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成田のオッサンのブログ一覧

2025年05月10日 イイね!

安藤忠雄展と長良川国際会議場の怪

安藤忠雄展と長良川国際会議場の怪4月26日のことになります。
東京からわざわざ帰省した次女と女房を乗せて大阪に行ってきました。例によって奴らがK-POPアイドルのファンミーティングに行くためのアッシーとして使われたってことです。午前中に着いて奴らは買い物、もちろん私は別行動。
JR大阪駅北側の貨物駅跡地の公園「グラングリーン大阪」が評判になっているのをあちこちの媒体で見聞きするようになって気になってました。











この日はお天気も良く、親子連れなどで芝生広場は賑わっていました。
JR大阪駅のすぐ北。ここを高層ビルで埋め尽くすのは簡単でしょう。経済活性化を目論んで、むしろそうするのが常道。でもそうはしなかった。英断だったと思います。

周辺を歩き回っていると次女から「安藤忠雄展やってるよ」とラインが。
どこかで安藤忠雄の展覧会をやってることを知ってはいましたが、どうしても行きたいというほどの情熱も無く、次女に教えられて初めてこの場所で開催されていることを知った次第。行かない手はありません。




2階エントランス

珍しく館内は撮影自由。



↑分かる人には分かる、安藤忠雄の第1作。”住吉の長屋”の大きな模型の側面。



大きなスクリーンに北海道にある”水の教会”の映像を投影して、鳥の声などの環境音も流して没入感のある展示も。

「安藤忠雄展|青春」と銘打ってはあるものの、若い頃だけでなく最近の作品まで網羅的に図面や模型がたくさん展示されて見応えのある展示でした。

会場を後にしてから気が付いたんですよ。そう言えば長良川国際会議場に関する展示が何一つなかったことに。



長良川側から見た国際会議場。階段部分は長良川の花火大会の際には有料観覧席になります。



長良川の反対側。通勤で毎日見ている景観。

この国際会議場ができたときは、身近に安藤建築ができて誇らしかったですね。実は長女の大学の卒業式がここで行われ、ブログにもしています

この国際会議場、竣工した際にどの建築雑誌にも載らなかったことが話題になったんですよね。その時は「そんなこともあるだろう」ぐらいにしか思いませんでしたが、安藤忠雄展でも一切触れられていないとなると、やはり何かあると思わざるを得ませんね。観覧中に安藤設計事務所の所員の方の質疑コーナーもあったのに聞きそびれたことが悔やまれます。ただ、聞いても真正面から明快な回答が得られたかどうかは怪しいとも思いますが。

そう言えば、やはりこれもブログで採り上げたことがある、那覇の複合施設OPAも展示が無かったように思います。

帰りにパラパラとページをめくっただけなので断定は避けますが、ミュージアムショップで売られていた作品集にも長良川国際会議場は載っていなかった記憶です。
岐阜市のHPにはちゃんと安藤忠雄の設計であると記載されていますが、安藤忠雄側からすると無かったことにされている模様・・・・残念。何があったんだ? 理由を知りたい。

因みに、作品集は買いませんでしたが、綿製のトートバッグを買いました。



下の方に青いマジックで何やら書いてありますよね。本人直筆のサインだそうです。ま、ネタとして楽しみたいと思います。



Posted at 2025/05/11 00:23:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2020年03月29日 イイね!

沖縄の建築物

沖縄の建築物いきなり柄にもなく一句。

雨上がり 愛でる人無き 桜咲く

当地の桜は七部咲きってところ。例年の桜の開花時期の日曜にはお花見の客でにぎわう桜の名所も今年は新型コロナウイルスの影響で数人が見上げるのみ。そんな様を詠んでみました。

さて、長かった沖縄旅行の振り返りも今回が最後。建築物編です。

最初は沖縄の安藤忠雄の作品。



これが沖縄では最初の安藤忠雄の作品のはず。まさかドン・キホーテになってるとはねぇ。竣工は1996年。当時は安藤作品の例に漏れずコンクリート打ち放しの外観だったようですが、現在はクリーム色に塗装されて安藤作品らしさが感じられません。場所は那覇一の繁華街である国際通り沿い。
外壁が塗装されていることとドン・キホーテであることで俗っぽさしか感じられず、中に入る意欲は失せてしまいましたが、人様のブログなどの写真を見ると真ん中に吹き抜けが貫いているだとか、見どころはあったみたいで、今になって見ておけばよかったかなとも思いますが、後の祭り。

