まずは残暑お見舞い申し上げます。
タイトル画像は、最近みん友様3名を含む5名に送った残暑お見舞いの画像です。
そう、やっと エアフィックス 1/72 B-17G が完成しました。
2017年3月にアップした「
箱を開けたら(15)・・・4社の 1/72 B-17G を比較」は、日によってバラツキはあるものの現在も比較的コンスタントにご覧いただいており、私のトータルPVでは模型カテゴリのトップ!
模型ファンには底堅い需要があるようです。で、このPVを見るにつけ、これは早くB-17Gを完成させろと言う無言の期待かなと勝手に解釈して制作に勤しんできました。
長いお付き合いのみん友さんはご存知のことですが、私の模型趣味にご理解のある方々に、もう20年くらい前から模型の写真を背景と合成した画像の年賀状を差し上げております。ところがいつの頃からか、私の計画性の無さが最大の原因ではありますが、年賀状のシーズンにキットの製作が間に合わなくなり、2月に入ってから年賀状を送ったり、ついには今年のように暑中見舞いや残暑見舞いになってしまうように・・・。
しかも、最近は新年の西暦下二桁に合わせてF-14以降を製作して来たのに、途中に義母の死去に伴う欠礼の年もあって、2年半以上の遅れとなっている有様。本来であればこのB-17Gも2017年のお正月にお届けするはずの計画だったわけです。
ま、趣味でやってることですからね。期限に追われるようになったらそれは趣味でなくなります。
さて、言い訳はこの辺にしておきまして本題へと。
その年賀状の画像は毎年、背景と合成して飛行状態をできるだけリアルに再現させようと努力してきました。当然、無人では飛べませんから少なくともパイロットのフィギュアは必須。ところが大戦爆撃機ともなると1体や2体では済みません。外から見える所だけでも5~6体は必要。あってもよさそうなのに、今回のエアフィックスに限らず、爆撃機のキットにクルーのフィギュアが付いている例を知りません。
そこで検索してみるとこんなのがありました。
韓国のLEGENDというメーカーの"B-17 Flying Fortress Crew Set"という商品です。いくらで買ったか忘れてしまいましたが、
現在ebayで送料抜きで¥2,369で出ています。
中身はこんなんです。
10体分の胴体と腕のセットで、胴体と腕はモデラーが好きなように組み合わせられるという代物。
一見、良さげに見えるかもしれませんが、決してお勧めできるものではありません。まず、ランナーから外し難い。できれば超音波カッターをご用意いただきたいところ。そしてボックスアートを見ていただくと分かりますが、手足の端部が異様に肥大しており、プロポーション的にリアリティーを感じられないフィギュアになってしまいます。そしてスチロール樹脂ではないため、瞬間接着剤でないとくっつきません。
プロポーション修正後に、塗装は艶消し感の強いファレホで。
できれば最後に取り付けたいところですが、工程を考えると途中で機体に取り付けざるをえません。
操縦席のお二人。
機体後部の銃手(gunner)。
機体上面銃座の銃手。ファレホは食いつきが悪いので、触るとすぐに剥がれます。
実はこの球形銃座にもフィギュアを入れてみましたが、見事に見えません。
実機ではこんな感じで丸くなって乗り込んでいます。股間に敵機を捉えて射撃するわけ。クルーの中でも一番小柄な者の指定席でした。
話が逸れますが、スピルバーグの監督作品で「世にも奇妙な物語」って映画がありまして、主人公たちが乗るB-17は敵機の銃撃でこの球形銃座が動かなくなって銃手はそこから出れなくなった上に車輪も出なくなり、胴体着陸するしかないが、それでは機体の下面にある球形銃座は押しつぶされてしまう・・・てなストーリーでした。オチはアホらしくなるので語りません。
で、完成一歩手前のフィギュアがこちら。
ノルデン爆撃照準器を操作して目標に狙いを定める爆撃手。
B-17はFlying Fortress (空飛ぶ要塞)と呼ばれただけあって、本当にハリネズミのように機銃があちこちにあって、機首には4門の機銃があるんですが、この爆撃手はそっちの仕事もあったと思われ、大忙しだったはず。
機長と副機長。
こんな感じで雰囲気が伝わればいいんです。1/72ですから。
今回はここまで。
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Posted at
2019/08/21 23:45:52