ブラナリタも二日目、8月16日です。
靖国神社に行ってみることにしました。別に前日の8月15日でもよかったんですが、さすがにためらわれました。人も多そうだし、マスコミもいるだろうし、妙なことに巻き込まれる可能性も無いとは言えないし・・・。
16日であっても、ちょっと躊躇がなかったわけではありませんが、一度は見ておきたいという気持ちが勝りました。それに・・・・あれも見られるし。
タイトル画像は、九段下駅を降りて神社に向かうと最初に見える大鳥居。
その手前にはこんな看板が。
さすがに靖国神社。
神道に限らず、仏教にも、もちろんそれ以外の宗教全般に全く信仰心など無い私ですが、ま、せっかくここまで来たんだし、手を合わせて賽銭でもと考えてはみたものの、この行列を見てやめておきました。TDRに行かずにブラブラしてんのに、ここで長い列に並ぶ気はありません。
私が靖国神社に来た本当の目的はこっち。遊就館。
靖国神社に併設されている、近世以降の武具・武器と戦争の歴史を展示する施設です。
以前からこんな施設の名称に「遊」の字が使われていることが不思議でならなかったんですが・・・
中国の古典、『荀子』勧学篇「君子は居るに必ず郷を擇び、遊ぶに必ず士に就く」から「遊」「就」を撰んだものです。国のために尊い命を捧げられた英霊のご遺徳に触れ、学んでいただきたいという願いが館名には籠められています。
なんだそうです。(
遊就館のHPより)
ま、そういった主旨の建物ですから民族的な様式になるのは当然ですが、意外なことに初代遊就館はこんなでした。
なんと、イタリア人の設計による洋館(同じく遊就館のHPより拝借)。関東大震災で大破して撤去されてしまいましたが、これが今残ってたら面白い絵になりそう。ま、一応、同盟国であったイタリア人の設計ですから戦時中も生き延びた可能性はありますね。
そして遊就館は更に増築され、現在はこの新しいガラス張りの建物がエントランスになっています。ガラス越しにあれが見えますね。
そう、零戦。これがこの遊就館の目玉でしょうね。エントランスの大きな部屋には他にも機関車や大砲などが展示されていますが、撮影可能なのはここまで。これより先は撮影不可となっています。
ところがこの先に、海軍の艦上攻撃機”彗星”や、海の特攻兵器”回天”が展示してあり、激しく写真を撮りたかったんですが、止めておきました。特に回天は私とは多少の縁があることもあり、キットも製作途中であるだけに残念でした。
面倒臭くなったので、今日はここまで。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2013/08/21 23:18:48