もう一つの安藤作品。こちらはできたばかり。











こちらも那覇の中心街の店舗やホテル等の複合施設OPA。おそらく、最初からコンクリート打ち放しは計画されていなかったと思われます。そのせいでこちらも安藤作品らしさは薄いですね。ま、安藤忠雄個人の作品と言うよりは彼の事務所の組織としての作品と考えるべきでしょう。

メインとなる施設は沖縄県立図書館。



ゲートの手前までは写真撮影が許されました。
中にも入ってみましたが、ゆったりとした空間で読書が楽しめそうでしたが、閉架式なのか蔵書数はあまり多くも無いような感じでした。

続いては糸満市役所。
那覇空港の帰り道でたまたま見つけて寄りました。



↑南立面。



↑北立面



↑北東から。

この市役所の最大の特徴は南側にルーバー状に並べられたソーラーパネルでしょうね。





↑ルーバーを裏から見上げる。
ソラーパネルが無ければ普通の箱型建築。

このルーバーを支える斜めの柱(?)はPC(プレキャスト・コンクリート:工場で打設したコンクリート)の一体成型のように見えます。すぐ近くが海ですので、おそらくはどこか別のところでコンクリートを打設して船でここまで運んだのではないかと推察します。

設計は日本設計、竣工は2002年。日本設計のサイトには今でも立派な糸満市役所の紹介ページがあります

次が最も力を入れてご説明したい名護市庁舎。
かねてより、いつかは沖縄に行きたいと思い続けていましたが、それはこれを一目見たいがためでした。

過去のブログでも、私が大学を卒業する頃に建築のデザイン界で活発な議論がなされたポストモダニズムについて書いたことがありますが、もう一度そこから解説させてもらいます。

ポストモニズムがあるってことは、その前にモダニズムがあったってことですが、長くなるのでモダニズムの説明は省きます。要するにそれまでの主流であったモダニズムが限界に来てるんじゃないかってことで批判されるようになり、それまでモダニズムによって排除されてきた、装飾性、歴史性、土着性などを取り戻そうとした運動がポストモダニズムでした。(逆に言うとモダニズムは世界中どこであっても同じような建物であっていいとする考え方だったわけです。)

そんな動きの中で、名護市庁舎のコンペ(コンテスト)が行われ、早稲田大学のTeam Zoo(象設計集団+アトリエ・モビル)の案が選ばれました。それは思い切り土着性に振った案でした。竣工は1981年です。


↑コンペの案


↑コンペ案の模型写真

翌82年の春に私は就職したわけですが、私の大学にはたまに有名な建築家を呼んで学生の設計を批評してもらう即日設計(一日で簡単な建物を設計する授業)という授業があり、82年にはこの像設計集団の中心メンバーである大竹康市氏を呼びました。その日、当然、私は学生ではありませんからその即日設計には参加していませんが、研究室の先生からお呼びがかかり、先生と私ともう一人のの研究室OBとで大竹氏を囲んで飲む機会を得ました。もちろん、私は舞い上がっていました。ただ、当時の私達には大竹氏と突っ込んだ話ができるほどの能力もなく、「がばってください」と言われたことだけはよく覚えています。
この時から、名護市庁舎は是非見に行かねばとの思いは抱き続けていましたが、残念なことに大竹氏は83年に草サッカーの最中に倒れ、亡くなってしまいました。草サッカーで亡くなるなんて急に無茶な運動したせいかと思い続けていましたが、今改めてWikipediaを調べてみると、大竹氏は「高校時代にはサッカーと陸上競技でインターハイに出場」とありますから、サッカーも相当の腕前だったんでしょうね。
このこともあって、名護市庁舎を見に行くことは私の義務のような気すら感じていましたが、がんばった実感もなく定年を過ぎ、再就職先の社員旅行で30年以上かけてやっと訪ねることができたということです。

私が撮った写真をダラダラと並べますが、きっとその良さは分かっていただけると思います。





























予備知識なしでこの写真を見せられて”市役所”と思う人はまずいないでしょうね。
文句なしの名建築だと私は思いますが、ネットでは「遺跡みたいな建物」と評されているようで残念です。ただ、私もこんな老朽化ぶりを見ると、確かに遺跡化しつつある現実を突きつけられます。



補修が追い付いていないんですね。
実は竣工当初は下の写真のように壁面のあちこちにシーサーが立ち、睨みを利かせていました。



ところが現在は落下の危険性が有るということで、全て撤去されています。
遠くない未来にこの市庁舎が解体される嫌な予感がしてなりません。
どうか、長く残って欲しいと祈ります。

最後に、建物ではありませんが、「沖縄すげぇ!」と思わせた公園をご紹介して締めくくります。



街中に唐突に表れた、この意味ありげな門を見て、車を停めずにいられませんでした。



門をくぐると・・・







ガジュマルの大大大木!
調べてみると崇元寺という寺院の跡地のようです。寺院の建物は沖縄戦で消失。
寺院が残っていたらどんな姿を見せてくれたんでしょうか。
















Posted at 2020/03/29 22:50:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2018年10月12日 イイね!

