ええ、まあ気分はまだ引きずっていますが、かと言って何もしていなかったわけではありません。相変わらず鳥も追っかけてます。
(いずれの写真もクリックしていただくと大きくなります)
カワセミがいる公園として
ささいっち さんに教えてもらった各務原市の河跡湖公園(かせきここうえん)に行って来ました。
この公園は、かつての木曽川の支流であった鉄砲川(1923年に廃川)に残る河跡湖を中心に、河川敷とその周辺を整備した公園です。
確かにきれいな公園です。ですが、この手の土地は手を入れずに放っておいた方が野趣に溢れて、私は好きなんですが。ま、今更そんなこと言ってみても仕方がない。
まずは1回目の2月20日の写真から。
早春らしいとこを撮ろうとして撮った一枚。柳系の何か? (すみません。野鳥以上に植物の名前を知らないもんですから)
続いてこの公園の主。
ヌートリアですね。番(つがい)で住み着いていました。のそのそと動くだけで、近づいても逃げません。戦争中はコイツの毛皮が利用されたとのことですが、チクチクしてそうで、とても着心地が良さそうには思えません。愛嬌があるようなないような・・・、やっぱ私はダメ。何せ、水掻きがあるのにネズミですからね。
各国で害獣扱いなんだそうです。1970年代のイギリスでは、10年かけて絶滅させたとのこと。ちょっと同情します。ま、とりあえずこの公園にいる限りは害もなさそうだし、そっとしておきましょう。
ささいっち さんからは、公園を2往復もすれば、必ずカワセミに会えると聞いてましたが、1往復目で会えました。川の対岸だったので、こんな大きさでしか撮れませんでした。長く枝に留まってましたが、ダイブせずに飛んでいってしまいました。
松尾池に比べると、誰も餌をやっていませんから、幾分、こっちの方が野生に近いと言えるでしょうか。
続いて先日の日曜3月27日。
3度もカワセミを見かけたのに、いずれもカメラを構える前に逃げられてしまいました。手ぶらでは帰れないとウロウロして、樹上の鳴き声に見上げると、初対面のコイツがいました。
コゲラです。(いや、私も帰ってから調べて分かった名前なんですけどね)
削ったばかりの鉛筆の芯のようなクチバシで、木の幹や枝を盛んにつついていました。そう、こう見えてもキツツキの仲間。英名は "Japanese Pygmy Woodpecker" で、日本にいる小さなキツツキの意。
長い舌で木の穴の中にいる虫を引っ張り出して食べるんだそうです。
右の写真の後頭部の赤斑にお気づきでしょうか? 頭をぶつけて血を流したわけじゃありませんよ。何を隠そうこれこそが、コゲラの男の子の証! コゲラは外観ではほとんど雌雄の区別はつきません。唯一の違いがこの後頭部の赤斑。まるで、学ランの裏の刺繍の奥ゆかしさ。しかし、メスはこの赤斑を見ると、グラッグラッと来ちゃうんでしょうか?
(この2枚はトリミングしてあります)
そして、ツグミ。いささか食傷気味ですが、考えてみれば樹の上にいるツグミを撮るのは初めてだったかな。こうなるともうオートフォーカスは効きません。マニュアルで。
この公園、まだまだ他にもいそうです。またのぞいてみます。
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野鳥 | 日記
Posted at
2011/03/30 00:38:12