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成田のオッサンのブログ一覧

2024年09月13日 イイね!

「易」の意味

「易」の意味前回の「占」と同義語と言ってもいいのかな? こんどは「易」の字が気になってしまいました。
訓読みだと、易い(やすい)。安易だとか容易といった使い方しますよね。一方で「易者」という熟語もあるわけで、この場合の意味は「占う」。また、貿易なんて熟語もあって、この場合の易は何を意味しているのかさっぱり分かりませんし、それぞれの意味にかなりの距離感があるように思います。そこで、前回と同様ですが、ChatGPTに聞いてみました。今回も説得力のある回答でした。

「易」という漢字は、非常に多義的で、その意味や用法は広く、古代から現代に至るまで変遷してきました。あなたの指摘の通り、「易」には「やすい」という意味と、占いや取引に関連する意味などがあり、それらがどのように関連しているのか理解するのは一見難しいかもしれません。以下に「易」の意味の変遷と拡大について説明します。

1. 「易」の本来の意味
「易」という字は、古代中国の象形文字に由来します。元々の象形文字は「蜥蜴(トカゲ)」を描いており、トカゲがすぐに色を変えることや動きが変わりやすいことに由来して、「変化しやすい」という意味が生まれました。ここから、「変わる」「変える」という基本的な意味が生まれ、それがさらに「簡単だ」「やさしい」という意味に転じました。

2. 占いとの関係:「易者」や「易経」
古代中国において、変化を予測するための占いが行われていました。この占いのシステムが「易学」や「易経(えききょう)」と呼ばれ、「変化の法則」を解き明かすものとして考えられました。この「易」は、物事が変化する法則を見極めることに重点が置かれており、そこから「占う」という意味が派生しました。「易者(えきしゃ)」という言葉においては、変化や未来を占う者を指しています。

3. 取引・交換との関係:「貿易」など
「易」には、物や価値を交換するという意味も含まれています。これも「変化する」という本来の意味から派生したもので、物やサービスが一方から他方へ移り変わること、すなわち「交換」「交易」を意味します。「貿易」などの言葉で使われる「易」は、この交換の意味に由来しています。

まとめ:「易」の意味の変遷
変化する → トカゲの象形から、物事が変わるという意味が基本にある。
やさしい、簡単な → 変化が容易であるという感覚から、「やすい」という意味が派生。
占い → 変化の法則を予測するという観点から「占う」という意味が派生。
交換、取引 → 物事が交換され、変わるという意味から、取引や交易に関連する意味が生じる。
このように「易」という字は、元々の「変化する」という意味を中心に、複数の異なる意味へと拡大していきました。これらの意味は、すべてが「変化」という根本的な概念に関連しています。
Posted at 2024/09/13 23:20:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記
2024年09月09日 イイね!

「占う」と「占める」

「占う」と「占める」ご無沙汰しております。
ついに8月は1本もブログアップできませんでした。全て暑さのせいです(ウソ)。
しかし、さぼると足跡は当然のこととして、PVも下がるもんですね。
アップしたいネタはいくつかあるんですが、とりあえずは引用で埋められる簡単なのからリハビリします。

訓読みが2種類以上ある漢字は幾つかありますね。特に「生」は何通りも読み方があって在日外国人を悩ませているようです。
いきる・いかす・いける・うまれる・うむ・おう・はえる・はやす・き・なま
確かにこれは悩むわな。でも意味の類似性を感じるものばかりですよね。
最近私が気になって仕方が無いのが「占」の字。「占う」と「占める」の二つの訓読みがありますが、その二つに繋がりが見いだせない。ググってみても腹に落ちる回答が無い。そこで Chat GPT に聞いてみました。これがなかなか説得力のある回答でしたので、引用して貼ります。

「占」という漢字が「占う(うらなう)」と「占める(しめる)」の両方の意味で使われるのには、古代中国における漢字の成り立ちとその意味の発展が関係しています。

1. 漢字の成り立ち
「占」という漢字は、もともと「うらなう」ことを表すために作られました。象形文字としては、神意を占うための卜(ぼく:亀の甲羅や鹿の骨を火に当てて、その割れ目から神意を読み取る行為)を表しており、これが「占う」という意味につながります。

2. 意味の拡張
占いの行為は、未来や神の意志を読み取って物事を決定することです。この行為は、ある場所や事物に対する「支配」や「決定権」とも関係が深く、そこから「占める(しめる)」という意味が派生しました。つまり、ある場所を「占有する」「支配する」といった意味です。

3. 中国語の影響
古代中国では、「占」は「占う」だけでなく、ある物事を「占有する」「支配する」という意味でも使われるようになりました。日本に漢字が伝わると、この二つの意味がともに受け入れられ、「占う」と「占める」という読み方が生まれました。

4. 日本語における訓読みの発展
日本語では、漢字一文字に複数の訓読みがつけられることがあり、「占う」と「占める」はその一例です。この現象は、漢字が持つ意味の幅広さと、日本語の独自の音韻体系が組み合わさった結果です。

結局、「占」はもともと「占う」という特定の意味を持つ文字でしたが、その意味が拡張され、最終的には「占める」も表すようになったということです。これにより、漢字一つで異なる意味を持つ二つの読み方が生じたわけです。

・・・・・・引用終わり・・・・・

Chat GPT の回答を全て鵜呑みにしてはいけないと思いますが、これだけ明快に解説されると信用に足る気がしますね。
やはり古代においては「占い」は権力と密接に結びついていたんですね。興味深い回答でした。



Posted at 2024/09/09 21:06:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記
2010年04月15日 イイね!