イギリスの街並みから日本の街並みを考える(1)

イギリスの街並みから日本の街並みを考える(1)いささか身の丈に合わぬことを語ろうとしています。

イギリス滞在中の宿を振り返ったブログの中で、時差に慣れずに早朝からブラブラと宿の周辺を散策したことを書きましたが、それが私にとって結構な収穫になりました。

くどいようですが、もう一度イギリスの地図をご覧ください。



赤丸に白抜きの星がRIAT会場のフェアフォード空軍基地。その右上の青丸に白抜きのベッドのマークが4泊目に泊った The Golden Pheasant Hotel 。基地の右の緑の丸に白抜きのベッドのマークが5泊目に泊った The George Hotel 。
基地の左上の黄色い丸に白抜きの家のマークが、古い町並みで有名なコッツウォルズ。↓



基地の上の方の紫の丸に白抜きの家のマークは、シェークスピアの生家(↓)があるストラトフォード・アポン・エイヴォン。



なんでシェークスピアの生家まで持ち出すかと言うと、イギリス滞在中、The Golden Pheasant Hotel 周辺の町並みの写真(タイトル画像)を「何シテル?」でアップしたときに、鈍行電車さんから「シェイクスピア生家の近くでしょうか。新婚旅行で行きました。いいところですね〜」とのコメントをいただいたからです。
そこではなかったわけですが、まあ、ここで示した5か所、概ね近いと言える範囲でしょうか。

改めて The Golden Pheasant Hotel の周辺の町並みを厚めにご覧いただきましょう。















































ハンギングのフラワーポットが効果的に彩を添えています。
続いてThe George Hotel 周辺の街並み並み。













どちらもきれな街並みだと思いませんか? 
前回のブログでご紹介したロンドンの都心のような何でもありのデザインはここでは見られず、整って調和のとれた街並みが続いています。この街並みのどこに美しさを感じるんでしょうか?
まず、2階建てばかりで建物の高さが揃っている。屋根の形も勾配屋根ばかりで揃っている。全ての建物の建設年代が同時期とは考えられませんが、揃っているように感じられます。

では、日本の街並みはと言うと・・・。



現場の近くで拾った風景ですが、日本中に似たような街並みがあると思います。
街並みを評価する軸として建物の 高さや大きさ、色、形、素材 があると思います。上の写真の住宅はおそらく近い時期に建設されたものばかりだと思われますが、色も形も不揃い。階数も揃っていません。ところが、実は素材という点では揃っています。外壁のほぼ全てが窯業系サイディングボードで覆われています。現在の窯業系サイディングボードは、形も色も自由自在です。表面の凸凹はプレスによってタイル状にしたりレンガ状にできますし、色はインクジェットプリンターと同様の仕組みで好きなように着色できます。いまや日本中の一戸建て住宅の外壁はこれだと言っても過言ではない状況です。

次に、私の近所で最近、特にひどいと思う街並みを。



近所の歯科病院です。副医院長でもある院長の奥さんは、度々全国ネットの番組に登場したりしているので、ご存知の方もおいでかも知れません。ここで言いたいのは、もちろん歯科病院としての評価ではありません。
建物の大きさ、形、色の他に西洋の様式建築を模した饒舌なデザインのこの建物を、容赦なくこの地に挿入した無神経さです。更に夜は7色の光でライトアップしたりして、まるでラブホ。近くを通るたびにこちらが恥ずかしくなります。

こんなのも。



幹線道路沿いだとは言え、南北には一戸建て住宅が建っていると言うのに高層マンションが建設中。

このようにイギリスの整った街並みと乱雑な日本のそれとは大きな差があるわけですが、建物の高さや大きさ、色、形、素材色、形、素材の不揃いの他にも日本の街並みを台無しにしているものがあります。それは電柱・電線。

