
今年も夏山シーズン。昨年に続いて今年も3000m級の登山を考えております。候補は笠ヶ岳(2898m)。山頂の山小屋からは、槍や穂高が一望できて、それは見事な景色だそうです。
ところが・・・、この山に登るルートの一つが笠新道(かさしんどう)と呼ばれるルートで、笠新道は”日本屈指の急坂”と言われる登山道です。今回はこれにチャレンジしようという無茶な提案。
5月から私なりに近所の山に登って鍛錬はしておりましたが、一度メンバーが揃って練習登山をしようと言うことになり、岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山(1377m)に登ることに。
伊吹山は実家から毎日眺めていましたし、子供の頃に遠足などでよく行った馴染みのある山です。ふもとから登るとは言え、山頂の高さは本番の半分以下。こんなので練習になるの?てな気持ちでした。
出掛けたのは先々週の土曜日。登山客の多さに驚きました。苦労して駐車場に停め、登り始めたのは8時過ぎだったでしょうか。天候は晴れ時々曇り。
途中までは緩やかとは言えませんが、そこそこの斜面。観光地ですからすそ野の方には売店や自販機もあって、水分補給には困りません。ところが、5合目を過ぎるあたりから勾配が急にきつくなり、息も上がってきます。そして暑い。
比較的平坦に見えるかも知れませんが、結構な急坂です。先行する登山者がつづら折りの登山道を登っていきます。ご覧のように低木しかなく、日陰はありません。
いつしか私だけが取り残され、最後の方は頻繁に休憩を取りながら、2時間40分ほどかけて何とか山頂に到着。タイトル画像は山頂近くの眺め。琵琶湖が見えます。
汗をふきふき、山頂の売店でペットボトルを買って一気に喉に流し込みます。
手前の3人が同行したメンバー。左で立ってるのが、65歳過ぎてもトライアスロンをやってる元上司。
山頂周辺を散策。
大和武尊の像。山頂は比較的平坦でどこが本当のピークか分かりづらいのですが、ここがピークらしい。
山頂から見下ろした駐車場。子供の頃は観光バスであそこまで来て登ったんですね。
山頂から見る琵琶湖。たくさんのトンボが飛び交っていました。
そして下山。
お昼は過ぎてますが、まだまだ登ってくる登山客が途切れません。そしてここでも高齢者が多い!
花のシーズンですね。この他にもお花畑がいくつかありましたが、撮ったのはこれだけ。
ふもとに近くなると、パラセーリングをやってました。そう言えば、若い頃にここでハンググライダーをやってるって女の子とお見合いしたことがあったなぁ・・・などと回想しつつ下山。
この春に、私の部署に日本の100名山の内、99を制覇した若いのが入ってきました(先週、最後の山に登頂したので、現時点では100名山を制覇)。そいつに聞いても笠新道は辛いですよと言うし、人様のブログなどを漁ってみてもなかなかの難コースらしい。
大丈夫か俺?
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2016/07/23 07:06:56