX-5はボディこそ新金型だが、シャーシは従来からの流用で仕立てられていて、どちらかというとコストダウンに振られた印象が強く感じられました。個人的には同じく前・後期でスケールが共通化されたトヨタ86などのように、従来型で多くのバリエーションが出ているシビックRだけがシャーシまで丸ごと新規で起こされたものと想像していたんですが…。まあこれはあくまでもメーカー定価495円(税込み)を実現するために努力した結果ですし、あとはレギュラー品より値段が若干お高い「プレミアム」シリーズの存在だってありますから、そこまで求めてはダメですけどね。
そして今月発売分のアリアは、フラットな形状のシャーシ部分に刻印された年数が「2019」とあるのがお分かりいただけるかと思います。私的にはその点に意外性を感じた次第です。
実車の量産プロトタイプが初公開された昨年ではなく、一昨年に初めて金型が起こされたということは、データ自体が同年の東京ショー開催に併せてデビューした
コンセプト版公開時点で造られていた証拠にもなりますが、間もなく始まる予定の実車発売を鑑みてか、当然ボディに彫られたドア周りなどのモールドは量産プロトタイプのイメージに近い印象を受けましたので、その点は日産側からのリクエストに応じて手直しされたんでしょうね。
ちなみに昨秋にフルモデルチェンジした新型ノート
(パワートレーンを先代で大好評だったe-POWERのみに絞ったことも話題になりましたね)は、おもに外観がアリアとの類似性を感じさせるデザインに生まれ変わったため、今回購入したアリアのトミカをじっくり見ていたら、ノートが製品化された際のイメージが何となく浮かんできたようにも思えました。モデル自体は初代E11型(MC後)・先代E12型(MC前・後)ともに製品化された経緯があり、新型も実車人気は結構高いレベルにありますから、歴代通してのトミカ発売は十分あり得るのではないでしょうか?
Posted at 2021/03/28 23:21:34 |
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