ロンドン    100%
パリ       100%
ハンブルク  100%
香港      95%
台北      95%
シンガポール 93%
ニューヨーク  83%
ソウル     46%
ジャカルタ   35%
東京23区   8%
大阪      6%

上記は世界の主要都市の電線の地中化率です。東京、大阪は先進国にだけでなく、ソウル、香港、台北にも大きく遅れています。

先日の台風21号はこの地方にも大きな被害をもたらし、あちこちで停電が発生しました。その原因として多かったのが、電柱の倒壊や倒木による電線の切断でした。
単に景観の観点だけでなく、防災の面でも電線の地中化を急ぐべきでしょう。地震の被害に対しても電線の地中化は有効なはずです。それを今までしてこなかったのは、電力会社と行政の怠慢だと思います。
もちろん、その工事には多額の費用がかかりますし、地中化後のメンテナンスはこれまで以上の費用がかかるでしょう。しかし、この状態で「先進国でござい」とは言ってられないと思います。
冒頭のイギリスの街並みは、どちらも田舎町です。狭い町で周囲は広大な畑に囲まれています。そんな街でも電線はほとんど見えない。日本にできないはずはないと思うのですが。

一気に最後まで書こうかと思いましたが、長すぎて途中で飽きられそうなので、今回はここまでに。

Posted at 2018/10/14 00:17:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2017年07月29日 イイね!

ミースの残像

ミースの残像さすがに鳥さんも夏枯れ。久しぶりに野鳥以外のお話を。

見ず知らずのお方のお住まい(住宅で間違いないと思うんですが)を承諾も得ずにアップするのは、ちと躊躇もありましたが、ま、こんな状態の家ですから、いいんではないかと。

と、その前に、明日から知ったかぶりできる現代建築史のお勉強から。
世界の3大建築家と呼ばれた方々についてです。
一人目は、過去のブログ「カマキン」でもご紹介したル・コルビジェ。



現代建築に与えた影響は3人の中でも彼がダントツでしょうね。彼の国内唯一の作品である国立西洋美術館が世界遺産に認定されたことも話題になりました。この国立西洋美術館を世界遺産に推薦したのはフランス政府だってご存知でしたか?



もう一つ代表作を挙げておくなら、パリ郊外にあるサヴォイ邸でしょうか。アメリカ人の富豪のために建てられた別荘です。大学1年の大学祭用にこれの大きな模型を作りましたっけ。



二人目は、フランク・ロイド・ライト。



この人の作品は国内にも多数あります。一番有名なのは愛知県の明治村に移設保存されている帝国ホテルのエントランス。



この人が他の二人と違うところは、作品が装飾に満ちていることと、アメリカのプレーリーハウスという様式に沿って設計したことでしょうか。他の二人は時代の趨勢として装飾を断ち、様式から離れた普遍性のある建築を目指していました。建築の大衆化が運動として(これを「モダニズム」と呼びます)進められていた時代だったってことです。
で、改めてこの人の生涯を調べてみると意外に壮絶な人生を送ったようで、施主の奥さんと不倫して再婚して子供を儲けたのはいいけれど、その新しい奥さんと子供を使用人に殺されてしまうという経験をしています。建築家として大成したのはそれ以降のむしろ老年期。
代表作は落水荘(Falling Water)。富豪の別荘です。室内も美しいですよ。興味がある人は調べてみてください。



そうそう、彼の他の作品とはかなり異質な感じのニュウーヨークのグッケン・ハイム美術館も有名ですね。もう20年以上前になりますが、ニューヨークに観光で出かけた時にここを訪れましたが、あいにく改修工事中で中には入れませんでした。螺旋状の回廊に絵画が並べてあるのが有名ですよね。
そう言えば、サイモン&ガーファンクルのヒット曲「スカボロフェアー」の歌詞にも彼の名が登場してます。



そして3人目が今回ご紹介する住宅に影響を与えたと思われる、ミース・ファン・デル・ローエ。ドイツからアメリカへの亡命組の一人です。



彼の才能は鉄骨建築で光りました。代表作の一つはシーグラムビル。ここもニューヨークに観光で出かけた時に見ています。残念ながら彼の作品は国内にはありません。



もう一つ彼の代表作を選ぶとしたら、誰もが間違いなく選ぶのがファンズ・ワース邸。どうです、タイトル画像に似てませんか?