子供と子ども

子ども手当ての内容がイマイチはっきりと定まっていないようですね。我家の次女は中二なので、対象者。
外国人にも支給するのはおかしいとか、いろいろと非難もあるようですが、おかしかったら徐々に直していけばいい。
遠慮はしません。高校生の長女の授業料無料化とあわせて、この際、もらえるもんはもっらときますよ。

ところで、「子ども手当て」の表記が、「子供手当て」ではないことにお気づきでしょうか? 決して子供にも読めるようになんて配慮じゃありません。わざわざ「子ども」と表記してるんです。
既にその理由が分かってる方は、福祉方面に明るい方なのかな?

なんでこんな話になるかと言うと、私がよく読んでるコラム、 小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 の最新のコラム「ファンタジーの「子ども」では夢は見られない」でも、これに関する話題が取り上げられたからです。
この人のコラム、長いだけで時々何を言いたいのか良く分からないこともあるんですが、ちょっと古い表現かもしれませんが、ウィットに富んだ文体で好きなんです。ときどき成る程!と思う切り口も見せるし。
で、この小田嶋隆さんも何も言われなければ「子供」と書くが、それに対して編集者が「子ども」と書き改めてほしいと注文が付くことが多いと言っています。
その理由。

1. 子供の「供」の字には、「お供」という意味合いがあって、結果「コドモ」を「子供」と表記すると、「大人に付き従う者」であるというニュアンスが生じる。
2. その他、「供」を、神に捧げる「供え物」と見る見方もある。


要するに、「子供」の「供」の字が、子供に対して差別的だってことらしいですね。
で、この小田嶋先生は、意地を張っても仕事にならないので、注文があれば「子ども」に書き直しているとのこと。へタレですね。

私が「子ども」という表現のこだわりを知ったのは2年ほど前だったでしょうか。職場の後輩の女性から初めてその話を聞いたときには、正直、驚きました。そこまでするか!と。同時に「クッダラネー!」とも思いましたね。
そのときもう一つ聞いたんですよ。「障がい者」って表記についても。普通に書けば「障害者」ですが、それをわざわざ「障がい者」と書かなければいけないと言う人達がいるらしいです。
「障害者」の害のマイナスイメージがいけないってことらしいですね。
これは、もうクダラナイを通り越して、気持ち悪いって領域に入ります、私としては。

上記コラムには「子ども」に対する反論も載ってます。

 と、ある時、童話作家の先生(かなり有名な作品を書いているちょっと有名な先生)から、メールをいただいた。前半部分は、いつも原稿を楽しく読んでいるというリップサービスで、後半(←たぶん本題はこっち)は「子供」の表記について、メディア側の強要に負けてはダメだぞ、というお叱りの言葉だった。
 以下、内容を列挙する。
1. 「子供」の「供」は、単に複数形の名残り。たいした意味はない。
2. こういう文字を取り上げて問題にしたがるのは、子供を利用したおためごかしだ。
3. 差別の無いところに差別を言い立ててそれを問題視する連中は、差別をネタに何かをたくらんでいる。油断してはならない。
4. 表現者が表記について妥協するということは、武士が刀を捨てるのと一緒。許してはならない。しっかりしなさい。
5. なによりもまず漢字とかなを交ぜて書く「交ぜ書き」は絶対に醜い。書いてはならない。


やはり偉い先生は違う! 筋が通ってるねぇ! 私としても、2.3.4.については強く支持いたします。特に3.が臭い。
差別が言い替えや表記替えで解決するなら、とうの昔に解決しとるわ!
(4.についてはインテルのこともあった後だしね、偉そうですが)

※リンク先のコラムの全文を読むには無料の登録が必要です。
Posted at 2010/04/15 23:45:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記
2010年02月18日 イイね!

”が”が気になる

”が”と言っても、蛾でも画でも我でもない。
最近の若いもんの、助詞の”が”の使い方が気になって仕方がない。

例えばこんな使い方。
「文房具屋で鉛筆が売っている」
私が注意すると、娘達はこれのどこがいけないのか分からないと言う。
これじゃ、まるで文房具屋に入ったら、鉛筆が手をもみながら「いらっしゃい」と声をかけてきそうじゃないか。
”が”って、本来は主格を表す格助詞でしょ。上の例文で鉛筆は目的語ですよね。だったら”が”でなく”を”でしょう。

この延長線で、わざと紛らわしい例文を考えてみた。
「工場でロボットが組み立てている」
この例文の主語と目的語は何かと尋ねたら、娘達は何と答えるんだろう。

「文房具屋で鉛筆が売られている」
という受動態ならまだ分かる。”が”がちゃんと主格を表す働きをしている。

このような”が”の使い方はうちの娘達だけではない。最近の若いもんの話し言葉のなかでよく聞くようになった。
民放のアナウンサーの口から出たこれを聞いたときには、ついにここまで来たかと愕然とした。いずれNHKのアナウンサーから発せられる日も近いのだろう。そしていつか書き言葉でも見る日が来るに違いない。

日本語が変容しやすい言語だと言うことは承知しているつもりだ。
”全然”を使った肯定文にもいつしか慣れてしまいそうな自分がいる。
だが、この”が”だけは許せん! 違和感で気分が悪くなる。

文部科学省よ、何とかしろ!
Posted at 2010/02/18 22:38:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日本語 | 日記

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