
ちょっとブログの構成を間違えたような気がしてますが、前回の最後で安全装備のご紹介に入っていますので、その続きですね。
BSM
安全装備の中でも特に私が必要を感じたのがBSM。Blind Spot Monitoring の略で、車両の真横や斜め後方の死角に他の車両がいることを教えてくれる装備です。今まで幸いにもそうした車両と接触とか衝突した経験はありませんが、不用意に車線変更しようとしてヒヤリとしたことは何度かあります。
死角にいる車両をどのように教えてくれるかと言うと・・・
左右のドアミラーの端でこのように点灯して斜め後方から接近する車両があることを教えてくれます。
で、どんな範囲にある車両の存在を教えてくれるかと言うとこんな範囲。
この範囲にあっても、自分が追い抜いて離れていく車には反応しません。真横の車両は存在しているだけで反応しますが、斜め後方の車両は近づいて来る車両のみに反応します。
このBSM、車線変更のときだけでなく、バックの時も役立ってくれます。
バックギアに入れると上のイラストの範囲の車両に反応して、他の車両の接近を教えてくれます。スーパーなどの駐車場でバックで出庫するときには助かります。
ありがたい装備ではありますが、そもそも右側は死角も小さいし、正面を見ていてもこのドアミラーが視野の隅にあって点灯に気付きますが、問題は左側。左の方が死角が広い上に左のドアミラーのその左端は視線移動が大変。それに気づけるならヒヤリともしないはず。あんまり意味がないんだよなぁ。
で、それを補うつもりなのか、こんな装備も付いてます。
アクティブドライビングディスプレイ
まあ、この車で一番近未来感が強くて他人様に自慢したくなるのがこのアクティブドライビングディスプレイ。(ま、これもS13のシルビアでもグレードによっては付いてたのがあったくらいですから、登場して数十年。決して新しい装備でもないことは承知していますが。)
戦闘機などで言うところのHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)ですね。フロントガラスに様々な情報が投影され、ほぼ真正面を向いたまま最小限の視線移動で各種の情報を把握できます。
因みに上の画像の表示は何を示しているかと言うと・・・、
①現在の速度は63㎞/h
②先行車が比較的近い
③左右の白線を認識している(つまりレーンキープアシストが有効)
④左後方に接近する車両がある
てなことを表示してるわけです。
これを見れば左のドアミラーを見る必要はなくなるわけですが・・・これにも致命的な欠点が。
設定でどんなにこの表示の輝度を上げても、朝日に向かって走るような場面では全く見えなくなる・・・。ここんとこ、もうちょっと、どうにかならんもんか。
速度やBSMの情報以外にもこんな表示も出ます。
どうやら道路脇の標識をカメラで認識してそれを表示してるようですね。ちょっとおせっかいな装備。
ただこれも間違いがないかと言うとそうでもなくて、たまに制限速度50㎞/hの標識を70㎞/hと読み間違えたりします。
他にもこんなのが表示されます。
レーンキープアシスト機能があると誰でもハンドルから手を離してみたくなりますよね。それを試すと上の表示が出ます。危ないことを試しちゃいけません。
他にも、まだ使ったことはないのですが、ナビを設定して目的地に向かう時はこのディスプレイで曲がる方向などが矢印でフロントガラスに表示されます。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
安全装備の本命と言えばこれでしょうか。下で紹介してる動画では「自動ブレーキ」なんて表現が使われてますが、メーカーならずともこの表現にはちょっと抵抗がありますね。で、CX-8のはこんな性能です。分かりやすい動画があります。
アダプティブLEDヘッドランプ
恥ずかしながら、これも最近まで知らなかった装備。
夜間に前方の危険を早めに察知しようとすれば、ハイビームがデフォルト。でも対向車や先行車に迷惑をかけてしまう。そこでハイビームとロービームを自動で切り替える機能が生まれたわけですが、それももう古い。CX-8ではヘッドランプの照射範囲を12分割して、ハイビームのままであってもカメラで周囲の状況を読み取って、先行車や対向車を照らさないように、そこだけ減光するという機能を持ってます。
つまり、ヘッドランプのスイッチはずっとハイビームのオートに固定したままでOKってことになります。
ただ、本人はもの凄く不安。だって照らされる側になったことがありませんから。本当に眩しくないのか、一度他の車に乗って照らされる側を体験せねば。
ちょっと古い動画で、12分割でも無いようですが、仕組みはこんなです。
レーダークルーズコントロール
これも安全装備と言っていいんでしょうか。まあ、いまやよくある装備ですから珍しくもないか。
でも高速道路でこれとレーンキープアシストで走れば、ほぼ自動運転ですよね。使ったことありませんが。
エンターテインメント
私にとって車の中で聞く音楽はかなり重要です。音楽無しの運転は考えられません。BOSEだからというわけでもありませんが、10個のスピーカーが付いてることもこのグレードを選んだ理由の一つです。
前のE39もいい音してました。CX-8を買ってすぐの頃は期待外れか?なんて感じてましたが、設定をあれこれと弄ると納得できる音に。今まで聞こえてなった音も聞こえるようになって満足。
E39ではカセットアダプターを介してiPodを再生してましたが、これからはBluetoothで接続できるってことで、今まで使って来たiPod Classic(150GB)をやめてBluetoothが使えるiPod touch(30GB)を新調しました。ところがセンターコンソールのUSBポートに繋げばiPod Classicでもちゃんと聞けて、ハンドルで曲の早送りなどができることが判明。もったいないことをしました。
ハンドルの左の腕のアップです。INFOの上のボタンが曲を飛ばす、下が曲の先頭に戻る。+と-が音量調節。下のボタンは携帯電話の通話と通話終了のボタンですね。ペアリングした携帯電話は運転しながら通話できます。運転中にこちらからかけることもできますが、今のところ着信でしか使ったことがありません。
会話のマークは音声コマンドのボタンですが、これも使ったことがありません。これから勉強させてもらいます。
便利に音楽を聴けるのはいいんですが、一つ腑に落ちないことが。
私はiTunesでそれぞれの曲にアルバムジャケットなどを貼り付けたりしていますが、マツコネ(マツダ・コネクト)は再生中にそれを表示することもあれば、たまに全く身に覚えのない画像を表示したりします。上の画像もその一例ですが、画像は確かにボビー・ビントンには違いないものの、その画像を一体どこから引っ張り出したのかは不明。マツコネはコネクトを名乗りながらも携帯回線で常時接続されているわけではありません。つまり、最初から本体の中に蓄積してあった画像を曲の情報から検索して表示しているとしか思えない。そしてどういう条件の時にそれを表示してくるのかが全く予測できない。
1か月点検で整備のお兄ちゃんにこの疑問をぶつけてみましたが、苦笑して私も分かりませんと言うだけでした。
まだまだ3列目シートのこととか、ほとんどないに等しいラゲッジスペースのこととか、ご紹介したいことはありますが、この先、追々とね。
疲れました。この辺にしておきます。
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CX-8 | 日記
Posted at
2020/04/24 22:34:25