田んぼの中にこのファンズ・ワース邸に似た住宅を見つけた時は度肝を抜かれました。しかし、よくぞやったな。
真上からも。もちろん、グーグルさんからお借りしてきた画像です。



季節は秋ですね。稲の収穫が終わった田んぼにコンバインの軌跡が残っています。
この田んぼ全部を埋め立てて敷地にすることもできたろうし、田んぼの一部しか使わないとしても、道路に寄せて建てることもできます。いや、むしろ普通はそうしますよね。でも、施主と建築家はそうはしなかった。道路に寄せて駐車場だけは設けましたが、住宅へのアプローチは道路と直角に設けた細いコンクリートの通路。そして手前に稲の緑を配して奥に住宅。もちろん周りは田んぼですから、住宅は持ち上げて。裏にも回ってみましたが、壁は無く、4面がガラスで覆われています。私はミースのファンズ・ワース邸を意識した住宅だと確信しています。
ミースは構造を表に出して表現することにこだわりました。ファンズ・ワース邸を見ていただくと、鉄骨の柱が外に出ているのが分かります。でもこちらは、柱は中に隠れて見えませんし、ガラスの内側の室内も白いカーテンで覆われて伺い知ることはできません。正直、中も見てみたい・・・。

この家の写真をもう1枚ご覧いただきましょうか。



タイトル画像とどこが違うの?と思われるかも知れませんね。この写真でご注目いただきたいのは、右端のポール。引込柱と言います。このポールで電話線や電力線を受けて、住宅までは地中配線で引き込みます。実は、我が家もそうなんですが、それらの線を軒先や壁で引き込んでいる家がほとんど。みっともないですよね。いや、元々、電線が全て地中化されていれば、自動的にそうなるんですけどね。

いや、田舎にも凄い家があるもんだ。
Posted at 2017/07/29 21:37:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 建築 | 日記
2017年01月29日 イイね!

写真日記 1月14日 枚方T-SITE

写真日記 1月14日 枚方T-SITE今回もあっさりめで。

長女と孫が里帰りしてた3連休の翌週のことになります。
以前にも書きましたが、ジャニーズのKAT-TUNのファンであった我が家の女どもは、KAT-TUNが事実上解散すると、あっさりと関ジャニ∞に乗り換えました。で、14日と15日連続で京セラドームのチケットを購入し、またしても私に会場まで乗せて行けとぬかしやりがります。
ま、私は私でそれならと目的を見つけてそれを実行したわけですが、それはまた次回。

14日の昼頃に大阪に着き、さてコンサートまでどうするかと言う話になり、思い出したのが建築雑誌で読んだ枚方T-SITE。

本を通してライフスタイルを提案する蔦屋書店を中心に、日常を豊かにするモノ・コトを集めた商業施設「T-SITE」。2011年にオープンした代官山、湘南に次ぐ3店舗目となるのが、TSUTAYA創業の地である枚方に誕生する「枚方T-SITE」だ。その規模はTSUTAYA・蔦屋書店・T-SITE史上、過去最大。「上質な日常を届けるライフスタイルデパートメント」をコンセプトに、食、キッズ、美容など、三世代で楽しめる9フロア(B1Fは夏オープン予定)を展開する。

なんだそうですよ。
湘南にはあるけど、名古屋にはまだ・・・・。大阪にこれができたと言っても枚方なんですよね。店内はおしゃれですよ。しかし、創業の地と言えども、なんで枚方? 代官山のT-SITEにも行ったことはありますが、おしゃれさに伴う緊張感は比較になりません。ここは代官山に比べればカジュアル。代官山に子連れはいなかったような記憶ですが、ここは子供用の本や雑貨のフロアーがあるくらい。コーヒーも代官山では確か一杯千円だったと思いますが、ここにはスタバが入っています。

で、見どころはこれ。







吹き抜けの天井まで届く書架。もちろん、手が届くはずもなく、はしごも用意されていません。つまり商品ではなく、装飾ですね。でも本に包まれて、知的な幸福感や満足感がありますね。
しかし、こんなんでやっていけるんやろか? もっと床面積を増やして売れる本を並べた方が・・・。
いらぬお世話ですね。



エレベーターシャフトだってこう。シースルーのエレベータは珍しくありませんが、普通ならコンクリート打ち放しのシャフト内にも文字の装飾。

コンサートまでの時間を十分に楽しめました。
Posted at 2017/01/29 18:13:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 建築 | 日記

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「スポーク張替え後、塗装完了。」
何シテル?   08/06 21:31
昔、メルマガで漫画のコラムを書いてました。
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