
6月になりましたね。でも、いまだにアベノマスクが届きません。あの人、今回のコロナ騒動が始まる前から、よく答弁の中で「スピード感を持って」なんてことを言ってましたよね。どこにスピード感があんねん。2か月前だったら、いや1か月前でも感謝する人もいたろうに。いくらなんでも遅いよ。
開封せずに10年くらい持ってたら値上がりするかなぁ? それはないか。
さて本題。
余生の時間を全てそれに費やしても作り切れない量のプラモデルを抱えてるって話は既に何度かさせていただいております。そのストックはこの家と実家に分散して置いてあるんですが、先日、実家に帰った時、妹(50代未婚、実家で親と同居)にそのストックを捨てるなり売るなり人にあげるなりして片付けろと、真顔で言われました。気にはなってるんですが、こりゃ真剣に終活を考えるかな。
で、実は膨大なストックを抱えてるのはプラモデルのキットだけじゃなくて、本もなんですよ。特に多いのが模型製作の参考にするために買った模型雑誌や航空雑誌の類。古いのは高校生の時に買ったのがまだ実家にありますからね。製作記などはもちろん古くて価値は希薄ですが、実機の解説や図面などには価値がありますから、簡単には捨てられません。
そしてそれらはキットと同様に乱雑に積まれているので、いざキット製作の参考にしようとしても容易に見つからない。せっかく保管している雑誌の資料価値もドブに捨ててるようなもんです。
スキャンして電子データとして残す、いわゆる”自炊”を考えた時期もありました。そうすれば資料の検索性は飛躍的に高まりますが、古本としての価値はなくなる。どうせ古本なんて、その金銭的な価値はどれをとっても限りなく0に近いことは十分に分かっているはずなのにバカですね。
しかし、それ以上に時間の壁が問題ですね。雑誌を全てバラシてスキャンして、それにファイルネームなどを付けて保存する・・・それに時間を取られて模型を作る時間がなくなりそう。
せめて、それぞれの本の内容が検索できるようにソフトで蔵書を管理できないか? 何度も思い付き、何度も挫折しました。
まずはマイクロソフトのアクセスでできないかと考えました。おそらくアクセスに慣れた人ならできたと思います。ところが私、アクセスはいつまで経っても理解が進まない。次に「エクセルでも何とかなるんじゃない?」と取り掛かってみましたがこれも挫折。入力が膨大過ぎます。
フリーソフトもいくつか試しましたが、どれも私が欲しい機能を満たしていない。
そして、最近になって「パソコンのソフトに拘らなくても、スマホのアプリでいいんじゃね?」と気づいたんですよ。
探してみると結構な数のアプリがあります。そして実はこっちの方がずっと便利。ほとんどのアプリがISBN(International Standard Book Number)のバーコードをスマホのカメラで読み取って、その本のデータをダウンロードする機能を持っています。つまり文字を入力する手間は一切無し(の場合もある)。
いくつかのアプリをダウンロードして試しては削除を繰り返してたどり着いたのが「蔵書管理マネージャー」
まず蔵書を分類するフォルダーを作ります。これは自分で自由に作れます。ジャンル別でも作家別でも雑誌別でも好きなように。
ちょっと恥ずかしいですが私の蔵書のジャンルの一部です。現在のところ模型雑誌が32冊に漫画が29冊登録してあります。
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これから登録しようとする本のジャンルのフォルダーを開いて登録します。
バーコードで検索して一発で、表紙の写真を含めて全てのデータが揃うのは快感です。新しい本はこれで大体行けますが、古いのはそう簡単には行きません。
バーコードで引っかからなきゃISBNを数字で手入力。これでデータを拾ってくることもあります。次が「WEBで検索」ですがこれでうまく行った試しがない。
最後の手段は仕方なく、手入力。古い本はほとんどこれ。表紙の写真はスマホのカメラで撮ります。どうせかなり粗い画像なのでスマホのカメラでサクッと撮って貼り付けます。
登録画面がこちら。
比較的新しい雑誌なのでバーコードで一発でデータが揃った例の一つです。
そして登録された本はこのように表示されます。
数ある蔵書管理アプリの中からこれを選んだ理由は、メモを検索できるから。
登録した本の記事の中で採り上げられたキットをメモ欄に入力しておきます。これは手入力しかありません。
そして、この検索画面で「メモを検索する」の欄に目的の機種を入力して検索すれば、その機種の記事が載った本の一覧を表示させることができるって寸法です。
現在、150冊登録してありますが、最近は暇があるとこの登録ばかりしてます。登録数が増えると、何となく豊かな気分になれるんですよねぇ。
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2020/06/01 22:22:32